地場・旬・自給

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農の会ショップ

2007-04-14 06:00:13 | あしがら農の会
Tさんから以下の意見が掲示板に出ていた。最近、「農の会ショップ」のようなものがあったらいいなと思っています。誰か一人で進めるのではなく、農の会の活動に理解を示して下さる方々が全体で出資、あるいは資金調達し運営していくお店です。
 農の会の自給に根ざした生活や価値観の大切さを伝えるためのお店で、農の会を巡る人、物、情報が集まり、交流し、これから新たに農的な生活をはじめるためのきっかけになる場所作りをイメージしています。例えば農の会の農産物の販売や、人参ジュースやお茶を飲みながら話が出来る喫茶空間があり、料理教室を開いたり、イベントの情報が得られたりなど…。農の会のホームページがパソコン上の窓口として有効ならば、お店の場合は直に触れ合える場として有効な空間となるのではないかと思います。
昨夜の定例会ではこのことが話し合われた。大変おもしろい話が聞けた。それぞれが、どんな思いと行動で、農の会に関わりを持とうとしているか。その大切な部分が感じられた。

若い居人達が、どんな考え方で感じ方で、農的な自給的な暮らしを模索しているか。この辺りの事は、すごく新鮮だし。自分がやろうとしている、これからの事にも、直接的に参考になる。学ぶところがたくさんあった。「地場、旬は、ともかく、自給このことが伝わるか。何とか、伝えていかなきゃ。」こんな意見も出ていた。自給は自分の食糧を自給するというところから、もう一歩踏み込んで、地域での自給があったり、文化や教育の自給とも繋がり、さらに、暮らしの方角を指している気がしてきた。そうした事を考える上で、それぞれが農業を通した、新しい繋がりが生まれ、多方向に進んでいる事が、互いの発想に力をもらえる。小宮さんの旭ブルーベリー園には、山海亭という建物がある。自分のフィールドとしている農地に、建物があり、その小宮色を持った場で、小宮さんと出会うことで、小宮さんの考えていること、やっている事の意味を、深く感じる事ができる。そんな話もあった。

大磯田んぼの関係者であり、東京で設計事務所をされている、2人の方が参加された。東京で暮す人達の「トレンド」を語ってくれた。西湘地区で考えられている事も語られた。内容については、農の会の人たちの考えている、分析とそれほど違わないようだった。でも農の会と初めて出会う人が、中々農の会の空気は読めないのだろうな。と感じた。「この活動は開かれているのですか。」味噌の会の事を尋ねられたので、誰にでも開かれている。とAさんが当然の事として答えた。都会の会社的に誤解するといけないと思い。開かれていることはいるが、空気というか、状況が、開かれているのかの実態は又別だと思うと、補足したのだが、どうも、上手く伝わらなかったようだ。農の会は、どこまでもオープンの会だ。その東京の設計事務所の人の突然の参加でも、気持ちよく迎えられて、話の仲間になれる定例会だ。

自分の農業の姿を背景にすることで、初めて伝わる物。食べ物と言う生産物を、通して伝わる物。その生産している人間を通して伝わる物。それは色々なのだろう。でも自分たちがしている事を伝えたい。この思いは、普通の農家の人にはないものだろう。少しづつ、私のやれる事、やりたいことが、このような話し合いの中で鮮明になってくる。5月の連休に、旭ブルーベリー園では石釜開きの会をやるそうだ。定員40名だそうだから、先着順なのか。抽選なのか。気をつけておかないと参加できないことになりそうだ。
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