村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

岩清水

2018-05-30 23:02:14 | 村雨庵 稽古 
今日は水曜稽古
掛けものは巌谷小波イワヤサザナミ

岩清水まづ
弁慶が毒見かな

この俳句は
山奥の清水の毒見を
義経のために弁慶が
まずするというのだ

都落ちする義経の供をする弁慶
一心に奥州へ向かう
能の安宅や歌舞伎の勧進帳を思い浮かべると
山奥の清らかな空気や
情景が浮かんで来る

五月も最後の週だから
掛けてみたが
届いた菓子は「青梅」
月日は早いね
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玉川の里

2018-05-30 00:38:10 | 紫廼茶話会
見渡せば 
波のしがらみ 
かけてけり 
卯の花咲ける
玉川の里    相模


今日は紫兎先生のお稽古
久しぶりのお稽古は
いつもの皆様との楽しいお喋り
それも想像以上に賑やか
私目もだいぶ元気になったようだ

掛けものは
飛鳥井雅親筆の後拾遺和歌集切
上記の相模の和歌を含めて五首書かれている


後拾遺和歌集とは

平安後期の勅撰和歌集。
八代集の第四。20巻。
承保2年(1075)、
白河天皇の命により藤原通俊が撰し、
応徳3年(1086)成立。
和泉式部らの歌約1200首を収録。後拾遺集
(デジタル大辞泉の解説ヨリ)

掛軸の和歌の読みは
先生が国歌大観を広げて
しめして下さる
わかったような気がするが
帰りの玄関を出ると
難しい事は残らず
からっと忘れるのが
常だ
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