2014年11月8日(土)
埼玉県内を中心のカントリーウオークグループの、第218回例会に参加した。集合地
は東武東上線の高坂(たかさか)駅。
10時に集合して10時7分発のバスに乗り、西側丘陵上の大東文化大前バス停まで行
く。少し先の物見山入口でミーティをして、10時22分にスタートした。
== 地球観測センターを観覧し笛吹峠を経て運動公園へ ==
バス道路を少し進んでY字路を右に入る。豊富な広葉樹や松の樹林の間の舗装路は、車
の通行は禁止で安心だ。右手は「東松山市民の森」で、平行して遊歩道も付いていた。
1㎞ほど進んで、左手の「地球観測センター」構内へ下る。
今日は秋の公開日と駅のポスター知り、20分ほど観覧することにして、11時15分
の集合まで自由観覧とする。
左側に、直径13mの第4受信アンテナがある。地球観測衛星「だいち」のデータを中
継する衛星間通信用衛星からの電波を受信しているという。
まず総合受付のある第一運用棟に行き、地球観測衛星「だいち」が観測した近隣の市町
村の画像、宇宙観測用の装置類、赤青眼鏡での阿蘇山周辺の立体映像などを見る。
次に第二運用棟に回る。入口の両側にはテントが張られ、地元鳩山町の農産物や、鳩山
町のイメージキャラクター「はーとん」人形などを販売している。
展示室には、数個の観測用衛星の実物大模型、「だいち」による富士山周辺の立体模型、
HーⅡAロケットの模型、地球観測センター敷地模型などが展示されていた。
富士山周辺の立体模型
H-ⅡAロケット模型
地球観測センター敷地模型
観覧を終えて、東松山市と鳩山町の市町境の稜線を走る林間の遊歩道を北西に進む。
県道41号を横断後は、鳩山町と嵐山町との町境の林間の道。大規模な産廃処理場の横
や、新しい「食品計画」の長大な建物の横を通過する。
笛吹峠近く、杉林の間の遊歩道。
南北に走る鎌倉街道上道(かみつみち)沿いの車道と交差する笛吹峠に出て、東屋で休
憩した。
笛吹峠は、坂東三十三観音の10番岩殿観音から9番慈光寺へ続く道筋でもあり、正平
7年(1352)に新田義貞の三男、義宗などが宗良(むねなが)親王を奉じて、武蔵野
の小手指ヶ原(こてさしがはら)(現在の所沢市)で足利尊氏と戦ったが、最終的に結末
がついたのがこの地だったとか。
新田義宗などは越後に落ちのびたが、その際宗良親王が月明かりに笛を吹いたのが笛吹
峠の名の起こりと伝承されるという。
峠から少し戻り、北へ緩やかに下る広葉樹が主体の林間の道を下る。
手入れをしてない両側の林は、しの竹が生い茂っている。今は通行する人はほとんど無
さそうだが、路傍には馬頭観音が残り、昔の街道筋だったことが知れる。
林間を抜けて谷地田を横切り、将軍沢集落に入り無住の明光寺で小休止する。
境内には、鎌倉時代の文応元年(1260)と刻まれ、嵐山町最古という「阿弥陀三尊
種子板石塔婆」が立っていた。
旧鎌倉街道上道の車道に出たところの民家に、屋根に届くほどの大きなサボテンがあっ
た。
北へ少しで左折して西方に向かい、嵐山カントリーの北部を横断する。ゴルフ場内の紅
葉がよい彩り。
県道172号を横断すると周辺の展望が開ける。飼料用のよく育ったトウモロコシ畑が
現れ、近くに牛舎↓も望まれる。
やはり飼料用らしい燕麦(えんばく)(カラスムギ)畑↑の横を進んで、昼食地の嵐山
町総合運動公園に13時15分に入る。
4面で野球してもたっぷり余裕のある広いグランドの、南東面の一塁側ベンチに腰を下
ろして、遅めの昼食とする。
== 都幾川の学校橋を経て上唐子へ ==
14時ちょうどに運動公園を後にした。公園の東側の飼料用トウモロコシ畑を背に記念
撮影をして、畑作地帯を東方に向かう。
都幾川(ときがわ)の北側の台地上に、国立女性教育会館が望まれ、その下の斜面林は
色づき始めている。畑には大きなトウガンが実り、キクの花が見頃である。
大蔵集落の北側に回ると、都幾川右岸に続くソメイヨシノの並木が望まれる。
穏やかな清流を見せる都幾川の学校橋を渡り、北側台地に上がって東に延びる土道へ。
二ッの送電線の下を通過し、幾つかのクリ畑や平地林を抜けて上唐子(かみからこ)集
落に入った。ブランコとシーソーだけの簡素な小公園で最後の休憩をする。
その先の、畑の隅に植えられたキクが花盛り。
県道172号と国道254号を横断して、スタート駅から3駅目、ゴールの東武東上線
つきのわ駅に15時20分に着いた。
駅舎壁面の上部、駅名の文字はよい止まり木のようで、たくさんのハトが止まって休ん
でいる。これが今日のトリの話題である。
(参加 14人、天気 曇、距離 11㎞、地図(1/2.5万) 武蔵小川、歩行地
東松山市、鳩山町、嵐山町、滑川町、歩数 20,800)
