台湾の欧鴻錬外交部長(外相)は14日、尖閣諸島付近の海上で海上保安庁の巡視船と接触した台湾遊漁船が沈没した事故をめぐり、日本政府の対応を不満として改めて謝罪と賠償を要求、駐日代表に当たる台北駐日経済文化代表処の許世楷代表を召還することを決定した。
欧部長は記者会見で、日本が台湾側に提出した事故調査報告について「全く受け入れられない」と強い不満を表明。巡視船が遊漁船に衝突した行為を「あまりにも横暴すぎる」と指摘し、日本の対応を非難した。
巡視船接触、台湾漁船が沈没=魚釣島付近、乗組員16人は救出
10日午前3時20分すぎ、尖閣諸島・魚釣島の南約10キロの日本領海内で、警備中の巡視船「こしき」(966トン、32人乗り)と台湾の小型遊漁船『聯合號(レンゴウゴウ)』(16人乗り)が接触し、漁船が沈没した。漁船の乗組員3人と乗客13人は全員、こしきに救助された。第11管区海上保安本部(那覇)は、巡視船艇や航空機を現場に派遣した。
同本部によると、こしきは午前2時すぎ、魚釣島の南約33キロを東方に進む外国船とみられる漁船を確認。約30分後に日本領海に侵入したため追跡を開始した。
漁船はジグザグ航行で逃げようとしたが、こしきが追い付き船名などを確認。この際に漁船が急に右側に方向転換したため、右舷船橋がこしき左舷船首部と接触した。
漁船は接触から約1時間15分後、現場付近の日本領海内で沈没したという。救助された16人はいずれも台湾人男性で、船長は右ひざと左肩付近に擦り傷ができたが、他の乗組員、乗客にけがはない。
香港の北京ゴマスリ部隊「保釣(釣魚島防衛)行動」も抗議船を尖閣に出すと(例年の行事だが)息巻いているが、口先だけでいつまでも実効支配をしない日本政府の対応がとにかく一番悪い。
欧部長は記者会見で、日本が台湾側に提出した事故調査報告について「全く受け入れられない」と強い不満を表明。巡視船が遊漁船に衝突した行為を「あまりにも横暴すぎる」と指摘し、日本の対応を非難した。
巡視船接触、台湾漁船が沈没=魚釣島付近、乗組員16人は救出
10日午前3時20分すぎ、尖閣諸島・魚釣島の南約10キロの日本領海内で、警備中の巡視船「こしき」(966トン、32人乗り)と台湾の小型遊漁船『聯合號(レンゴウゴウ)』(16人乗り)が接触し、漁船が沈没した。漁船の乗組員3人と乗客13人は全員、こしきに救助された。第11管区海上保安本部(那覇)は、巡視船艇や航空機を現場に派遣した。
同本部によると、こしきは午前2時すぎ、魚釣島の南約33キロを東方に進む外国船とみられる漁船を確認。約30分後に日本領海に侵入したため追跡を開始した。
漁船はジグザグ航行で逃げようとしたが、こしきが追い付き船名などを確認。この際に漁船が急に右側に方向転換したため、右舷船橋がこしき左舷船首部と接触した。
漁船は接触から約1時間15分後、現場付近の日本領海内で沈没したという。救助された16人はいずれも台湾人男性で、船長は右ひざと左肩付近に擦り傷ができたが、他の乗組員、乗客にけがはない。
香港の北京ゴマスリ部隊「保釣(釣魚島防衛)行動」も抗議船を尖閣に出すと(例年の行事だが)息巻いているが、口先だけでいつまでも実効支配をしない日本政府の対応がとにかく一番悪い。