大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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ロシア 衛星破壊実験を実施!

2021年11月17日 12時17分51秒 | ロシア
アメリカは15日、ロシアが自国の衛星に対して対衛星ミサイル実験を行ったと発表し、「危険かつ無責任な」ミサイル実験が国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士を危険にさらしたと非難した。ロシアは対衛星ミサイル実験で、自国の人工衛星の1つを爆破した。その際にデブリ(宇宙ごみ)が発生したため、ISSのクルーはカプセルに避難した。こうした破片は高速で移動するため、ISSのモジュールの壁に簡単に穴を開けてしまう恐れがある。
高度約420キロを周回するISSには現在、アメリカ人4人、ドイツ人1人、ロシア人2人のクルー計7人が滞在している。
米国務省のネッド・プライス報道官は、「ロシア連邦は本日、無謀にも自国の衛星1基に対し、直接上昇式の対衛星ミサイルを使い、衛星破壊実験を行った」と会見で述べた。
「この実験により、これまでに1500個以上の追跡可能な宇宙ごみと、数十万個の小規模な宇宙ごみが発生し、あらゆる国の利益を脅かしている」
予測不能な物体は事故を起こすことなく通過していったが、プライス報道官は危険は決して過ぎ去ったわけではないと述べた。
「今回の実験は、ISSに滞在するアメリカの宇宙飛行士やロシアの宇宙飛行士だけでなく、その他の有人宇宙飛行活動に対するリスクを大幅に高めるものだ」
「ロシアの危険かつ無責任な行動は、宇宙空間の長期的な持続可能性を危険にさらすもので、宇宙空間の兵器化に反対するロシアの主張が不誠実かつ偽善的だと明確に示している」

@ISSにはロシア人クルーもいる訳で、シナは別としても無謀なことは極力避けるべきですね。
参考:ISSの高度制御
ISSの軌道は最低高度278 kmから最高高度460 kmの範囲に維持される。最高高度制限は、ソユーズ宇宙船のランデブーが可能な425 kmであり、最低高度は、リブースト等の制御ができなくなった状態でも一定期間落下を防いで対応する時間を稼ぐための高度で設定される(このため太陽活動に伴って最低高度制限も変動する)。
で、ISSの高度は大気の抵抗によって毎月2.5キロずつ低下しているので、毎年数回、より高い高度に上昇(リブースト)させる必要があります。
当然だけど、シナの宇宙ステーション(CSS)も、高度340~450kmで地球を周回している。