GWに入りました。
やりたいことがありすぎてゆったり気分とは程遠く。
昨日は少し妙な天気で
太極拳後の通り雨が過ぎたら、
空が少し夏めいたように透き通ったように見えました。
空もスイッチを切り替えたのかな。
この記録は、記録者(右田)が
土曜日の京都教室とその後で感じたことをまとめたものです。
感じたことを共有していただけましたら幸いですが、
個人的な感覚も多々ございますので、
すべて正しいものとは思わないでくださいね
さてさて、本日のメニューです。
1.準備運動
いつもの準備運動の後、
蹬踢冲拳(ドンティーチョンチュエン)を学びました。
長拳の2番の動きですが、これだけを連続して行いました。
ポイントは
・独立歩(ドゥリーブ)の姿勢の時は膝から下は力みがないこと。
・次に膝から下を蹴り出す動作では、
かかとを突き出すようにすること。
です。
そうすると蹴りだして膝が真っ直ぐになった時、
脚裏が伸びるのがわかります。
(太ももから足首まで)
2.剣32式
一段から二段一番9.虚歩 下截(シュイブ シャヂェ)まで復習。
今日の練習 二段の2番にあたる、
10.左弓歩 刺(ヅオゴンブ ツ)
左弓歩の歩型で刺す動きです。
虚歩 下截の終形から
右足を後ろに送ります。撤歩(ツァブ)というそうです。
同時に剣を前方に突き出します。
剣刃は垂直ですから、右手甲は剣の右。
重心を右足に移しながら
剣を右腰に回し引き寄せます。
今日のポイントはここから。
剣を右腰に回す時、右腕は内旋。
右腰に引き寄せる動作中に
剣刃は水平となり、右手甲は剣の上にあります。
次に10.左弓歩 刺の終形に向かいます。
左弓歩に向かい始めると同時に
右腕は外旋開始。前方へ突き出す動き。
刀身が回転し、終形では
剣刃は水平となり右手甲は剣の下になります。
なかなか言葉にするのは難しいものがありますが、
先生の動きを見ていると
線の動作(引き寄せや突き)が完了するより
螺旋の動作が完了するタイミングの方が早いようですね。
終形に至る動作の際の左腕の動きですが、
一段3.俯歩 横掃(プーブ ホンサァオ) のような
左腰の左後方まで手は動かしません。
体の左方で縦に円弧を描くような印象でした。
3.休憩
今日は休憩中に1人一足早く姿勢に入ってみました。
内功というやつは目に見えないので
すぐに見よう見まねというわけに行きません。
内側に目を向けるというのは、気持ちを自分の中に向けること
と、まず試しに定義してみました。
30年くらい経ったら何か見えるようになるかな?
樹木の姿勢に向かいます。
ポイントは
・正中線が無理なくまっすぐな状態
・足の裏が地面(床)に吸い付くように立っている状態
なのだそうですが、まぁとりあえずおいといて。
目を閉じて、ゆったりと呼吸し
眉間、顎、首、胸、肩、横隔膜、(丹田)、股関節、膝、足首
と順に緩む気持ちになってみます。↑ある気持ちで。
それから足のウラに意識を向けてみました。
圧力がかかっています。
丹田が少し前に出るように体の重心を前に出せば、
圧力は足先の方へ。
体の重心を後ろへ戻せば、今度は
圧力はかかとの方へ。
足のウラ全体で圧力を感じられる姿勢を探してみました。
その姿勢にあると体の重みが足のウラ全体に分散されるのが
感じられます。
意識を丹田へ戻し、それから
もう一度眉間から緩めていきます。
そこで、休憩が終わりました。
4.気功
あ、また名前を教わるの忘れました。
まだ酔ってたことにしましょう。
(後で聞くと酒クサかったそうです。皆さんゴメンナサイ)
息を深くゆったりと吐き
樹木の姿勢で抱球(ホウチュエン)
それから、背中・肩・肘・手首と内旋し、掌を外向きにします。
しばらくして、背中・肩・肘・手首と外旋し、抱球に戻ります。
5.36式太極拳
すみれコース
お隣に意識を向けられなくなっていました。
すみません。
さくらコース
いつものようにまずは歩法の基本功。
斂臀(れんでんと読んでますが、中国語ではなんて読むのかな。)
を意識しながら弓歩です。
前方に歩いたら、逆に後ろに戻ります。
一段の復習
小田先生の動きを見ます。
体(骨格)に沿って螺旋が流れていくように感じられました。
いろんな動作の中に転腰(ヅアンヤオ)があります。
自分の動きにないものがまだまだたくさんあります。
本日の練習
二段1番 11.倒巻肱(ダオジュエンコン)です。
肘を巻き込みながら後方に退く動作です。
火曜日の教室でも話題になったものでした。
(1)提歩穿掌 (2)馬歩分掌 (3)退歩巻肱 (4)退歩巻臂
その時の疑問点は
(1)提歩穿掌から(2)馬歩分掌に至る際に
左手はどこを通るのか?
