大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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五輪控え地方で暴動続発=警察不信、抑え込み困難-中国〔五輪〕

2008年07月20日 22時25分25秒 | 暴戻支那の膺懲
北京五輪開幕まで20日を切った中国で、地方の農民や民衆が公安(警察)当局者らと衝突する暴動が続発している。共通するのは、腐敗や横暴な対応が横行する警察への不信感と怒りだ。安定最優先を掲げる胡錦濤指導部も、もはや地方の末端まで広がる不満を抑え込むことは困難で、国家統治能力を問われかねない状況に陥っている。
 6月末以降、貴州省甕安県で数万人が公安庁舎などを焼き打ちした事件に続き、陝西省府谷県、浙江省玉環県、広東省博羅県で相次いで暴動が発生。今月19日には雲南省孟連県で約400人が警察と衝突し、住民2人が死亡した。
 民衆の抗議活動に詳しい中国社会科学院農村発展研究所の于建※(※=山へんに榮)教授は「地方の『民』と『官』の関係が緊張しており、公平かつ公正な司法制度の欠如が最大の問題だ」と指摘。「具体的な当局者への疑念が政権・体制への不満に発展し、地元政府そのものを敵とみなす傾向が強くなっている」と解説する。
 地方では民衆の不満がうっ積、そのはけ口を探している。誰かの小さな怒りが出れば、それに便乗する形で燃え上がる「うっ憤晴らし型」の暴動が増加。当初の抗議の原因と直接関係ない多数の民衆が暴動当事者となっているのが特徴だ。
 中国で暴動は今に始まったことではないが、胡指導部も五輪前だけに神経をとがらせている。五輪期間中に暴動が頻発するようなら、国家の不安定ぶりが国際社会に露呈するからだ。
 抑圧による暴動阻止には限界があり、残された数少ない解決策は、民衆の声を聞き、不満を吸収することだ。今月に入り、全国の県レベルでトップの党委書記自らが民衆からの陳情を受け付けているが、効果は期待薄とみられる。

たとえば、香港の人権団体・中国人権民主化運動ニュースセンターは20日、中国河北省広宗県の警察署で今月9日、爆弾がさく裂し10人が負傷したと伝えた。
同署関係者らが同センターに明らかにした。中国当局は情報統制を敷いており、中国メディアは事件を報道していない。
同センターによると、警察への不満を抱いた住民による犯行の可能性があるという。爆発の影響で署内数十部屋の窓ガラスが割れた。
中国では最近、警察が襲撃される事件が相次ぎ、6月には貴州省で民衆が警察署を占拠したほか、浙江省では7月中旬、住民1000人前後が派出所を取り囲んでレンガを投げつけるなどの騒乱が起きている

@とにかくこうした動きは、各地方の反政府組織が連帯して行っているもので、五輪開会日には全国で大規模な同時蜂起が計画されているとか。
現在の動きは当局の出方を探る為のジャブ程度らしい・・・・・

以前ここでも紹介したが再度貼り付ける。
@8月8日当日、北京五輪開会式にあわせて全国数百ヶ所で貧困層を中心に反政府蜂起が画策されているという情報がある。
地方政府と北京政府の対立を一気に加速させ、それを全世界に発信して共産党一党独裁による統治に限界があることを示す狙いがあるようだ。
シナにはご存知のように55の民族があり、文化/言語/習慣も大きく違う。
北京語を話せるのは14億人中わずか3割程度である。
それを毛沢東以来の武力制圧で共産党イデオロギーに無理やり統一してきた訳だ。
30年前の独裁体制崩壊の危機に際し小平は「改革解放」を打ち出し乗り切ったが、沿岸部と内陸部の経済格差はさらに増大し、内陸部に住む人々の不満をつのらせる結果を招いている。

フィリピンでもマルコス政権がピープルパワーであっけなく打倒されたが、我々も頑張らねば・・・・・