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N国が選挙広報板24枠を販売

2024-07-13 03:49:58 | Peace Cafe


 「NHKから国民を守る党(N国)」は24人を立候補させ、ポスター掲示板の24枠を販売した。まともな人間のやることではない。こんな倫理性のない人間が、迷惑行為を行えるような、選挙制度は徹底して見直す必要がある。悪いやつの方が、先を行く。

 前の選挙では「つばさの党」という選挙妨害をユーチューブ動画の売りにして、アクセス数を稼ぐという組織が、逮捕されたばかりだ。飲食チェーン店での迷惑行為を売りにしているユーチューバー異常に悪質である。選挙で稼ごうという考えが、色々表れてきている。

 つばさの党の代表根本氏は「俺らの活動が合法と分かると『迷惑系ユーチューバー、私人逮捕系YouTuberが増える論』がある」と言及。「めっちゃいいことだろ。どうせ人に迷惑かけるなら明確に悪事を働いている政治家にやれ」との考えを示した。

 何という倫理の存在しない連中なのか。正に拝金主義社会の姿である。ユーチューバーが反社会的な行為で、注目を集めようと言うことが、利益になる仕組みはそもそもおかしなことだ。このひどいユーチューバー職業が、若い人の成りたい職業なのだと言うから、世も末である。

 悪い事の方が、人を惹きつけられるのだろう。選挙という健全な社会を作り上げる、基本の仕組みを守らなければならない所に、挑んでいるという姿をかっこいいと考えてしまう若者がいるのだ。健全な社会であれば、一番見苦しい姿である。その見苦しさを平気だという強がりが売りなのだろう。
 
 まあ、政府が金儲けのために公営賭博を拡大しようとして、日本では非合法であったはずのカジノの開催である。馬鹿なユーチューバを笑っては居られない。ぎりぎり合法的であれば、どんな卑劣なことでも許される社会になったのだ。あのN国の立花などと言う人物は、報道は一切相手にしてはならない。

 選挙という拒絶できない枠組みに対して、悪質な拝金主義者がとりつき始めたのだ。社会は良識を持ってこんなことが無い制度に直さなければ、選挙制度が崩れてしまい、民主主議が成立しなくなる。こんな程度の低い連中が、のさばる選挙制度は徹底した見直しだ。

 ユーチューバーは注目されればお金になるというので、犯罪ぎりぎりのことばかり捜しているのだ。報道が甘やかしたので、こんなことになってしまったのだ。大民間報道各社は国営のNHKがおもしろくないから、ついついN国を甘やかして持ち上げたのだ。それで調子に乗り、選挙で当選者まで出してしまった。

 あこぎな拝金主義者は実に巧みなのだ。選挙のポスター枠を販売するなど、そもそも想定外のことだ。1枠300万円で売れれば、供託金没収も大丈夫だ。注目されれば良いというので、購入してAVの宣伝や性風俗店のビラなどを張ったらしい。何ともひどい社会になったものだ。

 候補者1人あたり300万円の供託金を支払っても、仮に1カ所200円の寄付と言う売り上げが約1万4000カ所にあれば約280万円が得られる。自分の書籍の宣伝だと思って立候補するとすれば、テレビ宣伝も出来るし悪くはない。

 そういえば、自民党では自分の書籍を購入して、有権者に配って、その費用を税金から貰った二階堂とか言う輩がいた。犯罪ユーチューバーと政治家は、たいした違いは無いと言う主張もうなずける。選挙運動を利用した、悪事を政権党がしているである。

 パー券裏金事件をごちゃごちゃにして分らない終わりかたにした、岸田政権は許されないだろう。自民党の腐敗が、N国やらつばさの党などという、犯罪まがいの拝金主義者をのさばらせている原因である。自民党だってすれすれの金儲けをやっているだろう。何が悪いんだと言うことになる。

 下り坂の末期社会ではこういうあり得ないようなことが起こるようだ。自民党が見本になって、あれほど汚い真似をしているのだから、ユーチューバーがとんでもないことを、売りにして合法的に利益を上げる。どこが違うのだと言うことになる。もう政治は汚い金儲けの場だというのが、一般常識になったのか。

 22年に当選したガーシー元参院議員の選挙戦。暴露系ユーチューバーとして活動し、海外に滞在したまま一度も帰国することなく、28万票余を獲得した。著名人の 根拠のない誹謗中傷を繰り返しユーチューブでアピールして、金儲けをした。

 その犯罪行為が、かっこいいというので、当選までしてしまったのだ。一度も国会には現われることなく、歳費まで貰った。まるで自民党議員のパー券裏金キックバックを彷彿とさせる行為だ。暴力行為等処罰法違反で 結局逮捕されることになった。何故、自民党議員は逮捕されないのだ。

 どうすれば防げるか、選挙の自由と公正さを守りながら、どんな対策があるか、真剣に考えるべきだろう。資本主義の終焉を控えた社会である。冷笑主義の蔓延である。社会をおちょくりたい人達が大量に出現しているのだ。揚げ足をとったり、足を引っ張ったりす事を楽しむ膨大な数の人間の出現。

 社会に除外された人達。社会から相手にされない人達。社会に所属意識のない人達。冷たく社会を見るほかない人達。そして、そのどうしようもない社会を悪知恵で金儲けする人間が持てはやされる社会。その代表が自民党の裏金議員なのだ。何しろ何億円も不正に儲けて合法と言うことになった。ユーチューバーの見本であり、理想像であろう。

 冷遇され続けるが、隷属はしたくないという、反発心が社会に蔓延してきているのだろう。そこにつけ込んで金儲けをするのが、ユーチューバーである。その先鞭を付けたのが、木偶の坊アベ氏である。アベ氏は何しろ反日組織、統一教会とツルんで、金儲けをした。日本を売り渡すような悪人が国葬になる国なのだ。
 
 堂々と有名人の虚偽の告発をするガーシー氏や、揚げ足を取って一儲けする立花氏が冷笑主義者の英雄扱いになるのだ。そこで出てきたつばさの党。どうにもならない社会、何も出来ない社会に、下層に外されてしまった社会。耐えられない不愉快社会に、見事に泥をかける姿に、喝采し溜飲を下げる人が居る。

 社会拝金主義を止めない限りこの惨状を終わらせることは出来ないだろう。犯罪にならなければ、何でもやる国会議員が落選しなければ、社会の公正さが戻ったとは言えない。自民党を終わりにすることからやり直さなければ成らない状況だ。もう野党がどうだとか言っている場合ではないのだ。
 

 
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