(腰より下の高さ?それとも胸の高さ?)
どう動かすのか?
でした。
結論としては、両者の間(やや下よりかな)だったようです。
どう動かすのかについて
用法として実践していただいたので、
以下試しにまとめてみます。
(1)提歩穿掌
左腕は内旋。
相手の突きを受け流しつつ、
腰から下の左回転の動きを左腕を通して相手に伝え、
相手の重心をくずす。
右手刀で相手を穿つ。
(2)馬歩分掌の形へ。
(2)馬歩分掌→(3)退歩巻肱(トイプジュエンコン)
歩形は馬歩。左馬歩分掌。
両腕の外旋を開始し、視線は左掌へ。
掌が上を向いた状態となり、そこから
相手がつかんだ右手首を引き込む動作へ。
左足から回転が始まり、
正中線を軸に腰は右回転。右足は退歩。
胸椎から右の引き込み、左の突き出しの動きが同時に始まる。
右肩・右肱(ひじ)・右手首へ螺旋が流れる。
右腕の内旋はひじを巻き込むように。
左腕の螺旋は見えなかった。
わかったのは
右手で引き込んだ相手に左掌を突き出す動作から
来ていること。
従って、左わきは開きません。
左掌は胸?肩?の高さを通ります。
(4)退歩巻臂
左掌を突き出す動作とともに
右腕で相手を後方へ流す。
腰から下の右回転の動きを右腕を通して相手に伝える。
右馬歩分掌の形から
さっきとは鏡像の動きとなる。
左足を退歩しつつ
左腕の内旋はひじを巻き込むようにしつつ
今度は両腕を閉じるというかぐっと締める動作で終形。
ん~。難しい
これはウソ書いてるかもしれない。
チェックお願いします。場合によっては削除します。
さて、天気もいいしBBQの下見にでも行ってこよう。
やりたいことがありすぎてゆったり気分とは程遠く。
昨日は少し妙な天気で
太極拳後の通り雨が過ぎたら、
空が少し夏めいたように透き通ったように見えました。
空もスイッチを切り替えたのかな。
この記録は、記録者(右田)が
土曜日の京都教室とその後で感じたことをまとめたものです。
感じたことを共有していただけましたら幸いですが、
個人的な感覚も多々ございますので、
すべて正しいものとは思わないでくださいね
さてさて、本日のメニューです。
1.準備運動
いつもの準備運動の後、
蹬踢冲拳(ドンティーチョンチュエン)を学びました。
長拳の2番の動きですが、これだけを連続して行いました。
ポイントは
・独立歩(ドゥリーブ)の姿勢の時は膝から下は力みがないこと。
・次に膝から下を蹴り出す動作では、
かかとを突き出すようにすること。
です。
そうすると蹴りだして膝が真っ直ぐになった時、
脚裏が伸びるのがわかります。
(太ももから足首まで)
2.剣32式
一段から二段一番9.虚歩 下截(シュイブ シャヂェ)まで復習。
今日の練習 二段の2番にあたる、
10.左弓歩 刺(ヅオゴンブ ツ)
左弓歩の歩型で刺す動きです。
虚歩 下截の終形から
右足を後ろに送ります。撤歩(ツァブ)というそうです。
同時に剣を前方に突き出します。
剣刃は垂直ですから、右手甲は剣の右。
重心を右足に移しながら
剣を右腰に回し引き寄せます。
今日のポイントはここから。
剣を右腰に回す時、右腕は内旋。
