古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

天竜二俣マラソン

2004-02-24 | マラソン
先日走りましたマラソン大会の状況です。ご笑覧ください。

 22日、「天竜市杉の里ロードレース大会」に出場しました。
 前日夜、豊橋駅前のビジネスホテルに投宿、朝6時半にチェックアウトし、駅構内でおにぎり弁当を買い、6:51の熱海行きに乗った。10分ほどで新所原着。天浜線(天竜浜名湖線)に乗り換える。一輌だけのワンマンカーがのんびり湖畔を走る。まさにスロー・トラベル。8時半、天竜二俣駅着。遠鉄バスに乗り換え9時前会場の船明(ふなぎら)ダムサイト運動公園についた。プログラムを受け取る。約460名のランナーが21Kmにエントリーしている。
 開会式で、ゲストランナーの中山竹通選手が紹介された。ご存知、ソウル、バルセロナのオリンピック代表。日本でただ一人2時間8分代の記録を4回出した往年の名ランナー。10Kmの部に出場とのこと。21Kmでは一緒に走れないか。もっとも折り返しコースでなく、周回コースだから、一緒に走っても走る姿は見られない。でも、折角の機会だからと開会式が終ると直ぐ歩み寄り、「こんにちわ」と挨拶して握手した。TVで見るとかなり大柄な人に見えるのだが、実際に会うと決して大きい人ではない。私と同じくらいの背丈にみえる。マラソン選手はTVでは大きく見えても実際は小柄な人が多い。
 10時スタート、全天雲が覆う。天気予報では夕方から雨ということだが、どうも雨は予報より早まりそうだ。3Kmほど走って天竜川の橋、橋げたに「すわ湖から185Km」と大きく書かれている。
 右に杉の美林、左に天竜のダム。中間点を過ぎると間もなく横山橋。橋を渡ると標識が右は佐久間町、左が東栄町37Km、いずれも郷里の懐かしい地名だ。今度は湖畔の西側を戻る。17Kmで時計を見ると、1時間34分。これなら1Km6分で行っても2時間は久しぶりに切れる!と思った。20Kmに来た時突然シャワーのように雨が降りだし、びしょぬれ。なおも粘ってゴールの飾りゲートが見えた時、時計を見たら2時間ジャスト。「アレッ2時間切れない!」そうか、と気づいた。このコースは未公認コースで正確なハーフの距離でない。およそ21.7Kmだと言っていた。
 2時間は切れなかったが、ゴール前、ラストスパートで前の一人を抜くスタミナが残っていたことが収穫。フィニッシュして完走記録証を受け取ると「2:01:15」のタイム。5年前にこのコースを走った時は、「1:53:07」。5年で8分遅くなった!それに5年前の記録証は手書きだったが、今回はパソコンがアウトプット、記録証にはカラーでこの町売り物の「秋野不矩美術館」の写真入り。IT技術の進歩を物語る。
 弁当を貰い12:30のバスで駅に戻り、待合室で弁当をつかう。その後、15分ほど歩き秋野不矩美術館(駅で入場券の割引券をもらった)。「京都・輝きの画家たち」という企画展もやっていた。秋野画伯は明治41年の生れというから私の母と同年になる。建築家藤森氏の設計がユニーク。展示室はスリッパを脱ぎ素肌の感触で絵も見なさいという。
 美術館を出て今度は、海洋センターの温水プールに行く(マラソン出場者は無料入場券をもらえる)。900mほどゆっくり泳ぎ、切り上げて3:17の天浜線に乗車。6時過ぎ名古屋に帰宅した。

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