高麗橋桜花 徒然日記ー料理人はどこまでできるのか ー

「高麗橋桜花」店主・「大阪食文化研究所」主宰森田龍彦のブログです。どうぞご贔屓にお願い申し上ます。

5月17日のつれづれ。

2016-05-17 | 日記
昨日は凄まじい雨でしたね。。
今日はうってかわっての晴天。

昨日はあいにくの天候ですが、御予約で満席。
今日をふくめて、今週はまだまだお席に余裕ございます。


ぜひお気軽にお立ち寄り下さいませ。
皆様のお越しをお待ちしておりまーーす。
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王子さんの筍 入荷致しました。

2016-05-14 | 日記
昨日、今期最終の王子さんの筍が入荷致致しました。

独立する前の数年間、
私は飲食のアルバイトをしながら、
大阪の伝統野菜の啓蒙や有機農業を支援する活動や、
野菜ソムリエのコミュニティーの立ち上げなんかに携わりました。

大阪を中心とした生産者見学、有機での週末農園の畑や田んぼの運営や
セミナーなどは全てボランティア。
この経験が自分の成すことに必要だと確信しがらも、
膨大な時間が経済活動に繋がらないのは正直辛かった部分もあります。

ボランティアは収益を得る訳ではありませんが、無償ではありません。
自分の心になにかしらの核を作ってくれます。

今は小さな一料理屋の店主です。
いろいろと経験をして、
やはり自分とって日本料理ほど奥深く、魅力的な世界はありませんでした。

そんな人生の中で頂いたご縁。
食材は私にとって目には見えない繋がりです。

今回もその繋がりと生産者の方の努力に感謝を込めて。
そしてお越し下さるお客様にもてなしの心を込めて。

そしていつかまた、今の経験を
なにかの形でお返し出来る機会があれば幸いです。


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5月12日のつれづれ。

2016-05-12 | 日記
GWが明け、
少しゆったりとした営業が続いております。
今週末はまだお席に余裕ございますので、
どうぞよろしくお願い致します。

そして、今日から前菜を含めたおまかせが変更になります。
今回は新緑を心に思い描きながら、献立を組み立てております。
今回もいろいろと挑戦をしておりますので、
ぜひ御期待下さいませ。

画像は前回のおまかせの主菜でご提供していた、
和歌山の古座川の鹿 味噌幽庵焼です。

綺麗な環境そのままに癖もなく、とても上品な肉質でした。
いろいろと御縁を頂きました、皆様に感謝ですね。
単品にてもう少しの間御提供出来ますので、
よろしければご賞味下さいませ。


今週もどうぞよろしくお願いします。
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京阪線美術巡り。

2016-05-09 | 日記
春はGWが終わると共に、、、。
今日からお仕事再開の方も多いのではないでしょうか。

昨日の御休みは、京阪線の美術巡り。
大阪淀屋橋の東洋陶磁美術館の「宮川香山」展、
京阪七条京都国立博物館平成知新館の「禅―心をかたちにー」、
最後に京阪三条京都市美術館の「モネ展」。

朝から回ったので少し余裕はあるかなと思ったのですが、
どれも本当に素晴らしい内容で見ごたえ十二分。
大阪に戻った時にはとっぷりと日が暮れておりました。。

修行時代から良く美術館など見に行きなさいと
言われましたが、この歳になってその意味がよく分かります。
というより、作品の凄さが理解出来るようになった来た、
という感じでしょうか。

初代宮川香山のの超絶技巧と飽くなき探求心。
心の豊かさを問う、禅宗美術。
線から色彩へ、写実から抽象的な表現に。

先人の自分自身の枠を作らずに、
深く自分と向き合い姿勢とそこから
生み出す作品、言葉に本当に多くの学びがございました。

またこれからの自分に活かして参りたいと思います。
ぜひ、ご来店の際には、
今回の感想をお尋ねくださいませ。

今週もどうぞよろしくお願い致します。

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5月5日のつれづれ 永楽展。

2016-05-09 | 日記
今日はお店はお休みですが
明日からの営業のための仕入れ途中に、永楽展に。
個人的には即全さんと妙全さんが好きかな。

当代の作品が少しきつく感じるのは、
時代の先端を表現しているからでしょうか。
先人の傑作をみて吸い込まれるのは、
見る側に多少なりとも予備知識があって余裕があるからでしようね。

それでも決して真似は駄目。
偉大な先人達が踏み得なかった境地に
たどり着くためには表面的でなく、
隠しても滲み出るくらいでないと。
自分のなかで1つ府に落ちる学びがありました。

いつもはあくせくと横切る、
連休のビジネス街に佇みながらつれづれと。
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