右腰に引き寄せる動作中に
剣刃は水平となり、右手甲は剣の上にあります。
次に10.左弓歩 刺の終形に向かいます。
左弓歩に向かい始めると同時に
右腕は外旋開始。前方へ突き出す動き。
刀身が回転し、終形では
剣刃は水平となり右手甲は剣の下になります。
なかなか言葉にするのは難しいものがありますが、
先生の動きを見ていると
線の動作(引き寄せや突き)が完了するより
螺旋の動作が完了するタイミングの方が早いようですね。
終形に至る動作の際の左腕の動きですが、
一段3.俯歩 横掃(プーブ ホンサァオ) のような
左腰の左後方まで手は動かしません。
体の左方で縦に円弧を描くような印象でした。
3.休憩
今日は休憩中に1人一足早く姿勢に入ってみました。
内功というやつは目に見えないので
すぐに見よう見まねというわけに行きません。
内側に目を向けるというのは、気持ちを自分の中に向けること
と、まず試しに定義してみました。
30年くらい経ったら何か見えるようになるかな?
樹木の姿勢に向かいます。
ポイントは
・正中線が無理なくまっすぐな状態
・足の裏が地面(床)に吸い付くように立っている状態
なのだそうですが、まぁとりあえずおいといて。
目を閉じて、ゆったりと呼吸し
眉間、顎、首、胸、肩、横隔膜、(丹田)、股関節、膝、足首
と順に緩む気持ちになってみます。↑ある気持ちで。
それから足のウラに意識を向けてみました。
圧力がかかっています。
丹田が少し前に出るように体の重心を前に出せば、
圧力は足先の方へ。
体の重心を後ろへ戻せば、今度は
圧力はかかとの方へ。
足のウラ全体で圧力を感じられる姿勢を探してみました。
その姿勢にあると体の重みが足のウラ全体に分散されるのが
感じられます。
意識を丹田へ戻し、それから
もう一度眉間から緩めていきます。
そこで、休憩が終わりました。
4.気功
あ、また名前を教わるの忘れました。
まだ酔ってたことにしましょう。
(後で聞くと酒クサかったそうです。皆さんゴメンナサイ)
息を深くゆったりと吐き
樹木の姿勢で抱球(ホウチュエン)
それから、背中・肩・肘・手首と内旋し、掌を外向きにします。
しばらくして、背中・肩・肘・手首と外旋し、抱球に戻ります。
5.36式太極拳
すみれコース
お隣に意識を向けられなくなっていました。
すみません。
さくらコース
いつものようにまずは歩法の基本功。
斂臀(れんでんと読んでますが、中国語ではなんて読むのかな。)
を意識しながら弓歩です。
前方に歩いたら、逆に後ろに戻ります。
一段の復習
小田先生の動きを見ます。
体(骨格)に沿って螺旋が流れていくように感じられました。
いろんな動作の中に転腰(ヅアンヤオ)があります。
自分の動きにないものがまだまだたくさんあります。
本日の練習
二段1番 11.倒巻肱(ダオジュエンコン)です。
肘を巻き込みながら後方に退く動作です。
火曜日の教室でも話題になったものでした。
(1)提歩穿掌 (2)馬歩分掌 (3)退歩巻肱 (4)退歩巻臂
その時の疑問点は
(1)提歩穿掌から(2)馬歩分掌に至る際に
左手はどこを通るのか?
