あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

関東百駅巡礼歩行 山万ユーカリが丘線 女子大駅(千葉)

2012-05-14 22:15:03 | 関東百駅巡礼歩行
 2012年5月12日(土)

 関東百駅巡礼歩行の第85番に参加した。集合は山万ユーカリが丘線の女子大駅。


 山万ユーカリが丘線は、京成本線のユーカリが丘駅に接し、北側に広がるニュータウ
ンの中を、テニスのラケットのような路線を反時計回りで運転される、全長4.1㎞の
モノレールである。

 無人で、トイレもない女子大駅に集まったのは9人。記念撮影をして11時5分に出
発した。


 地図を見ても女子大らしいものはない。それもそのはず、駅北側にセミナーハウスと
グランドのある和洋女子大が駅名のもとらしい。ちなみに、女子大の手前の駅名は公園、
次の駅名は中学校で、いずれも固有名詞はついていない。


 そのセミナーハウス↑の南側を進んで、西ノ作集落に下る。駅から数分でニュータウ
ンとはうって変わり、日本の原風景を思わせる昔ながらの住宅や田んぼが、新緑みずみ
ずしい木々に囲まれている。



 谷地田(やちだ)の間を抜けてモウソウ竹の多い林間の谷間を上がり、次の小竹(お
だけ)集落にあった西福寺へ。


 参道に秩父三十四番供養塔や十九夜塔が並んでいる。近くに居られたご住職?の話で
は、十九夜講の集まりや秩父霊場巡りには、近在の奥様方が参加されているという。


 田植えの済んだ田んぼでカエルの合唱が賑やか。


 手繰川(たぐりがわ)のそばの田んぼで、10数人の人が入って田植えの準備をして
いる。その中の一人の女性が来たので聞くと、不耕起(ふこうき)移植栽培という農法
を実践しているグループとのこと。


 不耕起移植栽培とは、イネを野生化させ病害虫や冷害に強いイネ作りで、農薬や化学
肥料は一切使わず、耕さないので省労働、省エネ、省コストになり、人にも環境にもや
さしい農法だという。

 さらに、冬場に水を張ったままにすることで生きものが増え、水を浄化し、田んぼ本
来の環境が復元されるとも言われた。


 田んぼと山林との間を西北に回り込み、西ノ作集落の北側まで行く。田のあぜ道を小
竹川(こたけがわ)のそばまで進んで、やわらかなあぜ草に腰を下ろして昼食にした。


 ときどき近くでキジの鋭い鳴き声が聞こえる。声の方を探したら、向こうのあぜにキ
ジの姿が見えた。



 食事を済ませ、凸凹があって少し歩きにくい小竹川沿いのあぜ道を東に回り、橋を渡
って北側を西印旛沼に接する広々とした田園地帯に出た。


 シャベルカーが数台入って、田んぼを浚渫(しゆんせつ)している。大規模農地への
転用を図っているのだろうか…。


 西印旛沼のそばまで進んで、小竹川と手繰川とが沼に流入する新先崎(しんまっさき)
橋を渡る。流れに小舟を浮かべ、釣りをしている人も見える。



 西印旛沼南岸には桜並木が続き、その横をサイクリング路が平行している。


 ときどき高速で数台の自転車が通過するので、湖岸の新しい堤防に上がって東進する。
湖畔の芦原ではヨシキリが賑やか。


 沼を南北に縦断する県道64号の舟戸大橋南岸際にかっぱ公園があり、かっぱが立っ
ている。


 県道の西側は千葉県内水面水産研究センターで、入口近くには「舟戸の渡し跡」碑が
ある。


 南西に緩やかに上がり、八幡台一丁目の住宅地の手前から東に下ると、舟戸の古くか
らの集落。斜面林そばの細道を抜けて次の家並みに入るところに、朽ちかけたかやぶき
の納屋が残っていた。


 その先の台地上は臼井城址(うすいじようし)公園。千葉氏の一族臼井六郎常康が臼
井に居を構え、14世紀の中頃、中興の祖といわれる輿胤の代に、この城の基礎がおか
れたと伝えられているようだ。


