新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

ほっとひと息のミニ旅・唐津へ

2018年11月20日 | 国内旅行記

 

9月からずっと忙しかったので、この辺で2食付きの宿でゆっくりしたい・・・と佐賀県の唐津にやってきました。バスと電車で2時間足らず、海と山の見える十分に旅情が味わえるところです。観光したいところも沢山あります。
東京駅設計で有名な辰野金吾監修の「旧唐津銀行」はなかなか見応えがあります。

重厚で黒光りのする木製の扉や階段に、当時の未来への希望に輝いた時代が見えてきます。

唐津銀行の創設者・大島小太郎の「旧大島邸」。茶室が素晴らしい。


更に素晴らしかったのは「旧高取邸」。炭鉱王の高取伊好の2300坪の邸宅で重要文化財の指定を受けています。決して華美ではないが杉戸絵や欄間に漢文の世界が見え隠れして、知識人の深い素養がしのばれます。
中でも室内に設けられた能舞台の見事さ、設計の工夫は見事です。撮影は禁止。ボランティアのガイドさんの説明がとても分かりやすく来て好かったところです。

唐津城へも。220段の石段はスルーしてエレベーターを利用しました。

天守閣から見る唐津湾は少し霞がかっていましたがやはり静かな美しい光景です。




夕食つきの宿はメニューの選択に悩む事もないのでやはり楽です。








今日の歩行は12000歩。明日は秀吉の朝鮮出兵の基点になった名護屋城址に向かいます。

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