shiotch7 の 明日なき暴走

ビートルズを中心に、昭和歌謡からジャズヴォーカルまで、大好きな音楽についてあれこれ書き綴った音楽日記です

【年忘れ】昭和歌謡ジャケットクイズ《正解発表》

2022-12-31 | 昭和歌謡・シングル盤
①霧のかなたに / 黛ジュン
 黛ジュンは「恋のハレルヤ」のイメージが強いので真っ先にそのダイナミックな歌唱法が頭に浮かぶが、こういう哀愁舞い散るスロー・ナンバーも抜群に上手い。私にとっては邦楽史上五指に入る女性シンガーだ。
黛ジュン 「霧のかなたに」 1967


②さすらいのギター / 小山ルミ
 ベンチャーズ歌謡といえば何はさておきこの曲だ。小山ルミはこれ以外にもピンナップ・ジャケのシングルが一杯あって、その筋系のマニアにはたまらない存在なのだ。
小山ルミ 「さすらいのギター」 1971


③白い蝶のサンバ / 森山加代子
 この歌が流行っていた頃、友達と“あなたにぶたれて私はバカになる~♪”と替え歌で遊んでいたが、大人になってからは “あなたに抱かれて私はママになる~♪” と下ネタ化して喜んでいる。全然成長してへんがな...(笑)
森山加代子 白い蝶のサンバ


④朝がくるまえに / ちあきなおみ
 これこそまさに“あの時代” を象徴するバリバリの歌謡曲。ちあきさんの圧倒的歌唱力が堪能できる、“曲良し、歌良し、演奏良し” と三拍子揃ったキラー・チューンだ。この歌の素晴らしさが分かる昭和の日本人に生まれてホンマに良かったなぁと思う。
朝がくるまえに ちあき なおみ(本人歌唱)


⑤じんじんさせて / 山本リンダ
 私がまだ小学生だった頃、彼女のへそ出しルックが一世を風靡して、街中どこへ行っても彼女のヒット曲が流れていた。後のピンクレディーに繋がるアクション歌謡の先駆けが彼女なのだ。
じんじんさせて


⑥眠られぬ夜のブルース / 青江三奈
 和製ヘレン・メリルと呼ばれる彼女のハスキー・ヴォイスの魅力に一度ハマったら生涯脱け出せない。“声”だけで聴く者を魅了するその存在感は圧倒的だ。
眠られぬ夜のブルース 青江三奈


⑦人形の家 / 弘田三枝子
 ダイエットしてキレイになったミコたんだが、和製ブレンダ・リーの名に恥じないソウルフルな歌声は健在。その説得力はまさにザ・ワン・アンド・オンリーだ。
人形の家 弘田三枝子


⑧夜明けのスキャット / 由紀さおり
 この人は美人で歌も上手く、楽曲にも恵まれた幸多き女性だが、中でも「夜明けのスキャット」は昭和を代表する名曲名唱だ。バカ殿で志村けんと絡む年齢詐欺ネタ・コントとのギャップも実に愉しい。
由紀さおり 夜明けのスキャット

志村けんのバカ殿様


⑨ざんげの値打ちもない / 北原ミレイ
 「ざんげの値打ちもない」でデビューし、続いて「棄てるものがあるうちはいい」、「何も死ぬことはないだろうに」とたたみかける “やさぐれ三部作” の曲名だけでも強烈なインパクトを与える北原ミレイ。“無表情でうつむいて歌え!” と指示した阿久悠の慧眼にも脱帽だ。
『ざんげの値打もない』北原ミレイ


ということで久々の歌謡曲ネタ、楽しんでいただけましたでしょうか? いやぁ~やっぱり昭和は最高ですな。選曲ならぬ選ジャケが思いのほか楽しかったので(←美女ジャケ大好き♡)近いうちに又やりたいと思います。それではみなさん良いお年を!!!