 北側から本丸跡に上がると東側の展望が開け、西印旛沼周辺の展望が気持ちよい。




 空堀を通過して新緑に囲まれた芝生広場になっている二の丸跡を横切り、南口から公
園を出た。


 近くの三差路際の盛り土上に、太田図書の墓がある。

 室町中期、千葉氏一族は古河公方と管領上杉氏との抗争に巻き込まれ、二派に分かれ
て争った。文明11年(1479)正月、道灌の弟太田図書と千葉自胤の軍勢が臼井城
を包囲したが、城兵が討って出て戦いとなったときに、図書ほか53人がこの地で討ち
死にしたことが記されていた。

 星神社の前から、台地上の住宅地を真っ直ぐ延びる道を1㎞ほど南進し、東に下って
国道296号に出る。


 そばの宗徳寺には、江戸時代の大関、雷電為右衛門の墓があるというが見つからない。
帰宅後調べたら、通過した台地上の臼井台の、臼井西中の南東、妙覚寺の近くにあるよ
うだ。

 国道東側にある集合住宅の横を上がり、稲荷台一丁目の住宅地を進んで、ゴールの京
成臼井駅に14時56分に着いた。

(天気 晴、参加 9人、距離 8㎞、地図(1/2.5万) 佐倉、歩行地 佐倉市、
 歩数 13,700)



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山浦正昭さんご夫婦でフランスへ歩き旅に

2012-05-13 20:55:30 | ウオーキング
 昨日、5月12日(土)は関東百駅巡礼歩行に、今日、5月13日(日)はカントリーウ
オークの例会に出かけました。

 今朝のJR埼京線武蔵浦和駅ホームからは、富士山がよく見えました。同じ場所からの
冬の富士山は何回かアップしましたが、この時期にこのように富士山が見えるのは、珍し
いのではないでしょうか。



 2日間のウオーキングレポートは明日以降とし、今日は別の話題です。

========================================

 カントリーウオーカーで青少年国際野外旅行研究会の代表である「やまさん」こと、
山浦正昭さんとパートナーの敬子さんご夫婦が、5月15日(火)に出発して7月14日
(土)までの2か月間、フランスへの歩く旅に出かけます。

 この歩き旅は今年と来年の2年がかりの計画で、フランス東岸のニースをスタートして、
今年は中間のル・ピュイまで、来年はル・ピュイから西へ、スペインへの巡礼の道である
サンジャックの道をすペイン国境まで歩こうという計画です。



 今年のスター土地であるニースは、2002年夏に、10年がかりでお二人が歩いたヨー
ロッパ縦断旅行のゴールとなったところです。

 あれからちょうど10年の今年、こんどは横断の旅に出ようということになったのです。
ヨーロッパ縦断歩行の時には、毎年約1か月ずつ歩きましたが、こんどは2か月に及ぶ長い
歩き旅。このような長旅は、やまさんご夫婦としても初めてとのこと。

 昨日の関東百駅巡礼歩行で聞いたところ、宿もほとんど決まって居らず現地で探したり、
テント泊も予定しているので荷物もかなりの重量になりそうで、厳しい旅になりそうとのこ
とでした。

 無事、予定通り完歩されて、お元気でル・ピュイにゴールされるよう、お祈りしたいと思
います。 



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東京・銀座で今森光彦の写真展

2012-05-08 19:07:38 | Weblog
 今日、5月8日(火)午前、東京のJR品川駅東口にある歯科医院に治療に行き、
その後新橋駅で下車して銀座に向かいました。


 目的地は、銀座7丁目の並木通りにあったノエビアというビル。ここでは、里山
の保存と再生を訴える写真家・今森光彦さんの写真展を開催中です。



 道路に面した1階のギャラリーが会場ですが、写真展といっても大きな棚田の写
真と、あとは「夏の日の午後」「バイカモ」「胞子を飛ばすツクシ」といった6枚
の写真だけでしたが、今森さんの目で捉えた里山の風景や生きものの美しさ、大切
さを感じさせる作品ばかりでした。


