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どうでも良い小池知事カイロ大学問題

2024-04-26 04:19:05 | Peace Cafe


 本当にくだらないことが持ち出されている。小池知事がカイロ大学を卒業していようがいまいが、どうでも良いことだろう。小池さんという人はよほど嫌われる人なのだろう。自分が自分がと目立つためなら何でもやるという、鼻持ちならない人間性が、耐えがたいのだろう。

 選挙が近づ繰返し繰返し因縁を付けて足を引っ張ろうという動きが出てくる。小池知事が大学を出ていないでも全く問題が無い。卒業問題よりも、それを取り上げる週刊誌報道のほうが気になる。こんなことで商売になるというのが、小池氏の不思議な人気なのだろう。

 学歴詐称のウソをついたとすれば、たしかにそれは良くないが、それももう40年も前のよく分らない話だ。カイロ大学に在学していたことは確かなのだ。それで十分ではないか。そういう変った履歴を売りにして旨くのし上がったわけだ。

 世間が女の子がカイロ大学。という興味本位を上手く利用したのだ。卒業していないと大学の同級生が証言しているが、その女性は小池さんほど、有名にはならなかった。小池さんはそれだけでは無い、すさまじいタレント根性があったのだろう。

 小池知事が行ったことで、都知事として十分だったかを、評価をすれば良いだけだろう。東京オリンピックは、コロナパンディミックの最中で、選手はよく頑張ってくれて、素晴らしいものだったにもかかわらず、残念ながら若干煮え切らないものになってしまった。

 私は腹が立つのは、外苑の森を切って、マンションにする話だ。都内の樹木はできる限り残すべきだろう。すでに人間らしい暮らしが出来る場でなくなっている。これ以上木を切ってしまえば、見苦しい暮らしにくい都市が、さらにひどい都市になる。むしろ都市に植林をする必要がある。

 西の大都市大阪は、万博もカジノも煮え切らないことになっている。小池都知事も維新の会も、政治的野望のために何でも利用しようと言うだけで、政治の理念がないからだ。もう少し暮らしのことを直視すべきだ。都会は食糧自給を、食の安全保障をどう解決するきなのだろうか。私は不安で東京も大阪も住めない。

 小池知事も政治的な野望ばかりが目立つが、政治で何をやりたいのかがよく見えない。まだ都知事を続けるらしいから、権力欲のようなものがよほどの人なのだろう。維新の会の動きも、都民ファーストの会の動きも、都会の政局がらみばかりだ。話題性が狙いとしかおもえない。だからこそくだらないことで足を引っ張るのではなく。その政策の問題点で論争をすべきだ。

 石垣島という、都会からは遠いい場所で暮らしていると、しらけるばかりである。2019年12月初旬 武漢でコロナは人間に感染をした。石垣島にクルーズ船がきていたことが後から分る。地獄のコロナクルーズ船問題が起きた。あれから、思えば重苦しいコロナの年月だった。

 別段コロナが収束したわけではないので、人混みマスクはまだしている。出来ればこれからもマスクをしていたい。そういえば、福島原発の放射能は日本中にばらまかれ、そのままである。一部には集めた土壌もあるが、いまだ積んであるだけで消えたわけではない。

 コロナも、もう無いことにしよう。放射能も忘れていよう。忘れないと経済が回らない。これが日本の現実である。考えれば不安神経症になる。無いことにして、日々安穏に暮らすほかない。忘れなければやっちゃー居られない。これが普通の暮らしなのだろう。

 しかし、政治というものはそれではだめだ。先を見通して、何が日本人の幸福なのかを提起して行く必要がある。果たして都民ファーストはどうだろうか。維新の会はどうだろうか。都民ファーストの賢い支出とは、パー券キックバック方式をどう見るのか。

 「東京を、将来にわたって、経済・福祉・環境などあらゆる分野で持続可能な社会となりえるよう、新しい東京へと再構築すること 」を党の綱領で示している。具体策として「都民ファースト」「情報公開」「賢い支出(ワイズスペンディング)」とする。 としている。

 情報公開と言えば、政治資金の情報公開など、徹底してやるとしているずだが、都民ファースト出身でいま、維新の会の音喜多 駿氏は自民党に政治資金の情報公開を要求をしたのだろうか。賢い支出となると、裏金の使い方伝授のような気がしてしまう。都民ファーストと言われても、正直意味不明だ。住民ファーストならまだ意味が分る。

 要するに時代の先端のつもりで考えた看板が、実はかなり古くさくなっている。流行り物はすぐ古くなる。そう小池知事も流行り物の一種だったのだろう。流行り物に飛びつくとすぐに新鮮味が消えて行く。東京オリンピックのお金の使い道は、賢い支出とは到底思えない訳だ。

 あの豊洲市場の汚染度問題は何だったのか。汚染しているならば、今だって除去したわけではない。そのまま市場になったのだ。あれも選挙対策の一つのように見える。何でもかんでも、無理矢理桝添氏をやり玉に挙げたわけだ。桝添氏のみみちさには驚いたが、中国服の公金購入は何とも言えなかった。

 横浜市長はカジノで失敗した。横浜にカジノはいらないという市民が多数派だったわけだ。まだ横浜には健全な市民意識があるとみて良いのだろう。しかし、大阪の方は万博からカジノへと動き出している。水原一平容疑者を見てみるべきだ。賭博は人間を滅ぼす。カジノを都市の活性化に利用しようという考え自体が間違っている。

 その間違いの先陣を切っているのが、大阪維新の会である。あぶく銭で町が豊かになり、マカオか大阪かなどと、不夜城の栄華を言われても、恥ずかしいばかりである。健全な、物作りから始まるはずのものが、都市の活性化である。

 不労所得に傾斜すれば、じっくりと物作りを探求する事が馬鹿馬鹿しくなる。賭博は何とか止めさせるべきものだ。競輪競馬も出来れば止めて貰いたい。今更、カジノを作ろうなどと、時代錯誤も甚だしい。貧乏になるかも知れないが、倫理のある国であって貰いたい。

 日本は今その分岐点にあるのだ。株で一儲けすることを、普通の人がやろうとしている。それを国が奨励している。若い人がこんなことに手を染めてしまえば、それこそ水原一平現象に陥る。政府が不労所得を奨励するなど、あってはならないことなのだ。

 所が、政治家が言うのは政治にはお金がかかるばかりだ。だから裏金もなければ政治などできないだろうと言うことになっている。お金でしか人間は動かせないと言っている政治だ。政治が、理想とか、理念とか、哲学とか、そうしたまともな目標を失っている。

 確かに経済は重要なことだ。しかし、それは健全な労働に基づくお金の回り方を考えるべき事だ。先ずは物作りを正面から追求すべき事だ。賢い支出が、カジノ建設では情けないだろう。賢い支出が神宮の森を潰してマンションにするのではないはずだ。

 都会のことは遠くの話のような気がするが、政治は都会で行われている。都会の犠牲に石垣島は成っている。沖縄はアメリカの人身御供にされている。基地軽減どころか、防人の島になろうとしている。甚だ迷惑なことだが、何故か石垣の市長は基地か推進なのだ。
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