ホテルの朝食はパスして、部屋で、買っていたローテンブルグ名物の「シュネーバル」を食べることにしました。持って歩くのも大変だし早く処分したかったからです。
(写真はAB-ROADのサイトより)
スノーボールという意味のお菓子で、直径10センチほど、1個2.4€。ひも状の生地をぐるぐるとボールのように丸めて油で揚げて、チョコレートやナッツ、粉砂糖でまぶしてあります。
テレビで見ていたので絶対にゲットしようと決めていました。サクサクした歯ざわりがたまりません。ソフトボールみたいに大きいので2人で1個で十分でした。
ミュンヘンのホテルを7時35分出発。ザルツブルグに向かって東へ145キロを走ります。車窓はいつものように美しい田園風景です。が・・・・・、あれっ?カメラの電源が入りません???
この期に及んで壊れたのかと覚悟しましたが、よく考えてみると充電器にバッテリーを残したままにしていたのです。スマホと夫のカメラで凌ぐことにしましたが、夫も充電器を持参するのを忘れていたので電池残量を気にしています。
ザルツブルグは塩の城の意味。新市街のミラベル宮殿と庭園を散策しました。前回来た時は雪に覆われていましたが、今回は明るい太陽のもとに緑と花。シンプルで開放感のある庭園でした。サウンド・オブ・ミュージックの舞台にもなったことで人気があるようです。
マルカト橋を渡り旧市街へ。この橋には、パリに習ったのか恋人たちが永遠の愛を願ってかけた南京錠が隙間なくびっしりとかけてあります。
旧市街で最も賑わうゲトライデガッセ。鉄細工の美しい看板が目を引きます。この通りには黄色い家のモーツァルトの生家もあります。
昼食は中華。ここにきて中華?と思いきや、それが薄味でとてもおいしかったのです。中国人経営のお店でした。
午後はザルツブルグの南東に向かいます。ザルツカンマーグートは2000m級の山々と70以上の湖の美しい大自然で世界遺産です。その中のハルシュタットが目的地です。
たくさんの湖が点在し、小さな美しい村々があります。緑と水と青い空と白い雲。地球人の心に宿る原風景です。地球にはまだまだ緑も水も多いことが実感されます。
ハルシュタット湖畔は世界で一番美しい湖岸の街と言われています。集合場所まで遊覧しましたが、あっという間に着いてしまいました。それでも美しい湖上体験は貴重なものになりました。
ザルツカンマーグート(塩の宝庫)と言われるだけあってお土産は岩塩を使ったバスソルトやハーブソルトのお店がたくさんあります。家族経営のペンションや民宿並び、夏場はとても賑わうそうです。
これから4時間かけてウィーンに向かいます。フランクフルトからずっと一人で安全運転の誠実なドライバーさんです。何とスロバキアのバス会社で、新車の快適なバスでした。乗車中はずっとシートベルトを着用しておくことをかなり厳しく言われました。
ウィーンのホテルはシェーンブルン宮殿にほど近いルネッサンス。最後の2泊がこのホテルでよかったと嬉しくなりました。
温度:12~24℃