 作品数が少ないので、わざわざ出かけるのもどうかと思われますが、銀座周辺に
行く用事がある方で興味のある方は立ち寄って頂いたらと思い、紹介しました。

 ちなみに、会期などは以下の通りです(会場でもらった案内状)。


 会場 中央区銀座7-6-15 (株)ノエビア 銀座本社ビル1階
 会期 4月2日(月)~6月1日(金)
 時間 午前10時~午後6時(土・日・祝日は午後5時まで)

 ノエビア銀座ギャラリーのウェブサイトはこちら


 


 
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関東山辺の道⑪ 鹿沼駅から新栃木駅へ(栃木)

2012-05-07 22:34:35 | 関東山の辺の道
 2012年5月5日(土)

 2009年9月27日以来中断していた、関東平野の縁をぐるっと回る私のオリジナル
歩行、「関東山の辺の道」の11回目を久々に実施した。

 スタートはJR日光線の鹿沼駅、宇都宮駅発2両編成の電車は、連休後半の日光へ向か
う行楽客で結構混雑していた。9時26分に鹿沼駅に下車する。


 駅前から真っ直ぐに延びる通りを黒川まで緩やかに下る。手前の西武子川や黒川の府中
橋からは、少し雪の残る男体山が望まれる。


 駅前からの国道293号と北からの352号の二つの国道が合する市役所前交差点手前
の細道を南に入ると、三つの屋台蔵(やたいぐら)が合体した変わった建物が目につく
「屋台のまち中央公園」があった。

 その建物、彫刻屋台展示館内には、精巧な木彫やきらびやかな飾り付けをした3台の屋
台が展示されている。


 同じような彫刻屋台は市内に30台以上あり、10月6日・7日には今宮神社の祭礼
「鹿沼ぶっつけ秋祭り」の屋台行事として賑わうようだ。

 園内北側には掬翆園(きくすいえん)と呼ぶ日本庭園があり、明治末期から大正初期に
かけて造営され、鹿沼の三名園の一つとされたところ。園内には、全国から集めたという
石や灯ろう、二つの建物や神社などがあり、モミジなどの新緑がみずみずしい。


 芭蕉が、奥の細道紀行で鹿沼に1泊したとき読んだという句碑も立っていた。

 公園入口右手の和風建物は観光物産館で、物産品の展示販売や軽飲食コーナー、観光案
内コーナーなどがある。


 物産館の方が、東方に3分ほどの清林寺(せいりんじ)で今日は花祭りが開かれていて、
ボタンが見頃なので寄って見たらと言われたので回る。

 清林寺は約7百年前の開山で、その後室町時代に清林という尼僧により再建されたとの
こと。

 境内では市長も来て花祭りの開会式を開催中で、やはり尼僧のご住職が、ユーモラスな
ご挨拶をされていた。その前を失礼して本堂に参拝する。

 本堂前庭のボタンは見頃になってはいたが、気温が上がったためか、しおれ気味なのが
ちょっと残念だった。

 国道293号と352号になっている例幣使街道に出て南へ。石橋交差点の先の薬王寺
に、花盛りの白フジが見えたので立ち寄る。境内にはソメイヨシノの古木が数本、新緑の
枝を広げている。


 東武日光線の新鹿沼駅前交差点を通過、すぐ先の鳥居跡町自治会館にはこの町の彫刻屋
台蔵があり、そのイラストが描かれていた。


 次の交差点を右折して新鹿沼駅南側の踏切と小藪川(こやぶがわ)の薮木橋を渡り、右
岸沿いの車道に入る。しばらくは川向こうに東武日光線が平行していて、ときどき特急ス
ペーシアなどの電車が通過する。



