中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

長野駅朝だち・「デイズ・ジャパン」で

2007年06月19日 22時50分42秒 | 活動日誌
(携帯いれ  中国留学中のK君の、ベトナム国境近くまでの中国長旅のお土産が届きました。これはね、首にぶら下げてメガネ入れにピッタシ! こういうの、ほしかったのです。中野カラーでわざわざ赤を選んだと。)

 朝、7時半からの長野駅頭での街頭からの訴えは、10人の参加で今日もにぎやかにやりました。のぼりもたくさん立てて、チラシも配って。

 日本の朝って、けだるい感じがします。長野市だけでなく、どこでも通勤電車は居眠りの人が多いし、はつらつと出勤する人なんて、ほとんどないですよね。「今日も仕事か・・・」と思っているのか暗い顔、無表情の人も多い。

 無理もない。「人間らしく」働けている国の労働者の朝はどうなんだろう??

 今朝の長野駅も、そんな感じの人が多かったのですが、でも、「おはようございます。共産党です!」と声をかけて「税金、大変になりましたね」との一言で、「本当にやり切れませんよ」と、そして「頑張ってね」とにこっと握手。

 怖い顔をしていたのでこわごわと声をかけたけど、心は悶々としていて、やっぱり話したいのではないかと思いました。そんな方が何人もいました。

 今日はお休み、つまり学習日でしたから、夕方まで事務所でデスクワーク。政見放送の原稿を音読して手直ししたり、演説会の原稿に手入れなどしました。
 
 松本にいる娘が、高熱でうなっているとのこと。
 その情報を大阪にいる長女がメールで知らせてくれたので、夕方松本に出かけて、買い物や夕飯つくりやらで一日は終わりました。

 看病してくれる彼氏でもいるといいのだが・・・余計なお世話か。明日は松本の演説会、おかんの話もたまには聞いてほしかったが、無理ですね。

 「デイズ・ジャパン」7月号が届く。

 文芸評論家の斉藤美奈子さんの辛口評論に共感。「彼らを自決に追いやる戦中レジュームの亡霊」との表題。松岡農水大臣の「自殺」についてです。
 
 「死をもって償う」思想は、突き詰めれば、1941年に東条英機の名で出された「戦陣訓」に行きあたると言うのです。「生きて虜囚の辱めを受けず、死して罪禍の汚名を残すこと勿れ」の思想です。62年前の日本では、死は最高の責任の取り方でした。

 彼女は、安部首相は「戦後レジュームからの脱却」と言うが、戦中レジュームも完全に克服し切れていない」と、「松岡氏は死をもって罪を償った。彼もまたサムライだった」とのべた石原都知事は「戦中レジュームの最たるもの」と。

 最後が効いている。子どものいじめ自殺に対する伊吹文科大臣のメッセージ

 「弱い立場の友達をいじめるのは恥ずかしいこと。仲間と一緒に友達をいじめるのは卑怯なこと」いじめられる子には「話せば楽になるからね」

 をもじって
 
 「サムライきどりで死ぬのは恥ずかしいこと。説明責任を果たさず死ぬのは卑怯なこと。話せば楽になるからね」

 と斉藤美奈子さんは痛烈に書いていました。死んだ人を前に、公にはなかなかいえないもの。

 
コメント (2)
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