古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

医療費の補助

2007-08-09 | 経済と世相
 区役所から「高額医療費の補助」のはがきが来た。70歳以上のお年よりは、医療費が月額1.2万円を超えた額を補助する制度があり、5月分を補助するから手続きしなさいという。
 5月から虫歯で歯医者に通っているので、歯医者だけで1.2万円を越すのだ(3割負担なのに1.2万円を越すのだから、歯の医療費はめちゃ高いと思う。これも誰かが記憶にない1億円の所為と思う)。
 5月から毎月1.2万円を越しているので、5~7月分の1円以上の領収書をすべて揃えて、区役所に出かけた。
 窓口で「5月の医療費補助の連絡を頂きましたが、5月も6月も7月も1.2万円を越していますから、3月分一緒に手続きさせてください」
 「それは出来ません。6月分、7月分は、案内のはがきが届いてからそれを持ってきて手続きください」
 「それだと、3回ここへ来なければならないし、あなたの方も3回の手間を1回で済ませるのだから都合がいいと思う。なぜ、手続きできないの?」
 「病院から請求書が届いて、内容が間違いないか確認してから、案内のはがきを送っています。その作業が終わってないから手続きできません。もし、何度も来るのがご面倒でしたら、後日まとめて手続きされるのは良いですよ」
 「7月分のはがきが届いてから手続きしなさいということですか?それだと支払いが遅くなるでしょう。今日手続きしたら支払いは何時ですか?」
 「9月10日、ご指定の銀行に払込ます」
 「では、7月分のはがきを待っていたら、手続きは10月で支払いは11月でしょう」
 「そうなります」
 「そもそも1.2万円以上は払い戻すのなら、最初から、少なくとも1病院では、1.2万円以上は取らないようにすべきじゃないの?」
 「入院の場合は、そういう制度になっていますが、通院にはそういう制度がありません」
 「何故ないの?」
 「通院で1.2万円を越すケースは少ないので」
 「少ないから、そういう制度にしても構わないのと違う?」
 「そういうご意見があったことは上に伝えておきます・・・」
 仕方がない。「泣く子とお上には勝てない」かと、5月分だけ手続きして、通帳を示して「郵便局に払い込んでください」
 「郵便局には払い込みできません。市中銀行か信用金庫でお願いします」
 「市民税は郵便局から引き落とされているのに、どうして、振込みは郵便局に出来ないの?郵便局が近いから便利なのに」
 「三菱東京が指定銀行になっていて、支払いは同行から行うのですが、同行と郵便局の間に払込に関する協定が出来てなくて、郵便局はできません。」
 「俺は三菱東京は嫌いなんだ・・」とぼやきながら三菱東京の口座を申請しました。
 以上で分かったことは、役所のシステムは、住民の都合でなくお役所の都合で出来ているということでした。