 西側は田んぼが続き、水の入った田、レンゲの咲く田、田植えの住んだ田んぼなどが続
き、その向こうの丘陵や、山麓の民家の新緑が淡い彩りを見せている。


 樅山(もみやま)駅の近くで、日光線は左カーブして流れから分かれる。小薮橋のとこ
ろで県道15号を横断し、二つ先の橋を渡って川を離れた。


 田んぼの間を進むと近くでキジの声がして、あぜに姿を見せる。


 塩山町の集落を抜けて東武日光線の踏切が近づき、東方に筑波山が姿を見せる。この歩
きでは何年か前、筑波山の山麓をぐるっと回ったことを思い出した。

 再び田園地帯に入ると、上空で賑やかにヒバリがさえずる。黒牛がたくさん休む牛舎の
横を通過し、塩山町を南南東へと進む。


 穂が出たビール麦畑が増え、古い十六夜塔や馬頭観音の並ぶ三差路を入って東南に進み、
太い切り株の立つ丸清銘木店のところで日光例幣使街道に戻る。

 南に少しで改築して新しい本堂の成就院に12時半に入り、本堂背後の濡れ縁を借りて
昼食とする。


 本堂前にシダレザクラのような枝ぶりの古木がある。栃木県天然記念物で「とちぎ銘木
百選」にも選定されているシダレアカシデで、推定樹齢は80年という。


 30分ほどで寺を出て、近くの楡木(にれぎ)町交差点を渡る。西側の西押原公民館に
は隣の宇都宮市出身の児童文学者である千葉省三記念館があるが、休館日だった。

 楡木駅寄りの次の細い通りに入って西北に向かう。再び東武日光線の西側に出て、西側
の山すそを流れる小藪川の左岸へ。流れのそばにぽつんと「そば亭瀬左右衛門」の建物が
あり、駐車場に車が数台並んでいた。


 草付きの左岸堤防を進んで東北自動車道の橋下を通過する。火の見やぐらの残る消防団
建物のところから西に回り、東北自動車道の東側側道に入った。

 午後になって気温が上がるが、さわやかな向かい風がやや強まり、あまり暑さは感じな
い。間もなく思川(おもいがわ)にかかる本城橋を渡る。


 橋からは、北に男体山や右に続く日光連山が、東に筑波山がやや霞んで望まれる。


 東北道の橋の下には車で来た人たちが、バーベキューをしたり、昨日までの雨で水量の
増えている流れの近くで遊んでいるのが見える。

 川が市境で、鹿沼市から合併して広がった栃木市(旧西方町)へ。すぐ先の十字路を右
折して東北道下を西に抜け、西方総合公園「西方ふれあいパーク」に入る。

 駐車場の近くに管理棟があり、近くのバーベキュー広場では、何組ものグループがバー
ベキューを楽しんでいる。


 小倉池と錦池の間を進み、ツツジが咲き出した「花の滝」と呼ぶ斜面下を上がる。


 斜面上部にはソメイヨシノの並木が続き、林間広場の横を通過して右カーブし、中央広
場へ。東側の展望が広がり、霞む筑波山が展望できる。


 野球場や第二駐車場の横を抜けると下り坂となり、噴水広場を通過して公園の南に出た。

 隣接している井露寺の開放的な境内には、シダレザクラのそばに新しい「すこやか観音」
が立ち、墓地南側の新緑の眺望が良い。


 東北道下を横断する車道を東に回り、東北道に沿った東側の旧道を進む。小さなカーブ
点に、サツキの畑があった。

 中宿集落を過ぎると田園地帯となり、強い向かい風が暑さを和らげてくれる。畑に囲ま
れた寺があるが、用水があって入れない。

 峰集落のビニールハウスは、栃木名産のイチゴを栽培するところが多く、白い花を見せ
ている。東から近づいた国道293号が、東北自動車道を抜けるところに出た。

 信号のない国道を横断してさらに南進する。麦畑が増え、小麦もあるがビール麦が多く、
ほぼ穂が出そろい、風に従い柔らかにゆれ動いている。

 富張集落のちょっとした台地にあった三宮神社に上がり、参拝後拝殿の階段を借りて小
休止した。


 右から近づく赤津川の中の内橋を渡ると、右手に大きなシダレザクラが2本目につく。
長福寺のシダレザクラで、樹齢は約200年と約70年とのこと。広がる枝振りから花の
みごとさが想像できる。

