午前10時50分、飛行機はスマートなランディングをして無事に羽田に着陸しました。
少し不安を覚えながらスタートした70代夫婦の旅は、いくつかの甘辛のエピソードを残しながらも楽しく終えることが出来ました。旅の内容も判定ははなまる!!
飛行機を降りて通路を歩いているときに、私の名前がカタカナで大きく張り出されてカウンターに来るように指示が出ていました。
呼び出しという事は「家族に緊急事態?」と一瞬身構えましたが、女性の係官が飛んできて荷物が届いていない旨の説明をされました。ホッと一安心。
手荷物受取所のカウンターで説明を聞くと、荷物のタグがとれてまだミュンヘンに留まっているとのこと。
別に旅行会社のタグをつけていたので、私自身の荷物という事は確認がとれているようです。数枚の書類を書かされて、とにかく2日遅れで家まで届けてくれるということになりました。
荷物のトラブルは今回が初めてではないし、大切な書類が入っているわけでもないので、むしろ身軽になって福岡便に乗り変えるべくチェックインしました。
今回のお土産は消耗品ばかりを選びました。断捨離をしている身には、食べたら、飲んだら、使ったら無くなるものに自然に目が行きました。身につけるもの、キッチングッズに目がいかなくなって、返ってスッキリしています。
アンぺルマンのTシャツと キーホルダーはお土産の分です。
ワインはリューデスハイム「プロストワインハンデル」で求めたものです。割れることもなく指定日にきちんと届きました。
ドイツ屈指の高級ワインというラインガウ産「アウスレーゼ」、特級畑で作られる最高品質の辛口ワイン「グロセス・ゲヴェクス」、おまかせ白ワイン辛口、甘口、缶詰のドイツ産ソーセージをまとめて送ってもらいました。試飲をして決めたワインなので楽しみです。
花柄のバッグは、リューデスハイムでお土産を入れるのに買ったもので、結構気に入っています。
エリザベートとクリムトがウィーンの空港の目玉のようです。コインを使い切ろうと思ったのが、返って増えてしまいました。
これがヨーロッパの最後の旅にしようと思っていましたが、旅の想い出はかえって旅心をあおりそうです。
当分は旅の想い出話で時間が持ちそうです。