(腰より下の高さ?それとも胸の高さ?)
どう動かすのか?
でした。
結論としては、両者の間(やや下よりかな)だったようです。
どう動かすのかについて
用法として実践していただいたので、
以下試しにまとめてみます。
(1)提歩穿掌
左腕は内旋。
相手の突きを受け流しつつ、
腰から下の左回転の動きを左腕を通して相手に伝え、
相手の重心をくずす。
右手刀で相手を穿つ。
(2)馬歩分掌の形へ。
(2)馬歩分掌→(3)退歩巻肱(トイプジュエンコン)
歩形は馬歩。左馬歩分掌。
両腕の外旋を開始し、視線は左掌へ。
掌が上を向いた状態となり、そこから
相手がつかんだ右手首を引き込む動作へ。
左足から回転が始まり、
正中線を軸に腰は右回転。右足は退歩。
胸椎から右の引き込み、左の突き出しの動きが同時に始まる。
右肩・右肱(ひじ)・右手首へ螺旋が流れる。
右腕の内旋はひじを巻き込むように。
左腕の螺旋は見えなかった。
わかったのは
右手で引き込んだ相手に左掌を突き出す動作から
来ていること。
従って、左わきは開きません。
左掌は胸?肩?の高さを通ります。
(4)退歩巻臂
左掌を突き出す動作とともに
右腕で相手を後方へ流す。
腰から下の右回転の動きを右腕を通して相手に伝える。
右馬歩分掌の形から
さっきとは鏡像の動きとなる。
左足を退歩しつつ
左腕の内旋はひじを巻き込むようにしつつ
今度は両腕を閉じるというかぐっと締める動作で終形。
ん~。難しい
これはウソ書いてるかもしれない。
チェックお願いします。場合によっては削除します。
さて、天気もいいしBBQの下見にでも行ってこよう。
螺旋の動作が完了するタイミングの方が早いようですね。≫
★はい、その通りです。ほんの僅かな差ですが。
★内旋、外旋を押さえていくと円が決まってきますね
≪30年くらい経ったら何か見えるようになるかな?≫
★すでに少し見えていますよ。
≪(4)退歩巻臂≫
★これがポイントで、相手の拳を遮って動きを
経ち、退歩の足の勢いで掌を突き出す。ですね。
ま、ヒデ先生ではないですが、数をこなして
いきましょう。
【木場さん】
歓迎!京都教室です。
で、その後は私は連日狂言鑑賞で忙しいので
ございます。
≪手首を掴んできた相手の手を振りほどく動作≫
ではありません。相手の拳に粘りつけた掌を
内旋で封じ、次いで腰の回転を利用して、
相手の力を断ちます。6日にやってみましょう。
5月1日~4日:
恒例の神泉苑大念仏狂言デス
http://www.kyotomall.com/kanko/07kyogen.html
5月2日17:30~21:00:
満月瞑想会デス
お月さん、いいですよ。
http://taiqi.net/genjo/index.html
頭の悪い私は教室を出ると
頭はすでに記憶喪失状態です。
しっかり記録していただくとホントに嬉しい
これからも宜しく頼りにしてまっせ。
京都教室の皆様、先日は大変お世話になりました。
とても楽しくお勉強させて頂きました。
倒巻肱(ダオジュエンコン)の用法には驚きました。
太極拳、、、恐るべしです。皆さん、研究熱心で
密度の濃さを感じました。またご一緒させてください。
よろしくお願いします。
>小田先生へ
今更ですが、質問です。
開の状態から後ろの肘を巻き込む動作は、手首を掴
んできた相手の手を振りほどく動作だと思っていま
したが、この理解で宜しいのでしょうか?
本当に今更ですみません。
f(^_^;