おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

Astrotrip(AIRY DISK)社が来店されました!

2024-10-15 17:45:12 | 八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ


星フェスの出展社でもあるAIRY DISK社の総代理店の「Astrotrip」社のサイコウイクさんとリュウライさんが13日に当店へ来られました。星フェスのホームページに「AIRY DISK」と最初に記載がありましたが、AIRY DISK社は、あくまで望遠鏡メーカーで、正しくは、Astrotripという日本などで望遠鏡を販売する代理店です。店長のサイコウイクさんとも色々と話しましたが、日本語はお二人ともペラペラで普通の会話ができました。お話を聞いていると、店長は日本の大学を卒業していて子供の頃からの星好きで天文ファンです。日本の古い製品にも知識が豊富で正直驚きました。Astrotripの営業だけでなく、IT企業の取締役でもあり、業界関係のことも相当に詳しいようでした。食事をしながら夜までお話ししましたが、とても気さくで人間的にも優れた人格の持ち主であると思いました。今後は、彼らとは良き友人としてお付き合いができそうで、今後の展開が楽しみです。

ところで、同社のホームページは、まだ制作途中ですが、その過程のページを見せてもらいましたが、天文ファンならワクワクしそうな素晴らしい情報ページでした。流石にIT技術者だと思いました。多分、アップされるのは、11月頃になるとは思いますので、分かり次第リンクさせていただきます。



それで来店された目的の一つでもありますが、AIRY DISK社の商品をサンプルとして置いていきました。一本は、106ED APO fl=700mm F6.6で、もう一本は、85ED APO fl=510mm F6です。106EDには専用の0.75xのレデューサーがあり、それも合わせてお借りしました。2本ともこれから使ってみますが、どんな結果が得られるか楽しみです。AIRY DISKは、もう長いこと望遠鏡のレンズなどを製作しているメーカーで、その技術も確かなものがあるそうです。一部OEMとして作られているものもあるので、そういう意味では驚くことは無いのかもしれませんが、全く新しい光学企業では無いので、その技術は確かなものがあるのでしょう。



当店でお話をしている最中に、PENTAXの赤道儀と105 SDP鏡筒を見て、「日本の製品は見た目が美しいデザインで、また性能も素晴らしい!」と言っていましたが、光学系自体が素晴らしいものなのは理解できますが、望遠鏡のデザインは、もう少し考えたほうが良さそうです。他にも類似したデザインの写真用望遠鏡が色々とありますが、どれもそのデザインが類似していて、これといった特徴が無いので、そこに独自のデザインを加えれば、注目されやすく購買意欲も湧くような製品になると思っています。日本のメーカー製品でも光学系が優秀なのは分かりますが、その割には接眼部が普及機と同じというのがあります。海外で人気が出にくいのは、そんなところもあるのかもしれません。

いずれにせよ、星フェスの会場には、当店から貸し出すPENTAX MS-55iの自動導入改造機に「204ED APO fl=1428mm F7」を搭載してお披露目されますので、ぜひ会場でご覧になってください。

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