2021年11月18日(木)〈京都府立植物園へ〉〈後半〉
京都府立植物園の観覧温室の観覧を終えて温室を出たら、正面(東)にケーブルカーの
駅やアンテナ塔などのある山が望まれる。どうやら比叡山の山頂付近のようだ。


観覧温室の前面にある鏡池の東側、イチョウがよい彩りを池に映す。

近くの黄葉高木はケヤキだろうか・・


池の周辺の植え込みには、カンナなどの花が咲き競う。

鏡池の前から東側に広がる大芝生地の北側を回り、高木の下にある「森のカフェ」と呼
ぶ建物の横を北に入り、先ほどの池の南側に向かう。


フウ(楓)が色づき、ウルシ科のランシンボク(爛心木)も見頃。


ランシンボク


奄美大島の固有種で、絶滅危惧ⅠA類に指定されているという、ムクロジ科のアマミカ
ジカエデ



この黄葉はアメリカハナノキ(ムクロジ科)


これらの東側にはたくさんのサザンカが咲いていた。



池の南東側に回り、モミジなどの彩りの変化を十分に楽しんだ。











実がいっぱいのウメモドキ

いまは枝を落とした梅林を東に抜ける。


高木の並ぶ針葉樹林から広葉樹林ヘと進み、入口方面に向かって戻る。


噴水の横から入門した北山門に戻り、13時25分頃に京都府立植物園を出た。

北山門を出てすぐ左手にある「IN THE GREEN」(北山カフェ)に入る。まだたくさん
のグループが昼食中。


自家製スパイシーカレーランチ(サラダ付・1050円)とホットコーヒー(200円)
を注文して昼食をする。

14時19分に北山カフェを出た。
午後は二条城に回ろうかと計画していたが、予定より時間を経過しているので止め、植
物園の東側に接した「京都府立 陶板名画の庭」に入ることにする。

府立植物園前の広場にはオリーブの木が何本かあり、実を付けていた。


「新月」という木にも赤い実がいっぱい。ヤマボウシの栽培品種らしい。

京都府立 陶板名画の庭は、名画の美しさをそのままに再現した丈夫な陶板画を、建築家
・安藤忠雄氏設計の施設に展示したもの。

屋外で観賞できる世界で初めての絵画庭園で、陶板画は全部で8点あり、大きな絵が壁
面や水面などに展示されていたので、順路に従い下降しながら一巡して観賞した。

最初は水面にある、モネの「睡蓮・朝」

そばの斜面を落下する滝


次の「鳥獣人物戯画(甲巻)」は、壁面に沿って長く展示されている。


3階分くらいある大きな壁面には、ミケランジェロの「最後の審判」が
レオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」


台湾の台北故宮博物館所蔵という「清明上河図」は、横長の展示に精密な人物などが。


スーラ作「ラ・グランド・ジャット島の日曜日の午後」、アメリカのシカゴ美術館蔵と
いう。

ルノアールの「テラスにて」


ゴッホ作「糸杉と星の道」
目をこらしてみても、何れも陶板で描いたとは思えぬ緻密な作品ばかりだった。
8点全部を観賞し終え、観賞しながら下った往路の斜面を戻り14時45分頃退出した。
北側を走る北山通りの街路樹は、何れも色づいている。

北山駅に戻り、14時55分頃の地下鉄烏丸線に乗る。

15時10分頃四条駅で下車した。京都駅からの帰路に予定の新幹線には少し時間の余
裕があるので、近くの仏光寺(ぶっこうじ)を拝観することにする。
四条駅南口から出て、東に延びる仏光寺通りに入る。

2つめの交差点、府立洛王小の先で右折し、長い境内に沿って南端近くまで進み、真宗
仏光寺派本山の仏光寺の山門を入る。

仏光寺は、配流から京都に戻った親鸞が山科東野に一宇を建て、順徳天皇(在位1210
~21)から「興隆正法寺」の号を賜り勅願所となったのが始まりで、のちにこの地に移
り仏光寺と改名したらしい。
正面に、東向に立つ大きな本堂が。

左手に並ぶ阿弥陀堂。

南東に建つ鐘楼。

山門を含め、何れも豪壮な造り。精巧な木彫の施された山門を15時40分頃に出た。

北側の仏光寺通りに戻ると、交差点際に仏光寺派の大行寺がある。

境内には入れないので門前からのぞくと、仏足石碑が目に入る。


仏光寺の横の高倉通りを北に進む。京都らしいホテルや古くからの建物や店舗が多く、
なかなか興味深い通りだ。

四条通の百貨店・大丸前に出て、近くのビジネスホテルに16時05分頃戻り、預けた
荷物を引き取る。
四条駅から地下鉄烏丸線に乗り、京都駅構内の土産店で土産物屋弁当など買い求める。

京都駅17時33分発、ひかり660号に乗り、京都を後にした。

1時間ほど経過した名古屋駅周辺で、買ってきた柿の葉寿司を開けて夕食とする。

東京駅到着は20時12分、山手線内回りで池袋駅まで行き、西武池袋線21時発の下
り特急むさし43号に乗る。

昨年春にデビューし特急車両Laview(ラビュー)に乗るのは、私は初めてだった。

所沢駅で普通電車に乗り換え、21時50分頃帰宅した。
(天気 晴、歩数 17,200)
========================================
出かけてからちょうど1ヶ月も経過してからの投稿で、季節感がずれてしまいましたが
ご容赦を。現地は、もうすっかり葉が落ちてしまっているのではないでしょうか・・
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京都府立植物園の観覧温室の観覧を終えて温室を出たら、正面(東)にケーブルカーの
駅やアンテナ塔などのある山が望まれる。どうやら比叡山の山頂付近のようだ。


