以前からアナウンスしていたスカイウォッチャーの新製品「SkyWatcher Star Adventurer GTiマウント」をさらに使いやすくするために「汎用ユニバーサルベース」を作りました。今日塗装処理が終わって仕上がりましたので、ご注文可能です。合わせてGTiマウントとセットになったお得な商品も販売中です。いずれも在庫品です。
このユニバーサルベースがある事でアルカスイスクランプベースを取り付ける事が可能です。特に小口径の写真鏡筒などは、どちらかと言えばアルカスイス仕様になっているものが多いので、クランプベースもそれに合わせて使えるようになればと考えて作りました。ただし取り付けは、タカハシM8P35仕様に適合するものでないと取り付けは中央の1/4インチだけになります。
ビクセン仕様のクランプベースは、一般的にM8P35仕様になっているものがほとんどなので、装着には問題ありません。純正の状態だとネジ１本だけの点で支えるだけになるので不安だと思われる方もいらっしゃるので、その場合は既製品のしっかりしたクランプベースを利用できます。
他にも中央に1/4インチネジ穴が設けてあるので、キャップボルトを通しておけば自由雲台なども使えます。また微動雲台を乗せて使う事も可能です。
こんな感じで自由雲台が乗せられます。ただし、SkyWatcher Star Adventurer GTiマウントがどの程度の追尾精度を有しているのか分からないですが、星景写真にも使えるので、この一台で3役くらいこなせるのはとても便利です。それもこの「汎用ユニバーサルベース」があっての事です。
見た目も違和感なく一体化するようにデザインしていますので、クランプを使うにも支障ありません。まだ私自身使っていないのですが、近いうちに使ってみようと思っています。その際にはまたリポートします。
今日は午後から「ガトキン（ガトーキングダム小海）」で社長さんらと今年の星フェスなどについて打ち合わせをしました。今年からはホテル支配人さんが小海町などとの交渉役をやってくれるので、私の負担はかなり減っています。今年の開催はどんな形であれ、ホテルとしてはやりたいという意向です。あとは問題となるのは、小海町側の関与がどこまでなのか、或いは全く関与しないのか次第です。ただ、去年の事があるので、今の担当者はもう関わりたくないというのが本音だと思います。町としてはこれまで５回開催して総額が少なくとも800万円くらいは使っているはずですが、そこまで費用と労力をかけて何も生み出さなかったとなると町民の税金を使って開催しているので、これは小さくない問題です。何れにせよ、後は担当者に任せるしかないので、結果がどうであれ星フェスは継続させる方向に向かっていると考えていいでしょう。
