村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

なりゆきに まかす

2013-02-05 23:51:13 | 茶の事
梅散りて 鶴の子寒し二月かな 鳴雪

内藤鳴雪(1847‐1926)

幕末から明治維新、伊予松山藩の藩士、教育行政官、後、45歳から子規の指導で俳句、
俳号の鳴雪は・・・なりゆきに任す・・・からとは洒落ている

2009.2.9の拙ブログに書いてあった

以前に書いたことあるかどうかとか
聞いたことあるが
記憶が定かではない事柄を
自分のブログから 自分で検索したりする
このごろ脳の記憶脳が特に衰えて
知っているような気がしても
ほとんど思い出せない

今日も半泥子の窯を引き継いだ陶芸家の名前が思い出せず
廣永ヒロナガ窯まではやっと出てきたが
さて 弟子の陶芸家の名前がわからない 
作品は浮かぶし
以前日本橋高島屋でコーナーがあり
結構高かったのを横目で見ていた記憶あり
でも さて名前は・・・
紫兎先生がドヘイさん
そうおっしゃって
坪島土平だ
やっと思い出した

有名な陶芸家はだいたい記憶に残っているが
川喜多半泥子の名前も出にくい
津市の銀行家で
お数寄者で
轆轤が回る
とか
松籟庵様が何かお持ちだったなど
周辺の事情は色々思いだすが
半泥子の名前はやっとの事で思い出した
それと同じく坪島土平もすぐに忘れる
確か松の絵の皿か鉢か 
わが家のどこにあるはずだが 
それも思い出せず
みな 忘れてしまう
でも
忘れるからこそ 
思いだすという努力をするのだと
楽天的に考えよう
今日はそれで
ちょっと 
脳が働いた気がした
まあ 無理をせず
記憶脳も
成り行きにでも まかす 事にしよう

明日は村雨庵の稽古日 
予報では雪が降るようだが
かの日のように積もるのだろうか
さて我が愛するお弟子様
さすれば どうぞ転ばぬように
ギュギュッと雪踏みしめてお越しあれ
 


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