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村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

二条院讃岐

2016-10-24 23:37:14 | 女房三十六歌仙
二条院讃岐
にじょういんのさぬき
生没年不詳:1141年(永治元年)頃 - 1217年(建保5年)以降)

平安時代末期から鎌倉時代前期にかけての歌人である。

女房三十六歌仙の一人。
父は源頼政。
母は源斉頼の娘。
同母兄に源仲綱があり、従姉妹に宜秋門院丹後がある。
内讃岐、中宮讃岐とも称される。

二条天皇即位と同じ頃に内裏女房として出仕、
1159年19歳以降度々内裏和歌会(「内の御会」)に出席し、
内裏歌壇での評価を得た。
            二条院讃岐のうた
世にふるは
くるしき物をまきのやに
やすくも過る初時雨哉
この歌を
本歌取りして幾つもの和歌や俳句が発生した

俊成
まはらなる槙の板やに音はして もらぬ時雨や木葉なるらん
           
左近中将良経
さゆる夜の真木の板屋の独ねに 心くたけと霰ふるなり

世々ふるもさらに時雨のやどり哉 - 後村上院

雲はなほ定めある世のしぐれかな - 心敬

世にふるもさらに時雨のやどりかな - 宗祇

時雨の身いはゞ髭ある宗祇かな - 素堂

世にふるも更に宗祇のやどり哉 - 芭蕉

世にふるもさらに祇空のやどりかな - 淡々

世にふるはさらにはせをの時雨哉 - 井上士朗

時雨るゝや吾も古人の夜に似たる - 蕪村
(ウィキペディアより)
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