 開放的な境内にはほかに、色とりどりのツツジやボタン、間もなく咲きそうなシャクヤ
クなどがたくさん植えられていて、季節の移ろいに従い次々に花が楽しめそう。


 シダレザクラの下には、クリンソウが咲いていた。


 麦畑の間を進み、中之内集落の先で東北自動車道の東側側道に近づき、大橋集落で西側
側道に回る。

 東北道と北関東自動車道との接点、栃木都賀ジャンクションの1㎞ほど手前の側道沿い
に、「つがの里公園」があった。

 西方総合公園ほど広くはないが東京ドーム5個分あり、同様に緑があふれている。第6
駐車場から入り、ファミリーパークを右に見てふるさとセンターと呼ぶ和風の大きな建物
のところに上がる。

 ふるさとセンターと呼ぶ建物内には、研修室や特産品の販売コーナー、手打ちうどんな
どの味わえる農村レストランがある。


 そばの円墳のような盛り土の上に、つがの里のシンボルというヤマザクラが立つている。
樹高12m、枝幅14m、樹齢は約170年の古木で、花どきに来てみたい。

 いまはツツジの時期で、シダレザクラの周辺でたくさんのツツジが花を競う。開花した
フジ棚の横から池のそばまで下り、東南端の第1駐車場のそばから公園を出た。


 さらに東北道西側の側道を進み、栃木都賀ジャンクション横で赤津川の御殿之下橋を渡
る。日が傾き、麦畑や田植え前の田んぼの向こうに栃木市郊外の山並みが近づく。


 片蓋集落の近くで東北道下を東に抜け、野中町に入って県道32号の野中歩道橋のある
交差点に出た。時刻は17時55分、ここを今回のゴール地点とする。

 さらにトチの街路樹の続く県道を2㎞余り急ぎ、18時29分に東武日光線の新栃木駅
に着き、4分後発車の上り始発電車に乗る。

【コースタイム】鹿沼駅9・30ー屋台のまち中央公園9・55~10・13ー清林寺10・18~23
 ー飯島橋(樅山駅近く)11・23ー塩山町の消防団建物11・58ー成就院(昼食)12・30~
 13・00ー本庄橋南詰14・07ー西方総合公園14・12~30ー国道293号横断15・24ー三宮神社
 15・39~44ー長福寺15・52~16・05ーつがの里公園16・30~17・00ー野中歩道橋17・55
 ー新栃木駅18・29

(天気 快晴後晴、距離 28㎞、地図(1/2.5万) 宇都宮西部、鹿沼、下野大柿、
 壬生、栃木、歩行地 鹿沼市、栃木市(旧西方町、都賀町を含む)、歩数 48,400) 



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西武鉄道が創立100周年記念乗車券を発売

2012-05-07 10:07:39 | 鉄道
 2012年5月7日(月)

 西武鉄道は、今日の初電車から「西武鉄道創立100周年」記念乗車券を発売しました。

 西武鉄道は明治45年(1912)、前身の武蔵野鉄道が設立され、大正4年(1915)
に池袋~飯能間に初めて汽車が運行されたとのことです。

 創立100周年を記念して発売された記念乗車券は全部で10,000セット、1セット
3,000円です。

 所沢駅のきっぷ売り場に張られたポスター


 発売駅は、池袋・練馬・石神井公園・入間市・飯能・西武秩父・西武新宿・高田馬場・
上石神井・田無・東村山・所沢・狭山市・本川越・拝島・国分寺・小川・萩山・武蔵境の
各駅のみで、1人5セットまで購入できます。

 私は、所沢駅で7時30分ごろに購入しました。


 記念乗車券は上のケースに納められていて、ケースを抜くと下のように3つ折りの台紙
に6枚のカード型のフリー乗車券が入っています。



 上の3枚が大人用、下の3枚が小人用、有効期限は2013年3月31日(日)まで。

 1枚でその日1日中使用できるフリー乗車券なので、池袋や高田馬場から高麗以遠まで
の往復に使用すれば、大人用3枚だけでも3,000円以上の区間の乗車に利用できます。
 



