この前YouTubeでエディー・ヴァン・ヘイレンのライヴ映像を見ていた時のこと、右端の関連動画欄の中にひときわ異彩を放つ女性ギタリストの姿があった。彼女の名前は Sophie Burrell といって、「You Really Got Me」をギターでカバーしているらしいのだ。“またどこぞの女性ユーチューバーが再生回数を稼ぐためにスケベな格好でなんちゃってカバーしとるんかな...” という考えが一瞬頭をよぎったが、“それにしてもよりにもよってヴァン・ヘイレンを選ぶとは怖いモン知らずな女やな...” と興味を引かれ、とりあえず見てみることにした。
最初の1:30ほどスポンサーへのヨイショが終わると(←これマジうざい...)彼女がおもむろにギターを弾き始めた。太ももむき出しで脚を組んでギターを抱え、リズムを取りながら気持ちよさそうにギターを弾いていくのだが、余裕綽々という感じでエディーの必殺フレーズをなぞっていく。うわぁ、これはガチやん!と感心し、「Ain't Talkin' 'Bout Love」「Panama」「Judgement Day」といった他のVHナンバーのカバーを立て続けに見てみたが、どれもこれも素晴らしいプレイの連続で、私はすっかりこの女性ギタリストが気に入ってしまった。
YOU REALLY GOT ME - VAN HALEN | Guitar Cover by Sophie Burrell
AIN'T TALKIN' 'BOUT LOVE - Van Halen | Guitar Cover by Sophie Burrell
PANAMA - Van Halen | Guitar Cover by Sophie Burrell
JUDGEMENT DAY - Van Halen | Eventide MicroPitch Delay
ヴァン・ヘイレンのカバーを一通り堪能した後、“他にはどんな曲やってるんやろ?” と思って動画を見てみると、モトリーの「Kickstart My Heart」やポイズンの「Nothin' But A Good Time」、ガンズの「Sweet Child O' Mine」と、私の嗜好のスウィートスポットを直撃するような神選曲だ。私は大コーフンしながら次から次へと彼女の動画を見ていったが、そのどれもがオリジナル・アーティストへの愛情と敬意に満ちた見事なプレイで、動画の全編から “私はこの曲が大好きなんよ!!!” 感がビンビン伝わってくる。80'sロック好きにはたまらない名カバー連発だ。
KICKSTART MY HEART - Mötley Crüe | Guitar Cover by Sophie Burrell
NOTHIN' BUT A GOOD TIME - Poison | Guitar Cover by Sophie Burrell
SWEET CHILD O' MINE - Guns N' Roses Guitar Solo | Guitar World x Martin Guitar #NoLimitsChallenge
しかし私が彼女を “只物ではないな...” と思った最大の理由は80'sハードロック・クラシックスに混じってピンク・フロイドのカバーを演っていたこと。“へぇ~、このネーチャン、フロイドも好きなんか...” と興味を引かれて早速見てみたところ、これがもう空恐ろしいほどの完コピでビックリ。大袈裟ではなく、まるでデビッド・ギルモアが憑依してるんちゃうかと思ってしまうくらい本物にそっくりなのだ。彼のエモーショナルなプレイを再現するのはハードロックの速弾きを真似るのとは又違った難しさがあると思うのだが、彼女はフレーズだけでなくギルモアの微妙な音色の彩や味わい、キメ細やかなニュアンスまでも見事に再現しているのだから驚くなという方が無理。この「Top 3 Pink Floyd Solos」という動画には彼女のピンク・フロイドへのリスペクトが凝縮されていて大いに感銘を受けた。特に「Shine On You Crazy Diamond」の情感溢れるソロは鳥肌モノだ。
Top 3 Pink Floyd Solos | Guitar Cover by Sophie Burrell
ということで、今日はYouTubeで偶然見つけた凄腕女性ギタリストを取り上げたが、今回の一件で改めて “80年代ロックって名曲の宝庫やなぁ...” との思いを強くした。そういえばこの前たまたま「Best Hit USA」で最新のUSシングル・チャートを見る機会があったのだが、どれもこれも無味乾燥なゴミ曲ばっかりで呆れてしまった。今のアメリカ人ってホンマにこんな眠たい曲ばっかり聴いとるんかいな??? そんな退屈きわまりないコンテンポラリー・ヒット・チャートを見るにつけ、自分はホンマに音楽のエエ時代を体験できてラッキーやったなぁとほくそ笑んでいる今日この頃だ。