観覧温室の前面にある鏡池の東側、イチョウがよい彩りを池に映す。

近くの黄葉高木はケヤキだろうか・・


池の周辺の植え込みには、カンナなどの花が咲き競う。

鏡池の前から東側に広がる大芝生地の北側を回り、高木の下にある「森のカフェ」と呼
ぶ建物の横を北に入り、先ほどの池の南側に向かう。


フウ(楓)が色づき、ウルシ科のランシンボク(爛心木)も見頃。


ランシンボク


奄美大島の固有種で、絶滅危惧ⅠA類に指定されているという、ムクロジ科のアマミカ
ジカエデ



この黄葉はアメリカハナノキ(ムクロジ科)


これらの東側にはたくさんのサザンカが咲いていた。



池の南東側に回り、モミジなどの彩りの変化を十分に楽しんだ。











実がいっぱいのウメモドキ

いまは枝を落とした梅林を東に抜ける。


高木の並ぶ針葉樹林から広葉樹林ヘと進み、入口方面に向かって戻る。


噴水の横から入門した北山門に戻り、13時25分頃に京都府立植物園を出た。

北山門を出てすぐ左手にある「IN THE GREEN」(北山カフェ)に入る。まだたくさん
のグループが昼食中。


自家製スパイシーカレーランチ(サラダ付・1050円)とホットコーヒー(200円)
を注文して昼食をする。

14時19分に北山カフェを出た。
午後は二条城に回ろうかと計画していたが、予定より時間を経過しているので止め、植
物園の東側に接した「京都府立 陶板名画の庭」に入ることにする。

府立植物園前の広場にはオリーブの木が何本かあり、実を付けていた。


「新月」という木にも赤い実がいっぱい。ヤマボウシの栽培品種らしい。

京都府立 陶板名画の庭は、名画の美しさをそのままに再現した丈夫な陶板画を、建築家
・安藤忠雄氏設計の施設に展示したもの。

屋外で観賞できる世界で初めての絵画庭園で、陶板画は全部で8点あり、大きな絵が壁
面や水面などに展示されていたので、順路に従い下降しながら一巡して観賞した。

最初は水面にある、モネの「睡蓮・朝」

そばの斜面を落下する滝


次の「鳥獣人物戯画(甲巻)」は、壁面に沿って長く展示されている。


3階分くらいある大きな壁面には、ミケランジェロの「最後の審判」が
レオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」


台湾の台北故宮博物館所蔵という「清明上河図」は、横長の展示に精密な人物などが。


スーラ作「ラ・グランド・ジャット島の日曜日の午後」、アメリカのシカゴ美術館蔵と
いう。

ルノアールの「テラスにて」


ゴッホ作「糸杉と星の道」
目をこらしてみても、何れも陶板で描いたとは思えぬ緻密な作品ばかりだった。
8点全部を観賞し終え、観賞しながら下った往路の斜面を戻り14時45分頃退出した。
北側を走る北山通りの街路樹は、何れも色づいている。

北山駅に戻り、14時55分頃の地下鉄烏丸線に乗る。

15時10分頃四条駅で下車した。京都駅からの帰路に予定の新幹線には少し時間の余
裕があるので、近くの仏光寺(ぶっこうじ)を拝観することにする。
四条駅南口から出て、東に延びる仏光寺通りに入る。

2つめの交差点、府立洛王小の先で右折し、長い境内に沿って南端近くまで進み、真宗
仏光寺派本山の仏光寺の山門を入る。

仏光寺は、配流から京都に戻った親鸞が山科東野に一宇を建て、順徳天皇(在位1210
~21)から「興隆正法寺」の号を賜り勅願所となったのが始まりで、のちにこの地に移
り仏光寺と改名したらしい。
正面に、東向に立つ大きな本堂が。

左手に並ぶ阿弥陀堂。

南東に建つ鐘楼。

山門を含め、何れも豪壮な造り。精巧な木彫の施された山門を15時40分頃に出た。

北側の仏光寺通りに戻ると、交差点際に仏光寺派の大行寺がある。

境内には入れないので門前からのぞくと、仏足石碑が目に入る。


仏光寺の横の高倉通りを北に進む。京都らしいホテルや古くからの建物や店舗が多く、
なかなか興味深い通りだ。

四条通の百貨店・大丸前に出て、近くのビジネスホテルに16時05分頃戻り、預けた
荷物を引き取る。
四条駅から地下鉄烏丸線に乗り、京都駅構内の土産店で土産物屋弁当など買い求める。

京都駅17時33分発、ひかり660号に乗り、京都を後にした。

1時間ほど経過した名古屋駅周辺で、買ってきた柿の葉寿司を開けて夕食とする。

東京駅到着は20時12分、山手線内回りで池袋駅まで行き、西武池袋線21時発の下
り特急むさし43号に乗る。

昨年春にデビューし特急車両Laview(ラビュー)に乗るのは、私は初めてだった。

所沢駅で普通電車に乗り換え、21時50分頃帰宅した。
(天気 晴、歩数 17,200)
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出かけてからちょうど1ヶ月も経過してからの投稿で、季節感がずれてしまいましたが
ご容赦を。現地は、もうすっかり葉が落ちてしまっているのではないでしょうか・・


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