中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

信濃毎日新聞主催の予定候補者の3時間の討論

2007年06月27日 23時07分56秒 | 活動日誌
 (アジサイ   もう気持ちも時間もゆとりがないから、絵はリサイクルですよ。でも、前の絵かどうかわからないでしょ。写真もないとちょっと淋しいから・・・)

 信濃毎日新聞社の主催で、参議院選挙の長野選挙区予定候補者4人そろっての討論会が、「ホテル国際21」で開かれ、参加しました。
 
 現職の自民党吉田ひろみさん、民主党の羽田ゆうちろうさん、そして社民の中川さんと私です。

 休息は間で10分、3時間にわたる長丁場、テーマは、年金、格差、金と政治、憲法、地方分権など多岐にわたりました。

 「教育問題で1分で」「事務所費の問題などで2分で」など時間制限があり、「チーン」とベルがなるので、言いたいことは山ほどあるから、ものすごい早口でまくし立てました。
 信濃毎日の方に、「中野さんが一番しゃべった。ピッチが早かったから」と言われてしまいました。

 内容は、あさってから3日間、信濃毎日新聞で報道予定だそうです。

 お互い、質問や反論していい時間があって、吉田さんに「九条では、自民と民主の違いはどこですか」とお聞きしたら「自民も民主もいろいろな人がいて、にかよった人もいる」とのこと。
 羽田さんに「九条にはどのような立場」とお聞きしたところ、「個人的には守りたいが、国民の中で議論して・・政党としては・・」とあいまい。

 また、吉田さんが「財政が厳しい、構造改革で痛みはあったが改善も確かにあった」とのことでしたので、共産党の立を明らかにして「厳しい原因はどこにあるとお考えですか」「確かに無駄使いはありますが・・・」と無駄使いは認めておられました。

 社民の中川さんへの質問は「護憲をかかげる社民が、羽田さんが言われたように九条であいまいな民主党と、なぜ選挙協力するのですか」には「政権交代のため」とのお返事が返ってきました。

 企業団体献金は、自民・民主お二人とも「当然もらってもいいし、利益誘導しないように、透明にすれば」いいとの見解でした。

 3時間の討論の内容はとても書ききれません。最後にひとつ。

 地方分権のところで、私は、以前お聞きして感動した栄村の高橋村長さんの話をしました。
 「顔が見える政治が大事。毎日挨拶をして顔を見ている人に冷たくはできない。規模が大きくなれば、顔が見えなくなって、痛みがわからなくなってしまう」

 そして木曽町での過疎地の足の確保の施策、公共バスとタクシーの安い運行で、開田村から通っている高校生の交通費が30万円から7万9千円に負担が減った取り組みを紹介し、「小さくても、こんな風に頑張っている自治体をしっかり応援して行きたい。道州制は反対」と答えました。

 私にはあまり質問がなく、社民の中川さんから「九条の会は共産党だけでなく、いろいろな人がやっているのでは」
 「そうです。九条を守ろうという点でのみ一致した人、保守の方も、宗教者の方も・・・共産党はその一致点で一緒に頑張っています」

 全体に、言いたいことを適切に話せたか、うまく皆さんの思いを伝えきれたか、反芻しています。で、新聞記事が心配です。

  国会で、丁々発止とやってみたいなと、思いました。

 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする