「残念ですが、がんです」。医師が言いました。17日午後、西部医療センターに出掛け前立腺生検の結果を聞きました。「16か所の組織を採り、顕微鏡で調べましたところ、1か所にがんが見つかりました。1か所でも見つかれば、がんという診断になります」。という。
「その写真を見せてください。ここの画像がこうなっているからがんであるという説明をお願いします」、と小生。「写真はありませんが、ご希望なら撮ります。顕微鏡検査をした先生にお願いしますから、多分年明けになると思います」。
「えっ、写真がない!ということは先生が見て、がんという判断をしたということしか記録されていない!」、「写真を見せろとまでいう患者さんは少ないのです」。
ここの病院は、驚くほど自動化、コンピューター化が進んでいる。
例えば診察結果について、「あなたの症状はこうです」と、いくつかの項目が印刷されて出てきて、医師が該当項目にチェックを入れて渡してくれる。続いて診療方針についてもプリントが出てくる。それを渡せば、医師は病状について患者に説明の義務を果たしたということになるようです。
また、MRIを撮るということになると、医師はPCを操作して「何日、何日が開いています。どの日にしますか」、患者の希望を聞いてクリックすると、何日何時に来てください、結果の説明は何日です」という予約表がプリントアウトされる。
もちろん血液検査や尿検査の結果もPCに記録されている。ですから、生検の結果もデジタル画像がPCに入っていて、頼めば、画面に呼び出して説明してくれると思っていたのです。でも、考えてみれば生検は人間が行います。CTやMRIは機械がやりますから、デジタルデータにするのは簡単ですが、人間が行う生検結果の記録の方は難しい。
医師は言う。「がんであるということを納得して頂いたとして、次にすることは、このがんが他の臓器、例えば肝臓などに転移していないかをCTで検査する必要があります。何時検査しますか」と言うので、「なるべく早くお願いします」と言うと「では、明日午後4時半からでいいですか」、「お願いします」
CTの予約表と結果の説明日、25日の診察予約がプリントアウトされた。
「治療方針について、説明します」。と「推奨される治療法」なる文書をくれる。
放射線療法、ホルモン療法、手術療法が記載され、「手術療法は75歳以上は行いません。内服薬によるホルモン療法と3~6か月に1度放射線治療を行います」。
次にpCを操作して、「手術、検査、治療に関する同意書(正と控え)なる書類も出てきた。これにサインすれば治療を始めるというわけ。
「前立腺腫瘍にてホルモン療法を受けられる患者さんへ」という書類もでてきた。
「【ホルモン療法とは】前立腺腫瘍はおもに男性ホルモンを栄養として成長しています。その男性ホルモンの分泌を抑え、前立腺腫瘍細胞を消失せしめる治療を前立腺ホルモン療法といいます。
【治療の方法】使用する薬剤は内服薬、注射薬と様々で宇。(以下略)
【副作用】体内のホルモンバランスが女性ホルモン優位になります(以下略)」
「今年はついていないなぁ」帰途、そう思いました。
「でも人間最後は、必ず病気になって死ぬのだから、前立腺がんという病気は楽な方かもしれない」。
25日、午後4時過ぎ、自転車を転がして西部医療センターに行きました。夕方になると、午前中の混雑がうそのように管さんとしています。診察カードを自動受付機に通すと、「⑰晩窓口に行ってください」とプリントが出てくる。窓口でその書類を出すと、「CT待合室でまってください」。行くと待ち時間ほとんどゼロで、CT撮影の部屋に呼びこまれ、上着をぬいてベッドに寝かされ「ズボンは足首までさげてください」。
ベッドがCTの機械の中に滑り込んでいく。「息をとめてください」、「楽にしてください」。この辺りはレントゲンの撮影と同じ。数回、撮影を繰り返して終了。MRIと比べると、音も静かだし、短時間で終わる。「こんな程度でわかるのかな?」と思うほどだ。支払いをすませ、帰途イオン・モールに寄ったが、5時には帰宅できた。さて、25日はどんな結果になるでしょう。