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埼玉県内を中心のカントリーウオークグループの、第218回例会に参加した。集合地
は東武東上線の高坂(たかさか)駅。
10時に集合して10時7分発のバスに乗り、西側丘陵上の大東文化大前バス停まで行
く。少し先の物見山入口でミーティをして、10時22分にスタートした。
== 地球観測センターを観覧し笛吹峠を経て運動公園へ ==
バス道路を少し進んでY字路を右に入る。豊富な広葉樹や松の樹林の間の舗装路は、車
の通行は禁止で安心だ。右手は「東松山市民の森」で、平行して遊歩道も付いていた。
1㎞ほど進んで、左手の「地球観測センター」構内へ下る。
今日は秋の公開日と駅のポスター知り、20分ほど観覧することにして、11時15分
の集合まで自由観覧とする。
左側に、直径13mの第4受信アンテナがある。地球観測衛星「だいち」のデータを中
継する衛星間通信用衛星からの電波を受信しているという。
まず総合受付のある第一運用棟に行き、地球観測衛星「だいち」が観測した近隣の市町
村の画像、宇宙観測用の装置類、赤青眼鏡での阿蘇山周辺の立体映像などを見る。
次に第二運用棟に回る。入口の両側にはテントが張られ、地元鳩山町の農産物や、鳩山
町のイメージキャラクター「はーとん」人形などを販売している。
展示室には、数個の観測用衛星の実物大模型、「だいち」による富士山周辺の立体模型、
HーⅡAロケットの模型、地球観測センター敷地模型などが展示されていた。
富士山周辺の立体模型
H-ⅡAロケット模型
地球観測センター敷地模型
観覧を終えて、東松山市と鳩山町の市町境の稜線を走る林間の遊歩道を北西に進む。
県道41号を横断後は、鳩山町と嵐山町との町境の林間の道。大規模な産廃処理場の横
や、新しい「食品計画」の長大な建物の横を通過する。
笛吹峠近く、杉林の間の遊歩道。
南北に走る鎌倉街道上道(かみつみち)沿いの車道と交差する笛吹峠に出て、東屋で休
憩した。
笛吹峠は、坂東三十三観音の10番岩殿観音から9番慈光寺へ続く道筋でもあり、正平
7年(1352)に新田義貞の三男、義宗などが宗良(むねなが)親王を奉じて、武蔵野
の小手指ヶ原(こてさしがはら)(現在の所沢市)で足利尊氏と戦ったが、最終的に結末
がついたのがこの地だったとか。
新田義宗などは越後に落ちのびたが、その際宗良親王が月明かりに笛を吹いたのが笛吹
峠の名の起こりと伝承されるという。
峠から少し戻り、北へ緩やかに下る広葉樹が主体の林間の道を下る。
手入れをしてない両側の林は、しの竹が生い茂っている。今は通行する人はほとんど無
さそうだが、路傍には馬頭観音が残り、昔の街道筋だったことが知れる。
林間を抜けて谷地田を横切り、将軍沢集落に入り無住の明光寺で小休止する。
境内には、鎌倉時代の文応元年(1260)と刻まれ、嵐山町最古という「阿弥陀三尊
種子板石塔婆」が立っていた。
旧鎌倉街道上道の車道に出たところの民家に、屋根に届くほどの大きなサボテンがあっ
た。
北へ少しで左折して西方に向かい、嵐山カントリーの北部を横断する。ゴルフ場内の紅
葉がよい彩り。
県道172号を横断すると周辺の展望が開ける。飼料用のよく育ったトウモロコシ畑が
現れ、近くに牛舎↓も望まれる。
やはり飼料用らしい燕麦(えんばく)(カラスムギ)畑↑の横を進んで、昼食地の嵐山
町総合運動公園に13時15分に入る。
4面で野球してもたっぷり余裕のある広いグランドの、南東面の一塁側ベンチに腰を下
ろして、遅めの昼食とする。
== 都幾川の学校橋を経て上唐子へ ==
14時ちょうどに運動公園を後にした。公園の東側の飼料用トウモロコシ畑を背に記念
撮影をして、畑作地帯を東方に向かう。
都幾川(ときがわ)の北側の台地上に、国立女性教育会館が望まれ、その下の斜面林は
色づき始めている。畑には大きなトウガンが実り、キクの花が見頃である。
大蔵集落の北側に回ると、都幾川右岸に続くソメイヨシノの並木が望まれる。
穏やかな清流を見せる都幾川の学校橋を渡り、北側台地に上がって東に延びる土道へ。
二ッの送電線の下を通過し、幾つかのクリ畑や平地林を抜けて上唐子(かみからこ)集
落に入った。ブランコとシーソーだけの簡素な小公園で最後の休憩をする。
その先の、畑の隅に植えられたキクが花盛り。
県道172号と国道254号を横断して、スタート駅から3駅目、ゴールの東武東上線
つきのわ駅に15時20分に着いた。
駅舎壁面の上部、駅名の文字はよい止まり木のようで、たくさんのハトが止まって休ん
でいる。これが今日のトリの話題である。
(参加 14人、天気 曇、距離 11㎞、地図(1/2.5万) 武蔵小川、歩行地
東松山市、鳩山町、嵐山町、滑川町、歩数 20,800)
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