古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

犬山で泳ぐ

2007-08-19 | 水泳
 19日は犬山市民水泳大会に出かけた。7時前家を出て、犬山駅からタクシーで10分足らず、8時過ぎ会場の市民プールについた。受付で¥200のエントリー代を払い、プログラムとポカリ・スウェット1缶貰う。小中学生でいっぱい、大人は少ないみたいだ。
 着替えして、屋外の50mプールで、とりあえずアップの100mを泳いであがってきたら、「久し振りですね、NOZUEさん」と声がかかった。見覚えのある顔だが、一瞬、名前が出てこない。「失礼ですが、お名前は?」、「YOSHIKANEですよ」。そうだ、吉金さんだ!12年ぶりの再会でした。当時、犬山工場に勤務していて名鉄犬山線で通勤していた。会社の帰りに岩倉駅前で途中下車、駅前プールで練習していた頃の仲間です。
 8:45開会式。今年で13回目の大会だが、今年からNPO法人の運営になったと言う。
 最初の種目が200m個人メドレー。この種目にエントリーしていた。普通、水泳大会は年齢の高い順に泳ぐのだが、この大会は小・中学生が先に泳ぐので最後の6組目だった。召集所に行くと、スタッフが「この種目で70代の人が泳ぐのは初めてです」と言う。
 8コースの飛び込み台に立つ。5コースがフライングしたのでスタートはやり直し。
 プールは、9コースあるが、1~3コースは練習用にしてあって、レースは4~9コースで行われる。
 スタートの笛で飛び込んで、最初のバタフライはなんなく泳いだが、次のバックが一番の苦手。平泳ぎへのターンで失敗した。バック→平泳ぎのターンは壁に手が着くまで上向きでないといけない。それが、もうこの辺だと後方を見た時まだ距離があって、ああ、と思ったときには下向きで壁にタッチしてしまった。
 「失格?」と思ったが、泳ぐしかない。平とクロールは無難に泳いでフィニッシュ。上がって審判に「失格だった?」と聞くと「今回は失格に取りませんが気をつけて下さい」。タイムを聞くと5分19秒29だ。矢張り水温が高すぎてタイムは良くない。連日の猛暑で水が温まり温水プール(通常30度)より熱いぐらいだ。
 賞状を貰う。残念ながら2位!この大会では年齢区分が60歳以上は同一グループなのだ。しかし、賞状は立派だ。田中志典市長の名前が墨痕鮮やか。そういえば第1回のこの大会に出場したが(今回は12年ぶりの出場)当時の石田市長が、200個人メドレーに、「クロールですが一緒に泳ぎます」と200m泳いだっけ。
 次に出場する種目は100mバタフライ。最後の個人種目になる。最初の個人種目と(リレーをのぞくと)最後の個人種目だ。プログラムで確認すると、なんと大人は私だけ、中学生ばかりだ。スタッフに聞くと、100mバタを70代の選手が出場するのは過去13回で初めてという。70代どころか60代でも出場者はいなかった。レースは12時10分頃だった。
 バタ100mは1組が女子。2組が14歳の中学生(私の孫と同じ歳)4人と小生、9コースだった。
 スタートで飛び込むと、右隣の中学生がどんどん前に出るのが見える。回転数が小生とは全然違う。「オジイチャンにはこのスピードは無理だ」と思った。オジイチャンペースで行こう、どっちみち必死で泳いでもこの水温ではベストは出ない!そう決めるとバタ100もぜんぜんキツクナイ。
 フィニッシュして計測員(高校生のアルバイトらしい)に「何分だった?」「23秒3!」という。
 矢張り!水温が低ければ2分20秒は切れると思うが、タイムは2分23秒3!
 賞状を受け取り、会場はまだリレーをやっていたが、帰ることにする。帰りは小牧線羽黒駅まで15分ぐらい歩くことにした。駅のホームでウーロン茶の缶を開けて飲んでいたら、吉金さんが来た。
 「一緒になりましたね」、彼は犬山行きに乗り、私は平安通り行きに乗った。
 この後が大変!平安通りで名城線に乗り換えようとホームに行くと「志賀本通駅でお客様が線路に進入して電車は止まっています。間もなく動き出しますから暫くお待ち下さい」のアナウンス。
 「お客様が線路に進入」ってどういうこと?こう言うのは「投身自殺っていうんじゃない?」
 暫く待っていたら「間もなく動きます」というアナウンスが「只今運転中止しています」に変わって、30分待っていたが動かない。「家まで3kmだから走っていけば直ぐじゃない」と外に出たら、むっとする熱気に、とても走るどころでない。結局30分歩いて帰宅。汗まみれなのでシャワーを浴びて書斎のTVの前に座ったら、広陵vs今治の試合開始でした。