村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

読めぬ 短冊

2018-05-05 00:44:14 | 茶道具、古美術、骨董
今玄関の床の間に
ホトトギスの短冊を掛けてある
昔からあるのだが
ちゃんと読めない
作者もはっきりしない
今 読めなくとも
いつの日かわかるかも知れない

郭公ホトトギス○○○○椋本ムクモト鈴鹿川
おのが時とや鳴きわたるらむ 為之


以前ブログに
短冊の事を書いた気がして
探したら見つかったのだが
写真が今日と同じ短冊の写真だった
以下はそのコピペ

短冊は鎌倉時代
頓阿が不破の関の板廂に歌を書いて二条為世に贈った
その板廂の大きさが短冊の大きさになったとの伝説がある

深秘抄に
短冊の事、
為世卿頓阿申合候哉、
長さ一尺にて候、
只今入見参候、
此題岸柳、
為世卿自筆にて候、
裏書は頓阿、
重而子細は尭孝筆跡にて候

云々と
現在の短冊の大きさは
縦一尺二寸 36.4cm 
横二寸 6.1cm
昔はもう少し小さい

正式(晴れ)の歌は懐紙に、
普段(ケ)の歌は短冊に書いたという
コメント (2)
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