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庭に咲きだした春の花

2012-05-03 12:25:46 | 所沢だより
 
 2012年5月3日(木)

 春の連休も後半に入りましたが今日は関東はあいにくの大雨で、埼玉県内には大雨警
報も発令され、気温も20℃に届きません。

 4月下旬から、ようやく春らしい日が続き、わが家の庭もささやかながら花に彩られ
てきました。

 いちばん元気なのが、植えたのではなく昨年秋買ってきた芝生に付いてきたのかと思
われるスミレです。






 昨年の今頃は仮住まいだったので、放って置いたままだったシャガが、思いがけず今
年はずいぶん花の数を増やして咲いてくれました。

 左上に見えるシャクナゲは、まだつぼみのまま。



 仮住まいから戻った6月以降、ホームセンターで買ってきたブルーベリーが、結構花
をつけてくれました。


 4月末から咲き始めた何色かのユリ。














 一昨年は40鉢以上咲いたニホンサクラソウは昨年手入れが出来ず、今年2月頃になっ
て連れ合いが植え替えたので15鉢前後に減ってしまい、まだ1/3は花が見られません。








 ミリオンベール


 最近咲き出したシラン


 これから、どんな花が咲いてくれるかな…



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アートウオークセラピーで京浜急行三崎口駅東側を巡る

2012-05-01 22:04:31 | カントリーウオーク
 2012年4月29日(日)
 
 山浦敬子さん企画、今年2回目のアートウオークセラピーに参加する。京浜急行本線
の終点、三崎口駅に10時に集合し、駅東側の飯森周辺が今回歩く予定のエリアである。

 好天の連休前半とあり、駅前のバス乗り場は油壺や城ヶ島などに行く人たちの長い行
列で賑わう。

 私たちはその横を通過して東側の駐車場を抜け、仲田の住宅地東側のカーブ点へ。

 畑にキンセンカが咲き競い、眼下にキャベツ畑、その先の低地には住宅が広がり、遠
く大楠山(おおくすやま)などの展望が広がるビューポイントである。




 Sカーブ状に下って行くと、飯盛公園に土地区画整理事業完成記念碑が立っていた。
すぐ先、南側谷間の潮風スポーツ公園には、テニスコートと野球場、多目的グランドが
階段状に設けられている。


 近くの住宅に、生け垣としては珍しいトクサがびっしりと植えられていて、その上の
シャクナゲが見頃になっていた。


 住宅地の先、東向き急斜面中腹にあるのが、三浦七福神「鶴園福禄寿」の妙音寺。
室町後期には小田原北条氏の祈願寺として信望厚く、その後、天正年間(1573~)
に中興されたと伝えられているという。


 寺は、花山七福神、干支守り本尊八仏霊場、東国花の寺百ヶ寺、秋の七草四番・葛の
寺、三浦不動尊などの霊場にもなっている。

 急石段上の狭いところに本殿や客殿、庫裡(くり)などが並び、前庭には四国八十八
か所に別格二十霊場を加えたお砂踏み場がある。

 背後の斜面一帯に、ソメイヨシノやツツジ、ユリなど50種5千本の花木が植え込ま
れ、その間に100種174躯の石仏が祭られ、遊歩道が巡らされている。



 遊歩道を順路に沿って進むと、最上部に平成11年(1999)に完成した大きな大
日如来が祭られ、周囲のみずみずしい新緑や、三浦半島の山々などの気持ちよい展望が
得られる。





