
今日も午前中は部品の塗装作業をしておりました。大分前に仕上がっていたペンタックス望遠鏡の部品の塗装をやりました。今日も暑かったので、部屋に閉じこもって作業するのは結構キツイです。私の住んでいる小海町の稲子地区は標高1150メートルもある高所ですが、直射日光の強さは東京以上かもしれません。紫外線が特に強そうなので、日向に長時間いると直ぐに日焼けしてしまいます。暑さも炎天下では40度近い気温になるので、避暑地とは言い難い暑さです。ただ、ここの良いところは夜が涼しくて扇風機など使わなくても休めます。ちなみに今の時期でも羽毛布団をかぶって寝ています。

話が脱線しましたが、ペンタックス望遠鏡用の新たな部品を作りました。ペンタックス望遠鏡の純正鏡筒バンド、BH-75、BH-114、BH-140などにダイレクトに取り付けができるアリガタレールです。知人から作って欲しいという事でいくつか余分に作りましたが、こんな物を欲しがっている方がいればと考えて作りました。塗装もGハンマートーンで仕上げているので、鏡筒バンドともマッチします。今日ネットショップに出しますので、こんな商品が欲しかった方はぜひご注文ください。

こちらも当店で作っている1/4インチネジですが、業者に依頼して一から作ってもらっています。元々ポラリエ雲台用に考えたネジですが、それまでは既製品を使っていました。しかし、そのネジの強度の低さに何とかしたいと考えた結果新たに作ることにしました。こんなネジですが、単価は結構しています。大手メーカーのように中国などで大量に作っていれば安く作れますが、当店ではそれほど数は作らないので、結果として単価は高くなります。

このローレットネジには、既製品には無い工夫があります。横から見ればわかりますが、穴を開けてあります。この穴はとても重要で、ポラリエ雲台に自由雲台などを取り付ける際にドライバーなどを通してしっかり締め付けられるように設けてあります。PCBU-EQなどの雲台取り付け面は塗装してあるので若干滑りやすいですが、ドライバーなどでしっかり締め付ける事で、まず緩んだりしなくなります。特に重たい望遠レンズを乗せた時に自由雲台丸ごと回ってしまうのを防ぐ事ができます。今までこの方法で機材を乗せていて回った事は皆無です。一般的な三脚などの取り付けベース面には、ゴムシートやコルクシートを貼っていますが、天体撮影には余計なたわみが発生するので、私は使いません。うちの微動雲台などにもゴムシートを一切貼り付けていないのは、その為です。しかし、どうしても気になる方は貼り付けて使われたら良いかと思います。

今も販売しているタカハシメンテ完了品のFS-128NZフローライト望遠鏡ですが、接眼部が今のままでは使えないので、これから図面を書いて新たな接眼部を作ります。ただしまだ今なら作っていないので、ご要望があれば如何様にも部品をお作りします。もちろんその費用はすべて含んだ価格ですので、「回転装置を組み込んで欲しい」といった無茶なご要望にも対応できます。基本的には撮影と眼視の両方に対応した部品構成にしようと考えており、眼視では2インチ仕様にします。撮影ではM42Tネジ仕様にするので、市販の安価なカメラマウントが色々と使えるようになるので、使いやすくなるはずです。もしご検討中の方がおられたらお早めにお知らせください。
昨日になって、ようやく特別定額給付金の申込書を書いて送りました。小海町の役場に聞くと、驚いた事に町民の95%がすでに申請済みだとの事でした。小海町の人口から考えると残り5%という事は200人ほど未申請という事でしょう。うちもその中に入っています。申請しない人は申請の仕方が分からなかったり、定額給付金に興味が無い方なのかもしれません。とは言え10万円は大金です。ただもらったはいいですが、後が心配です。多分コロナが収まってからしっかりと税金で徴収されそうです。まだまだこの先続きそうなので、今からお金をばらまいていると、後でさらに大変なことになりそうです。