大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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北方領土 「ビザなし」第1陣が帰港・・・国後上陸前、ロシアの要請をはねのけ、自主対応で放射線量を計測

2011年05月18日 12時51分52秒 | 北方領土問題 日ロ平和条約締結などという幻想を抱くな! 武力で奪い返せ!
今年20年目を迎えた北方4島との「ビザなし交流」で国後島を訪れていた日本側訪問団第1陣(長尾明宏団長、46人)が16日、北海道の根室港に戻った。東日本大震災後初めての交流。福島第一原子力発電所事故による放射能の影響を懸念するロシア側に配慮し、上陸前の船内で放射線検査が実施された。一行は14日から同島を訪問。訪問団の受け入れを担当するクリル日本センターからは、震災義援金約74万円が贈呈された。ゲンナジー・ノボハトニー所長は「震災を自分たちのことのように思い、心を痛めていた」と話した。しかし、一行が滞在中の15日午後、ロシアのイワノフ副首相らが国後島を訪問。その際、ロシア側から説明は一切なく、団員からは「嫌がらせか」と非難の声も上がった。

訪問団は日本人墓地に参ったほか、建設中の港湾施設や空港を見学。ロシア政府の社会経済発展計画の下で、4島の社会資本整備が進む現状についても説明を受けた。木製のひな人形を子どもたちと一緒に作る住民交流会も開かれた。団員で、元国後島民の山崎茂さん(77)は「この20年で両国の交流という目的が達成できたと実感した。ただ、領土問題自体は何も進展していない」と感想を話した。

■露側の計測措置、訪問団は「自主申告」で対応

上陸前の船内で訪問団員の放射線量を測定するロシア側職員(14日、国後島・古釜布沖で)=同行記者団撮影 今回のビザなし交流では、ロシア側が入域手続きに先立って訪問団員らの放射線量を計測した。東京電力福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故を受けた措置だが、日本側はこの手続きに従えば、北方4島の管轄権をロシア側に認めることにつながると懸念。自ら持参した線量計でも同時に計測し、数値を「自主申告した」という形をとった。訪問団を乗せた船は14日正午すぎに国後島古釜布沖に到着。その後、古釜布港から同島を管轄する南クリル地区行政府消費者局の職員らが小型船で来て、訪問団の船に乗り込んだ。交流の実施団体によると、この時、初めてロシア側から放射線量の計測を求められたが、「団員は大半が道内から来ており、心配ない」といったん拒否。道内の放射線量が載った道のホームページを印刷した紙を示し、安全面に問題がないことに理解を求めた。

だが、ロシア側からは「国(連邦)から言われている。やらないと次の(入域)手続きに入れない」と告げられた。実施団体は、外務省から事前に計測の可能性を知らされていたため、線量計を持参していた。結局、「私たちが自主的に計測するが、あなた方(ロシア側)が測ることは関知しません」などと伝達。訪問団46人全員や船内を次々と計測するロシア側の後ろで日本側も線量計で計測し、その都度ロシア側に口頭で数値を伝えた。実施団体などは「4島交流に行くことで日本の立場が損なわれていくのは問題だ。日露の立場を両立させるやり方を考えないといけなかった」としている。

@いずれにしても今までのような経済優先のバカげた外交交渉で、我が国が抱える領土問題が解決するはずもなく、更に後退することはあっても前進することなぞ絶対にない。政治で領土問題が解決する筈もなく、民主主義を謳歌し、平和ボケした政治家や国民になにを求めるのだ。なにもないじゃないか。ただ虚しいだけ。いい加減目を覚ませよ。