「その写真を見せてください。ここの画像がこうなっているからがんであるという説明をお願いします」、と小生。「写真はありませんが、ご希望なら撮ります。顕微鏡検査をした先生にお願いしますから、多分年明けになると思います」。
「えっ、写真がない!ということは先生が見て、がんという判断をしたということしか記録されていない!」、「写真を見せろとまでいう患者さんは少ないのです」。
ここの病院は、驚くほど自動化、コンピューター化が進んでいる。
例えば診察結果について、「あなたの症状はこうです」と、いくつかの項目が印刷されて出てきて、医師が該当項目にチェックを入れて渡してくれる。続いて診療方針についてもプリントが出てくる。それを渡せば、医師は病状について患者に説明の義務を果たしたということになるようです。
また、MRIを撮るということになると、医師はPCを操作して「何日、何日が開いています。どの日にしますか」、患者の希望を聞いてクリックすると、何日何時に来てください、結果の説明は何日です」という予約表がプリントアウトされる。
もちろん血液検査や尿検査の結果もPCに記録されている。ですから、生検の結果もデジタル画像がPCに入っていて、頼めば、画面に呼び出して説明してくれると思っていたのです。でも、考えてみれば生検は人間が行います。CTやMRIは機械がやりますから、デジタルデータにするのは簡単ですが、人間が行う生検結果の記録の方は難しい。
医師は言う。「がんであるということを納得して頂いたとして、次にすることは、このがんが他の臓器、例えば肝臓などに転移していないかをCTで検査する必要があります。何時検査しますか」と言うので、「なるべく早くお願いします」と言うと「では、明日午後4時半からでいいですか」、「お願いします」
CTの予約表と結果の説明日、25日の診察予約がプリントアウトされた。
「治療方針について、説明します」。と「推奨される治療法」なる文書をくれる。
放射線療法、ホルモン療法、手術療法が記載され、「手術療法は75歳以上は行いません。内服薬によるホルモン療法と3~6か月に1度放射線治療を行います」。
次にpCを操作して、「手術、検査、治療に関する同意書(正と控え)なる書類も出てきた。これにサインすれば治療を始めるというわけ。
「前立腺腫瘍にてホルモン療法を受けられる患者さんへ」という書類もでてきた。
「【ホルモン療法とは】前立腺腫瘍はおもに男性ホルモンを栄養として成長しています。その男性ホルモンの分泌を抑え、前立腺腫瘍細胞を消失せしめる治療を前立腺ホルモン療法といいます。
【治療の方法】使用する薬剤は内服薬、注射薬と様々で宇。(以下略)
【副作用】体内のホルモンバランスが女性ホルモン優位になります(以下略)」
「今年はついていないなぁ」帰途、そう思いました。
「でも人間最後は、必ず病気になって死ぬのだから、前立腺がんという病気は楽な方かもしれない」。
25日、午後4時過ぎ、自転車を転がして西部医療センターに行きました。夕方になると、午前中の混雑がうそのように管さんとしています。診察カードを自動受付機に通すと、「⑰晩窓口に行ってください」とプリントが出てくる。窓口でその書類を出すと、「CT待合室でまってください」。行くと待ち時間ほとんどゼロで、CT撮影の部屋に呼びこまれ、上着をぬいてベッドに寝かされ「ズボンは足首までさげてください」。
ベッドがCTの機械の中に滑り込んでいく。「息をとめてください」、「楽にしてください」。この辺りはレントゲンの撮影と同じ。数回、撮影を繰り返して終了。MRIと比べると、音も静かだし、短時間で終わる。「こんな程度でわかるのかな?」と思うほどだ。支払いをすませ、帰途イオン・モールに寄ったが、5時には帰宅できた。さて、25日はどんな結果になるでしょう。