古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

二日間の「安静」

2007-08-01 | Weblog・人生・その他
 28日朝、目覚めたがすっきりしない。考えてみれば、点滴など5年前の入院以来の出来事だから、身体がびっくりしてしまったかな?
「今日は休もう」と思った。実は、午後から大学院の期末試験の予定だった。昨日からの目眩騒動、それにその前の風邪でほとんど勉強していない。試験のレベルは割と高いから、勉強なしに合格するのは難しい。欠席・不合格は来年1月に再試験がある。
 午前中ベッドで休んでいたが、昼ごろになったら気分が良くなってきた。「行ってみようかな」と思う。
「安静にしてろと言われたが、試験会場まで行って解答用紙に記入してくるぐらい、安静の部類だ。別にマラソンやるわけじゃない」。「落ちれば来年再試験するだけ、ダメもとだ。井川だって頑張ってるじゃない」、ラジオニュースは井川のマイナー降格を伝えていた。
 起き上がって家を出たのは2時過ぎ。試験会場の中京大学まで地下鉄。3時半から6時半まで、間に1時間休憩があったが、2科目受験した。
 7時過ぎ帰宅したが、ずいぶんと疲れた。やはり、脳を使うということは、かなりエネルギーを消耗するのだ。
つれあいの作ってくれた「お粥」を食べて、8時にはもう寝てしまった。
 
 あまりに早く寝たので午前3時に目覚めてしまった。久しぶりに「ラジオ深夜便」でも聞くかと、ヴォリュームを絞ってラジオをつけた。
 田端義夫をやっていた。「大利根月夜」「帰り舟」・・・随分昔の歌だ。聞いてみると、若き日のバタヤンはきれいな高音が出ている。この歌手の歌は平均してどの歌もヒットしている。
 4時からは、五木寛之の「わが人生の歌がたり」。最初に北島三郎の「涙船」。改めて聞くとサブチャンも若いころはかなり音程が高い。
 五木寛之は三つのペンネームを文芸家協会に登録しているという話。五木寛之が小説、立原岬が演歌の作詞。それから童謡作家のペンネームを聞いたが、うたた寝の間に忘れてしまった。
 5時半ごろ新聞が来たので目を通してから、またベッドに入った。「今日は安静だ」。
 次、目覚めたのは10時過ぎ。投票に行くか!もちろん、投票に行くぐらいは「安静」のうちだ。
自転車を転がして、近くの小学校の体育館。気の所為かいつもと比べ込んでいる。今度は投票率が上がるかな?帰宅してまたベッド。夕食に起きると「お粥」が準備してあった。
 夜9時、TVをつけて開票速報を見る。私の期待どおりの結果だ。選挙結果が、私の期待通りだったことは、選挙権を持つようになってから半世紀で初めて。すっかり満足して10時半TVを消して就寝した。

 二日間の「安静」の成果で、30日朝にはすっかり体調を回復したみたいだった。
 いったい私の身体に何が起きたのだろうか?10日前に風邪を引いて水泳もランニングも一切やめて10日経つ。急にやめたのが悪かった?急にやるのも悪いが、急にやめるのも悪い?
 インターネットの記述を見るかぎり、私の症状は血圧低下で脳部に血が上がりにくくなったときの症状とそっくりだった。血圧は若先生の測ったとき155あったが、これは発作が始まったときから6時間も過ぎている。血圧は時々刻々変化しているから発作時の血圧は分からない。原因はわからないが、あの時異常な血圧低下が起きていたのではないかと思う。
 血圧が下がると、立ち上がった時、脳まで血液を押し上げられない。だから身体は自衛反応で、立てないように目眩を起こすのだろう。
 運動を急にやめたのがのがいけなかった?明日から少しづつ再開しよう。