村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

飛姫茶名披露茶事

2013-02-17 21:29:16 | 村雨庵 茶事茶会
本席の床は飛び姫茶名の記念品
閑雲 義山良忠 大徳寺510世

今日は飛び姫の茶名披露の茶事である
待合でまず葛湯を 汲出茶碗は志野
掛物は新井勝利画の紅梅

誰が袖棚に
初釜の福引で飛び姫が当てた色絵扇面の水指を据える
茶入は時代の瀬戸 
父君が以前もとめてあった茶道具のうちのひとつだそうだ
仕覆は今日の為に飛び姫が自分で作ったもの
次回の自分の茶事にはまた新しい仕覆を作るとのこと
袋物を習っている甲斐があったというもの

干菓子は菓子部が作った
といっても飛び姫自身の上用まんじゅう 
干菓子の梅花糖も飛び作
茶名で頂いた「貴」の字だが
なぜか昨日と違う
動いてしまったらしい
生きている



もうひとつの干菓子盆

白い巳の二尾は飛び姫製
菓子部では
すり琥珀で鱗 立山に見立てた
右下にあるのは銭 
巳は福徳財宝を授けてくれるとか
黄色に染めた薄甘せんべいを楕円にし
真ん中を四角く押すと銭に見える
お客様は懐紙にたくさん移されたとか



お客様は三名
正客は林和靖リンナセイ 初めての正客
次客は着付けの先生のカズ先生
詰はサカチカさん
四畳半の茶室がとても広く見える


亭主の飛び姫は巳年
年女だ 
36歳である 
その上
背が高く稀に見る美しさ 
まさに弁天様
生徒様 弁天様
ああ
有難や・・・

合掌




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