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塾長 北川憲吾
事務局長 三島廉多
時局放談 長谷川裕行
古事記 伊藤好雄(士道不覚悟)
マスクは野外ではほぼ必要ないとか、更に政府は事もあろうか外国人観光客の入国制限を緩和するとまで言い出した。岐阜は、連日700から500、愛知は平均2000、こうした状況下にありながら、経済優先で打ち出したこうした政府の動きをどう受け止めればいいのか、素直に喜んで受け入れる事はできない。さて、そうした厳しい状況下で慎ましく催して来たさむらい塾も112回を迎えた。
定刻午後6時スタート。今回は、光子ロケットの話。光のエネルギー(γ線ガンマせん)を推進力にしてほぼ光速で突き進む夢のロケットだ。原資は、物質と反物質を掛け合わせる対消滅の莫大なエネルギーを利用する。例えば1gの電子(-)物質と1gの陽電子(+)反物質を接触させると対消滅(お互いが打ち消しあう)が起き、42.96ktの爆発エネルギーを発生する。(e=mc2)広島原爆の2倍の威力だ。これを水素で行うというもの。因みに、バナナは、微量の放射性カリウムを含んでいて75分に一回陽電子を放出する。電子と接触すればすぐにお互いを打ち消しあって消える。肝は水素と反水素。やはりここに落ち着く。水素Hは、1個の陽子と1個の電子で構成されているのでうってつけなのだ。後は、作り出した反物質をどう閉じ込めるかという(絶対零度)話。
そんな話をしながら、久しぶりに参加したフィリピン人の母親を持つT君には、新大統領ボンボンマルコスについて蘊蓄を傾けた。後、ウクライナの母親を持つM君には、日本でウクライナ人がやっている政治集会には出ないように(賢明と言うか出てないそうだ)アドバイスしておいた。
北川塾長と三島事務局長にも心からの感謝とねぎらいの言葉を伊藤好雄先輩に代わって掛けさせて頂いた。まだまだ夜明けは遠い、頑張ろう!
午後7時15分お開き。参加5名
次回は、6月25日を予定しています。