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おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

乗鞍岳へ行ってました . . .星も

2022-08-01 16:40:42 | ブログ


昨日は、乗鞍高原で泊まって久しぶりにポラリエUを使って星空の撮影をしておりました。午後8時過ぎに撮影の準備をしていましたら、突然雨が降ってきたのでしばらく待つ事にしました。しかし2時間ほどで晴れてきたので宿の外へ出たら、こんな星空は見た事が無いというくらいの物凄いギラギラした夏の天の川が見れました。日本でこれだけの天の川が見られるとは想像もしていなかったのですが、何故あんなに見えたのかは謎ですが、雨の直後だったので、空の透明度が相当上がってあれだけの星空が見えたのだと今は理解しています。

そのあと一ノ瀬園地近くで撮影を開始したら直ぐに曇ってきてじきに星が一つも見えなくなって撮影はそこで終わりました。しかし夜中には必ず晴れると信じて午前2時頃に外へ出たらすっかり晴れていたので、また撮影にでかけました。しかしそれも1時間ほどで薄明が始まったので、消化不良気味の状態で撮影を終了しました。本当なら位ケ原山荘に泊まって撮影をするつもりでしたが、天候が今ひとつ心配だったので乗鞍高原で泊まりました。今は信州割があるので、かなり安く泊まれます。昔は車中泊が普通でしたが、今はほとんどしなくなりました。しかし撮影上どうしても必要な場所では車中泊か野宿をします。



乗鞍高原は、標高1500メートルありますので、星空は申し分ありません。残念ながら小海の星空も乗鞍には多分負けます。もちろん阿智村でも負けるでしょう。大きな違いは標高の高さと周辺部の光害の少なさだと考えています。不思議な事に乗鞍高原に天文台を作る人は一人もいません。見たことも聞いた事もありません。乗鞍高原は今や宿泊施設がどんどん潰れていって、後継者がいない事もあって今やお盆の時でも一人で泊まれます。仲間が沢山いたら使われていない施設を買い取ってそこに天文台も作れば一挙両得です。今は八ヶ岳周辺は光害が酷くなりつつあるので、ちょっと東京方面からはさらに遠いですが、天体観測の環境としてはピカイチかもしれません。



それで宿に戻ってから1時間ほど休んでから午前5時に起きて、今度はe-Bikeで乗鞍畳平を目指して上がりました。天気は上々で朝6時のゲートが開くのと同時に登り始めました。流石に他の自転車野郎はおりませんでした。誰も走っていない道を一人で走るのは気持ちの良いものです。路線バスも1台だけすれ違いましたが、結局畳平までは誰にも合わず貸切状態でした。



途中で新しいリニューアルされた冷泉小屋を見ましたが、外から見た限りでは以前と同様な感じでした。もちろん綺麗にはなっていましたが、値段もそれに合わせて素泊まりで1万円するので、それなら位ケ原山荘を利用します。今現在は予約状況は良さそうですが、来年以降には落ち着いて利用者も減ってくるのではないかと考えています。



穂高槍ヶ岳が綺麗に見えます。距離的には結構離れているはずですが、空の透明度が良いので近くに見えます。



チングルマの群落ですが、もう最盛期です。あと何日花を見られるのか分かりませんが、いいところあと1週間くらいでしょう。他の高山植物も枯れかけているので、もうピークは過ぎたと思います。



畳平へ上がってくるバスは私が知っている畳平のピークよりは遥かに少ないです。まあマイカー規制がされていない時は夏のお盆どきだと数十台のバスが駐車されており、人でごった返していました。そして岐阜県側の駐車場は天文ファンに占拠されていて、夜中には発電機の音がずっと聞こえていました。しかし今は静かなものです。



しかし、夜の星空撮影と早朝からの行動は一緒にやると本当に疲れます。今も半分寝ながらブログを書いています。昨夜も結局2-3時間しか寝ておらず、宿に朝9時に戻ってから温泉に入ってから帰路につきましたので、夜に撮影をするなら早朝からのe-Bikeはやめた方が良さそうです。今週中にできればもう一度乗鞍へ上がりたいですが、今度は位ケ腹山荘に泊まって撮影します。天候に恵まれなかったら次は来年までチャンスはありません。

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