 順路を下って本堂前に戻り、納経所で販売していた干支守本尊霊場巡りの本を求め、
四国霊場のお砂踏み場を巡って寺を出た。

 さらに延びる谷間の道を南へ。地形図に記された長い階段が樹間に延びていて、その
先には水道施設があるらしい。地図で、階段上に道がないのが了解できた。

 林間を抜けて旧三崎高校グランド横の土道を上がり、キャベツ畑の広がる台地に出た。
KDDIのアンテナ塔近くの、木陰の草地に腰を下ろして昼食とする。



 ここからは、緑の畑や新緑の森、少し霞んでアンテナの並ぶ大楠山、西北には相模湾
などが望まれ、もったいないほどの展望である。


 食後は敬子さんのオカリナ演奏に合わせ、「緑のそよ風」「ミカンの花咲く丘」「野
ばら」などの童謡・唱歌をみんなで合唱した。


 そばの畑にテントを張り、幼児を遊ばす父子がいた。鎌倉から来て、友人と畑で無農
薬野菜を栽培しているという。


 子どもさんに記念撮影のシャッターを押してもらい、昼食地を後にする。


 もとの道を下って谷間の畑付近まで戻り、東側上に見える大きな建物に向かって上が
る。そこは三浦生鮮ジャンボ市場だった。



 地元産の新鮮な野菜や三崎港に水揚げされた水産物などを安価で販売していて、車で来
た買い物客で賑わう。2階には食事処もあるようだ。


 市場前の国道134号を横断して北東へ。陣場集落の北端付近で東京湾が見えたので、
もっと見えないかと東側の畑のあぜ道に入ってみたが広葉樹林に海は隠されていたので戻る。

 その先に平行する3本の道路のうち、一番西側の細道に入った。人家が途切れてりっぱ
なモウソウ竹の間を下って行くと、民家の前に色鮮やかなシャクナゲが咲き、蜂が花のみ
つを吸っている。


 そばの大きなガレージの壁面に、この家の庭に咲く花や、おばあちゃんが海外旅行で撮
った写真がたくさん展示され、「歓迎 隠れ花菖蒲園 ザ・作兵衛」の看板があり、直売
するらしい取りたての大根が並んでいた。


 大根が欲しいというKさんが奥の母屋に声をかけたら、ご主人のIさんが出てこられ、
写真のことやお母さんのこと、生産農家の苦労話などを話してくれた。私も1本百円の大
根を分けてもらい、ザックに収める。


 広い石井家には、シャクナゲのほかにもショウブ、カラー、フジ、ツツジ、オオデマリ
などが咲き、モミジや柿、畑の作物などの新緑がみずみずしい。



 その先の民家には新緑をバックにこいのぼり泳ぎ、このあたりは三浦半島とは思えぬ隠
れ里のような場所だった。

 稲荷小路集落近くまで進み、文久年間(1861~)など3体の石仏の並ぶところから、
キャベツ畑の中を貫く真ん中の農道をスイッチバック状に上がる。


 東側道路との合流点付近まで上がったら、再び東京湾が見えてきた。


 再度スイッチバックして最後の東側の道を下る。竹林の間を抜けた先で、竹林の整備に
行くというKさん父子に出会い、機械などの投資に見合う収益は期待できず、経営は厳し
いという近隣の農家の実情などを聞く。

 稲荷小路の用水沿いまで進み、集落西端の高台にある永楽寺に上がる。参道入口に古い
青面金剛が並び、その上には疣取(いぼとり)地蔵やポックリ地蔵が祭られている。


 寺は享禄元年(1528)の起立とか。本堂前で最後の休憩をした。



 水路に沿ったキャベツ畑に、収穫時に使うらしい車輪付の台車が置いてある。廃車した
貨車を並べた塀のように続く倉庫の下を通過して、奥越集落を西に抜ける。

 下宮田交差点で国道134号を横切り、飯森の住宅地を線路際まで進む。スタートした
三崎口駅に14時50分に戻り、15時6分発泉岳寺行き快速特急にて帰路につく。

 今回歩いたのは東西1.5㎞、南北1.2㎞足らずの狭いエリアだったが、始終ウグイ
スのさえずりを聞き、変化に富む地形と好天や季節に恵まれたこともあり、三浦半島とは
思われぬ安らぎの景観地がたくさんあり、心地よいカントリーウオークを楽しんだ。

(天気 晴、参加 6人、距離 7㎞、地図(1/2.5万) 浦賀、歩行地 三浦市、
 歩数 13,600)



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