大臣: 今回、この米空母ジョージ・ワシントンにおいて、日米印の共同訓練、「マラバール」の最終日ということで、その訓練の状況について確認をさせていただきました。大変良い訓練ができたということ、そして日米印3か国のこういった共同の訓練は、この東アジアを含めた安全保障の抑止力に繋がる、大切なものだということを改めて確認をいたしました。また、この米空母ジョージ・ワシントンに乗せていただき、離着艦の状況をこの目で見させていただいて、その練度の高さと、そしてこの空母を中心とする在日米海軍の抑止力の重要さに改めて感じ入ったところであります。
記者:今回、実際に離着艦される様子を目の前で見られてどういった感想をお持ちになりましたか。
大臣:これほど練度高く、そしてこれほど強力な戦闘機等が横須賀を中心とする日本の中にあり、そして、しっかりとした常日頃の訓練をしているということ、こういう重要なパートナーが私どもにはいるということを、改めて頼もしく思いました。
記者:実際に訓練中の米空母に閣僚が着艦されて視察されるというのは初めてだと思うのですけれども、今回の意義についてはどうお感じですか。
大臣:一つは、日米印の共同訓練の最終日ということで、ちょうどその状況を確認するのに、この「ジョージ・ワシントン」を使わせていただいたということであります。併せて、今東アジアの安全保障環境について世界が注目をしています。そして、その中心となるのは、やはり日米同盟だと思っています。日米同盟のこれからの関係強化のためにも、今回の視察は大変役立ったと思います。
記者:先ほど視察の中では、個別的自衛権も集団的自衛権もほとんど関係ないんじゃないかというようなお話もありましたけれども、その辺り詳しくお願いできますか。
大臣:現場の実態を見れば、既に日米両国は様々な情報のデータリンクも行い、そしてどちらの艦船が欠けても、実はこの安全保障のミッションに影響が出るということを考えれば、現場レベルでは、もう既にその法整備の中での集団的自衛権、個別的自衛権、いろいろな議論が行われておりますが、現場としては、もう既に一体感を持って対応してくれているのだなということを感じました。
@だから、アメリカのような大国でもバチカン市国のような小さな国でも、国家が存立した時点で自衛権が発生するのは当たり前じゃないですか。その後どんな憲法を持とうと、その自衛権が失われる事はありません。それだけの話を、どれだけのアホが集まって議論してますの。