新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

ミュンヘン&チューリッヒの旅 1日目

2012年11月11日 | ’12 ミュンヘン・チューリッヒの旅

 今回の旅の始まりは、テレビ番組「欧州 美の浪漫紀行」からです。スイスの小さな街ヴィンタートゥールの「オスカー・ラインハルト・コレクション・アム・レーマーホルツ」と、南ドイツのミュンヘン「アルテ・ピナコテーク」を中心に歴史と美術の街歩きです。

 一番困ったのは旅のいでたち。ネットで調べても一番知りたい服装のことはなかなか見つかりません。現地の10日間の天気予報では、0℃前後の時もあれば、16度の時もあります。薄手のコートにするかオーバーコートにするかは重大な問題なのです。昨年の同時期のパリは暖かくて、コートなしでもOKの日があり、セーターなど無駄になったためしがあるのです。

 ということで、いざという時はライナーとフードで対応できる合物半コート。セーター数枚、カーデガン1枚、ロングブーツ、カシミヤのショール、長袖ヒートテックのインナー、スパッツ、手袋、スカートは無しでパンツのみ。じんわりと効くスチームタイプの温湿布。
過去に、室内外の温度差に汗をかいて体調を壊した経緯も考えて、薄手のセーター、綿のカットソー、半袖のヒートテックと綿の半袖インナー。薄手のアクリルショールも準備。スーツケースの重さは13キロ。

 朝の早い便で福岡から成田に飛び、ANA 12:50発 に搭乗。席を立ちやすいように、ネットで通路側席を予約していたので、機内の飲み物は何でも安心してOK。

 さきほど昼食を食べたのに、離陸するとまもなく食事が出ます。添乗員さんが二人の年齢を見てか、「和食がお勧めです」・・・。この2,3日体調がよくなかったのでさっぱり系はちょうど合っていました。

Img_0578Img_0582






 食事が終わると、時計はまだ3時なのに、窓を暗くして強制的に「夜」が作られます。地球の自転とは逆方向に飛ぶので、「夜」どころか朝日を受けて輝いている雪原に脳はなかなか反応できません。人間の体に、作られた「夜」を演出するのはなかなか大変です。眠るか、座席のテレビを見るか、スポットライトで読書をするかの12時間の飛行です。

 映画を2本見ながらみかんを食べていると、「温かいお茶でもお持ちしましょうか」と、添乗員さんの気配りに感激です。ペットボトルのお茶でなく、お湯で淹れたお茶にホッと一息。作られた「真夜中」に、紙コップでなくプラスチックのカップでおいしくいただきました。

 日本時間の夜9時ごろなのに、今度は強制的に「朝」が作られます。「お早ようございます。よくお眠りになれましたか」、と朝ごはんが出てきます。朝から今日は何回食事をしたのだろう・・・・。ミュンヘンに到着したら、現地時間の夕飯タイムもあります。

飛行中にブーツを脱いでしまうと、むくんだ足にはファスナーが閉まらず履けない恐れがあります。だからブーツはずーっと履いたまま。このブーツ、旅にはとても快適で愛用しています。

ミュンヘン空港からミュンヘンのホテルまでタクシーで 25分ほど。料金はバックミラーの左端に表示され €62.1。ユーロ以下の端数は切り上げるので €63 になり、それにチップを €2 プラスして €65 払いました。これがタクシーの普通の乗り方のようです。(  €1=¥107  )
電車も便利で安くで40分ほどで着くようですが、2個のスーツケースを転がして移動するのは大変に思いタクシーにしました。入口が3か所あり、初めて降り立つ駅にしては難儀だったと思います。

Img_0795

 ANAのサイトでとったホテルは、清潔さも広さも対応も、口コミ以上に快適でした。駅まで歩いて7,8分。一番賑やかなカールスプラッツのトラムの駅までも12,3分。徒歩でアクセスがいいのは旅行者には一番嬉しいところです。

Img_0790

いたるところに花がお洒落に飾られているので、つい評価も高くなります。

Img_0781









コメント (6)