新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

ミュンヘン&チューリッヒの旅 2日目ー①

2012年11月13日 | ’12 ミュンヘン・チューリッヒの旅

★ トラム
Img_0709_2まず観光案内で最新情報をキャッチ。といっても仕事人は夫。市内地図と路線地図をゲットし、トラムの乗り方を確認します。切符売り場で「パートナー3日間乗車券」を購入。€23.7。
これ1枚で二人が、トラム、バス、地下鉄に 3日間自由に乗り降りできる有難い切符です。市内を縦横に走っているトラムは路線も本数も多く便利な市民の足です。





★ 停留所

Img_0593_3Hマークが停留所。最初にトラムに乗るときに刻印機を通すと有効な乗車券になり、3日間自由に乗り降りできます。乗り降りの時にチェックがないので、無断乗車も多いのでは・・・と勘ぐってしまいますが、不正乗車が見つかれば多額の罰金が待っているようです。
「進行方向に向かって右のドアから乗る」に慣れないと、うっかり逆に向かってしまいます。





★ アルテ・ピナコテーク

Img_0600この美術館が今回の目的のひとつです。

ルートヴィッヒ1世は皇太子時代にローマに旅してルネサンスの芸術に心を奪われ、以来ミュンヘンを芸術大国にしようと壮大なロマンを持ちます。19世紀初頭に「芸術は万民の物である」との熱い思いから、ヴィッテルスバッハ家が16世紀から集めた名画を陳列するために美術館が建設しました。

テレビBS番組での解説がとても印象的でした。国王ルートヴィッヒ1世が暗号「メバト」と呼んで、20年の歳月をかけて秘密裡にやっと手に入れたという1枚の絵。それが、取引の金貨が一晩かかっても数え切れなかったというラファエロ「テンピ家の聖母」です。このエピソードに誘われてやって来たようなものです。
絵画がよくわかる方ではありませんが、絵の背後に隠されたエピソードや歴史が面白いのです。


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デューラー「自画像」と「四人の使徒」。アルトドルファー「アレクサンドロス大王の戦い」。
ネーデルランド、ドイツ、イタリア、オランダ、フランドル、スペイン、フランス絵画と一枚一枚が抱きしめたくなるような名画ぞろいです。ドイツ語のキャプションなので、せめて名前だけでもと「解読」しながらだからとても疲れ、途中のソファーに腰を下ろしながら時間をかけて回りました。
終わってショップに立ち寄ると、日本語版の画集が売っていました。先にこれを買えばもっと楽しく観られたはずです。残念。







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