最初の1:30ほどスポンサーへのヨイショが終わると(←これマジうざい...)彼女がおもむろにギターを弾き始めた。太ももむき出しで脚を組んでギターを抱え、リズムを取りながら気持ちよさそうにギターを弾いていくのだが、余裕綽々という感じでエディーの必殺フレーズをなぞっていく。うわぁ、これはガチやん!と感心し、「Ain't Talkin' 'Bout Love」「Panama」「Judgement Day」といった他のVHナンバーのカバーを立て続けに見てみたが、どれもこれも素晴らしいプレイの連続で、私はすっかりこの女性ギタリストが気に入ってしまった。
YOU REALLY GOT ME - VAN HALEN | Guitar Cover by Sophie Burrell
AIN'T TALKIN' 'BOUT LOVE - Van Halen | Guitar Cover by Sophie Burrell
PANAMA - Van Halen | Guitar Cover by Sophie Burrell
JUDGEMENT DAY - Van Halen | Eventide MicroPitch Delay
ヴァン・ヘイレンのカバーを一通り堪能した後、“他にはどんな曲やってるんやろ?” と思って動画を見てみると、モトリーの「Kickstart My Heart」やポイズンの「Nothin' But A Good Time」、ガンズの「Sweet Child O' Mine」と、私の嗜好のスウィートスポットを直撃するような神選曲だ。私は大コーフンしながら次から次へと彼女の動画を見ていったが、そのどれもがオリジナル・アーティストへの愛情と敬意に満ちた見事なプレイで、動画の全編から “私はこの曲が大好きなんよ!!!” 感がビンビン伝わってくる。80'sロック好きにはたまらない名カバー連発だ。
KICKSTART MY HEART - Mötley Crüe | Guitar Cover by Sophie Burrell
NOTHIN' BUT A GOOD TIME - Poison | Guitar Cover by Sophie Burrell
SWEET CHILD O' MINE - Guns N' Roses Guitar Solo | Guitar World x Martin Guitar #NoLimitsChallenge
しかし私が彼女を “只物ではないな...” と思った最大の理由は80'sハードロック・クラシックスに混じってピンク・フロイドのカバーを演っていたこと。“へぇ~、このネーチャン、フロイドも好きなんか...” と興味を引かれて早速見てみたところ、これがもう空恐ろしいほどの完コピでビックリ。大袈裟ではなく、まるでデビッド・ギルモアが憑依してるんちゃうかと思ってしまうくらい本物にそっくりなのだ。彼のエモーショナルなプレイを再現するのはハードロックの速弾きを真似るのとは又違った難しさがあると思うのだが、彼女はフレーズだけでなくギルモアの微妙な音色の彩や味わい、キメ細やかなニュアンスまでも見事に再現しているのだから驚くなという方が無理。この「Top 3 Pink Floyd Solos」という動画には彼女のピンク・フロイドへのリスペクトが凝縮されていて大いに感銘を受けた。特に「Shine On You Crazy Diamond」の情感溢れるソロは鳥肌モノだ。
Top 3 Pink Floyd Solos | Guitar Cover by Sophie Burrell
ということで、今日はYouTubeで偶然見つけた凄腕女性ギタリストを取り上げたが、今回の一件で改めて “80年代ロックって名曲の宝庫やなぁ...” との思いを強くした。そういえばこの前たまたま「Best Hit USA」で最新のUSシングル・チャートを見る機会があったのだが、どれもこれも無味乾燥なゴミ曲ばっかりで呆れてしまった。今のアメリカ人ってホンマにこんな眠たい曲ばっかり聴いとるんかいな??? そんな退屈きわまりないコンテンポラリー・ヒット・チャートを見るにつけ、自分はホンマに音楽のエエ時代を体験できてラッキーやったなぁとほくそ笑んでいる今日この頃だ。