今カメラの話題の中心はCanonから発売された天体用ミラーレス機「EOS Ra」だと思いますが、私も注文するつもりで、今まで使ってきた2台のEOS 6DのHKIR改造機を売却しました。しかしここに来てどうするか悩んでいます。30万円もする天体専用機を買うか、無改造のEOS Rを買ってハヤタカメララボのHKIR改造をするかですが、冷静に両機の機能などを比較してみると、大きく違うのは天体用としてHα領域が写る、ライブビューの拡大率が30倍という部分だけのようで、他はEOS Rと同じのようです。
これまでEOS 6Dを使ってきましたが、ピント合わせで苦労した事はそれほど無かったので、30倍というのが必要かどうかですが、自分的には10倍で十分だと考えています。もしEOS RをHKIR改造をした場合のお値段は20万円を切るくらいで、EOS Raとは10万円も違います。ハヤタカメララボさんでもまだ両者を比較したことは無いそうですが、機会があればやりたいとおっしゃられていました。実際に同じ質問が多く来ているようで、EOS Raを買うつもりだったが、Rの改造を決断された方から多くの依頼が来ているそうです。
何れにせよ、現状ではレンズだけあってカメラが無いので、早い事結論を出さないといけないと思っていますが、多分今の状態ならEOS RのHKIR改造をする方になるだろうと考えています。EOS Raがどの程度売れているか分かりませんが、両者の撮影結果がネットに出てくれば、徐々に改造する方にシフトしていくような気がします。来年になればEOS Raの値段も下がってくると思いますが、それでも20万円台後半の価格推移となるでしょう。まぁ、ボーナスを沢山もらってお金に余裕のある人はRaを選択すればいいでしょうし、そうでない人は改造を選べばいいでしょう。ただ改造を選ぶと言っても20万円ですので、それも難しい人は値段が下がってきたEOS 6Dの改造機を中古で見つければいいでしょう。
ところで、昨日まで開催していた年に一度のスーパーセールですが、一番良く売れたのは、TeleGizmosカバーでした。あの価格では赤字です(笑)例え利益ゼロでも、それまで多くのお客様に当店をご利用いただきましたので、、それに対しての年に一度の感謝のしるしです。最近になって、このカバーをリピートしてくれる方がとても増えてきました。リピートするというのは、それだけ使って良かったと考える方が増えてきたという事です。一見高い商品ですが、長年に渡って使い続けられる上に機材を屋外に放置できて稼働率も上がるという意味では、その値段以上の価値はあります。
画像はうちのマロンちゃんです。首だけになっていますが、ちゃんと胴体もあります。うちで一番の年長猫です。他の猫と仲良くできないので、庭にある2Kの戸建てに住んでいます。来た人がみると小屋の大きさにビックリしていきます。