古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

東名古屋港駅

2015-11-16 | 旅行
「東名古屋港駅」をご存じの方は、名古屋人でも少ないと思います。名鉄に築港線があります。常滑線の大江駅から東名古屋港まで走る線ですが、駅は二つしかない。13日の中日夕刊に紹介されているのを見て「行ってみようかな」と思ったのです。14日の名鉄ハイキングのゴールで、15日の東海市と南区を歩くハイキングの案内を貰って、東名古屋港駅を見がてら行こうと思い立ったのです。
 15日起床すると、夜来の雨は上がっているようです。7時、家を出て地下鉄金山駅経由と大江駅に行きました。築港線の乗り場は?とみると、改札口があった。ここで下車するわけでないから、駅員にキップを示すと「改札機をとおしてください」。そこで、切符を機械に通すと、戻ってこない。
うろうろして「切符が出てこないんですが」。駅員が「切符は戻らないのです」。5番線のホームに待っていた電車に乗った。
間もなく動き始めたが、3分で終点の東名古屋港に着いた。終点だから降りてみた。改札口はない。切符は要らない。ホームを降りると一般道です。市電の停留所みたいです。周辺を眺めた後、帰りの切符を買おうと思ったが、切符の自動販売機はない。上りのホームに行こうと思ったが、上りも下りもホームは1本だけ。線路も単線のみだ。
発車のベルが鳴りだしたので、降りた電車にまた乗りました。乗客は小生一人。切符を買おうと思ったが、3分の運連時間では、売りに来ません。「3分ではキスする暇さえありません」という歌が流行ったっけ。電車の行先表示を写真に撮ろうとしたが、行先表示はなく「普通」の表示のみだ。
 つまり、同じ線路の上を同じ電車が行き来しているだけだから、行先表示は必要ない。
大江駅に戻り、乗り換え口。自動改札機の傍にキップの販売機がある。了解した。ここで東名古屋港からの料金を加算した金額で切符を販売しているのだ。
中日新聞の記事では「東名古屋港駅のように、無人駅で改札口は起点駅にあるというのは、神戸の通称「和田岬線」や東京の東武大師線も同じシステムなのだ。終着駅といっても線路はずっと先まで伸びている。電車は朝夕の通勤時間しか走らないけれど貨物電車がはしるからだ。平日の場合、大江駅を午前8時27分に発車した後は、午後4時44分まで8時間以上運転間隔があいてしまう。」
もう一つ。この線の珍しい所は、電車線の交差点があるとのこと。臨海鉄道と交差するのだが、立体交差でなく、平面交差。つまり、鉄道の交差点があるとのことだったが、残念ながら確認できなかった。
 常滑線で今日のハイキングの出発駅の「名和駅」に向かう。8時10分に着く。8時30分の受付開始だが、もう大勢のハイカーが並んでいる。前日のNHKTVで「認知症」の特集を放送していたが「歩くことは認知症の予防に有効」ということだった。その所為か、どこのウオーキング大会も参加者が大賑わいです。予定より10分早く受付が始まりました。地図を受けとり、歩き始めました。雨上がりの空気はさわやかです。
2.6㎞歩いて東邦瓦斯の技術研究所。6Fの展望台を開放していたが、曇り空なので、見晴らしは良くないだろうとパスして歩き続ける。、天白川にかかる天白大橋。この橋を越すと名古屋市だ。
4㎞地点が愛知県花き卸売市場。花きの即売をしてい、買い込むハイカーもいたが、荷物になるので買わずに、和牛の焼肉試食会で一皿頂く。
 更に歩き続けると,大同工大の二つの校舎(白水、滝春)が見えてきた。
 現役時代一緒に仕事したK君を思い出した。彼はここの出身だ。大学を過ぎるとゴールの大同町駅は直ぐだった。10:51の電車で名古屋に戻った。歩いた距離は6.9km。やはり左足裏が痛い。ほてっているようなので、水で冷やそうと、いつものプールに寄り、1km泳いで帰宅しました。

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