おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

今夜はこの機材を背負って星空撮影に行きます!

2021-04-10 16:11:02 | ブログ


昨日と今日はこの春に入って最高の空です。特に今日が透明度が最高に良くてほぼ一日中快晴の天候です。新月直前で星空の撮影をするにはこれ以上ないコンディションなので、この機材を背負って八ヶ岳の白駒池へ真夜中の撮影に行ってきます。

機材は必要最低限度のもので、撮りたい構図も時間帯も分かっているので、不要な機材は持って行きません。カメラ2台、レンズ2本とポラリエ、三脚の組み合わせです。三脚は軽量でコンパクトなベルボンのウルトレックU-63Cです。



今夜の撮影でどうしても必要なのが、このPanasonicのXU-1です。E-Bikeですが、レストハウスふるさとから30分ほどで白駒池の駐車場まで上がります。当然ですが入り口のゲートは閉まっているので、車やバイクでは入れません。唯一徒歩か自転車でなら入れます。冬季はファットバイクで入って楽しんでいる人が結構いるようですが、今の時期に入る人はそう多くはないでしょう。麦草ヒュッテのご主人が言うには、ゲートがクローズされても自転車が時折入ってきているそうです。



麦草峠へは真夜中に上がるのでE-BikeのLEDライトを点灯させて行きますが、XU-1のライトはとても暗くて夜間走行は危険なので、新たに明るいLEDライトを買いました。1500ルーメンと明るいので、これなら安全に走行できそうです。



ハンドルにしっかり固定して準備完了です。白駒池へ上がっても寒さから逃げる場所が無いので、防寒をしっかりした上で撮影に臨みます。そうは言っても往復1時間もかからない上に撮影は1時間程度なので、トータルでは2時間ほどで戻ってきます。帰るときに気をつけないといけないのは、この寒さで路面が凍結している場所があるので、そこだけは気をつけないといけません。



ポラリエにはウェイトもペットボトルアダプターの使いません。カメラ類だけで1kgを大きく超えていますが、ポラリエ雲台ベースの上部で常に撮影していれば追尾には全く影響がありません。途中徒歩で行く場所であっても車で行ける場所ならペットボトルアダプターなどは装備して行きますが、自転車と徒歩だけなので、今回は敢えて必要最小限度のセットで行きます。しかし、そうは言っても「ポーラーメーター」は持って行きます。北極星が見えない場所での撮影なので、例え広角レンズで1分以内の撮影でもこれは必ず持って行きます。

今後何度かは長野県内でE-Bikeを使った星空撮影をやって行きますが、今回は白駒池で行います。次回は乗鞍で撮影をしようと考えています。



SP赤道儀を改造して作った「Mark-X用微動架台」ですが、塗装が出来ていなかった部品の塗装が終わったのでご注文された方へ発送しました。Mark-XとSP赤道儀では剛性などが違いますが、ブルーハンマートーンで綺麗に仕上げているので、組み合わせても違和感なく使っていただけると思います。またご要望があれば作りますが、結構手間がかかる製作なので、滅多やたらと作らないでしょう。またSPの部品が手に入れば作ろうと思っています。