GW前に転倒して痛めた左膝の病状が固定してしまった。相変わらず痛みが取れないし、杖が欲しいとさえ思うときがある。妻は薬を飲め、リハビリしろとうるさいが、完治するとは思えない。最近は足首が痛み出した。膝をかばう歩き方がまずかったのだろう。昨日の県立美術館での講演会で、講師熊本大学の吉村教授は冒頭、「今日は自転車で来ました。棒庵坂を登ってきました」とおっしゃって、まずは笑いを取られた。棒庵坂の傾斜の物凄さを知っている皆さんの驚嘆と敬意の笑いである。スリムな体型が教授のそんなフランクな日常を物語っている。私も随分自転車で走り回ったが、転倒事件以来車で出かけることが多くなり、すっかりメタボに逆戻りしてしまった。「散歩でもしなさいよ」と妻が言う。(本人もメタボなのだが) その気が無い訳ではないが、絶え間ない鈍痛と時折来るぎくっとくる痛みを思うと中々一歩踏み出せない。本気で「杖を買うか・・」と考え始めた。
「杖をついたメタボな爺さん」・・・さまにならんなー。
「杖をついたメタボな爺さん」・・・さまにならんなー。