お昼時に時間がちょっと空いたので、PSTをセットして太陽を見たところ、ダイナミックなプロミネンスが出現していたので、早速いつもの「お気軽ズーム撮影用アイピース」とPower Shot S95で撮影してみました。単画像ですが、その巨大さが分かるはずです。地球を数個のみこむビッグサイズです。写真が今一つ下手なので”こんなものか・・・”と思われるかもしれませんが、実際に眼視で見たイメージは、素晴らしくシャープに微細なプロミネンスの構造が良く分かります。
いくらレジスタックスで数百枚の画像を処理したからといって、それぞれ単画像のクォリティーが低ければ、それをいくら集めても良画像にはなりません。逆にイメージがはっきりしなくなります。月や惑星をToUcamやImaging Source DMKカメラで撮像しても同じで、シーイングの良い日にきっちり撮ったものとそうでないものとでは、処理した後の画像は大きく違ってきます。この辺は勘違いされている方が多いので、気をつけられたらいいでしょう。天文雑誌で入選されるような方が撮影されたものは、ビデオで撮ったものでも、一枚一枚チェックして、その中から最高のコマだけを選び出して、それを処理して最終的に素晴らしい一枚に仕上げています。その労力たるや大変なものです。
まぁ、私も初心者の域を脱出しきれていないのですが・・・、少しづつ勉強してより美しい宇宙の姿を表現したいと考えています。