★ ノイエ・ピナコテーク
アルテ・ピナコテークと公園を挟んで向かい合って建っています
ここもルートヴィッヒ1世により開設されたものですが、戦禍を受け建て直されてモダンな建物になっています。
ゴヤ、モネ、セザンヌ、ゴッホ、ルノワール、クールベ、ターナー、マティス、ピカソなどなじみのある19世紀の絵画や彫刻の豊富なコレクションがまばゆいほどです。広々として明るいので、ゆったりと鑑賞できます。
朝からずっと立ちっぱなしでくたくた・・・。カフェでひと休みです。
★ モダン・ピナコテーク
ここは、アルテ・ピナコテークと道路を挟んで向かい合っています。アルテの2倍はあるという広々した建物で、吹き抜けのロトンドを中心に展示室があります。
現代アートというと難解な感じがありますが、ここは建物ごと鑑賞する感じで、楽しくなる美術館でした。
最初に3館共通のチケットを買ってしまったので、6時までにアルテ、ノイエ、モダンと3つも回る羽目になり、いささかくたびれました。
★ 食事
レストランはドイツ語のみ。仕方がないからガイドブックの写真を指差して注文すると、すぐわかってくれました。
うどんみたいなものは「プファンクーヘンズッペ」で、甘くないクレープを細切りにしたものが入ったコンソメスープ。南ドイツの名物です。
ミュンヘンを訪れたら絶対に食べたかったのが白ソーセージ。「ヴァイスヴルスト」と注文すると、お湯の中に漬けた白ソーセージ2本と小粒の岩塩をふった固いプレッツェルがセットで出てきます。甘いマスタードがよく合っています。フォークとナイフを使って皮を剥きます。隣のテーブルの人がプレッツェルはスープに浸して食べるといいと教えてくれました。
ビールは淡くて軽い「ヘレス」。これがあまりにもおいしかったので、他の種類を試すことなくこればっかりでした。
ドイツの人は、「おつまみ」もなくビールをがぶがぶ飲んでいるのをテレビで見ましたが、このビールならと納得できました。
旅の最初からあまり体調がすぐれなかったのですが、この食事で見事に回復しました!