あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

四国遍路道の休憩所(3)

2007-05-22 22:28:10 | 四国遍路あれこれ
 四国遍路道の休憩所、その3は、高知県西部から愛媛県南部
にあった休憩所を紹介します。

===========================

 足摺岬の38番金剛福寺にお参りし、西に向かって進んで旅館
や民宿の家並みを抜けた、おおとんぼ公園に建築中の遍路休憩
所らしい小屋。

 
 さらに海岸沿いを西に進み、土佐清水市から大月町に入って
間もない、月灘にあった近畿大・歌 一洋先生設計のへんろ小屋
14号大月です。

 海を見下ろす好展望地にあり、地元の漁師さんが使ったらし
い古い望遠鏡が置いてありました。

 大月町の番外霊場・月山神社に参拝し、国道321号に入り、
道の駅大月にあったのが、このへんろ小屋9号大月です。

 やはり、近畿大歌先生設計のもので、路線バスの待合室を兼
ねています。

 役場などのある大月町の中心街を抜けようとするところにある
のが、竹製のへんろ小屋2号大月です。

 屋根も、丸い竹を並べてあるので、雨宿りには向かないかも
しれません。

 大月町の北が高知県西端の宿毛市、宿毛湾に面した国道沿
いの、道の駅すくもにある、へんろ小屋11号宿毛。

 ご覧のように御殿造りの高床構造。歌先生設計のへんろ小屋
で、このような造りは初めてでした。宿毛湾が一望できます。

 宿毛市内にある39番延光寺に参拝した翌日、県境の松尾峠を
越えて長かった高知県の遍路を終え、愛媛県に入ります。

 最初の町、愛南町の満倉小の先にあったいっぷく堂。

 個人のお宅の一棟を解放して下さっているようです。お茶を
いただきました。 

 同じ愛南町(旧城辺町)の僧都川左岸、豊田窯跡近くにあった
とよた茶堂と呼ぶ新しい休憩所。


 愛南町(旧御荘町)の40番館自在寺にお参りし、翌日、標高
460mの柏坂を越えて宇和島市(旧津島町)に下りました。

 畑地小近くの、国道56号沿いに昨年11月15日に開設して
間もない、へんろ小屋かも田19号。

 そばの農産物直売所で弁当を求め、遅い昼食をして、置いて
あったポットの熱いお茶とみかんをいただきました。

 宇和島市の中心街を抜けて、JR予讃線沿いの県道57号を
42番仏木寺に向かう途中、新屋敷バス停近くに、これも開設
したばかりの、歌先生設計のへんろ小屋光満21号です。
 
 置いてあった新しいノートは誰も記帳して無く、私がトップで
感謝の記帳をしました。

 前半の遍路の区切り、43番明石寺にお参りし、最終日は、
大洲市の中心街の旅館から内子駅に向かいます。

 JR予讃線だと新谷(にいや)駅と北山駅の間、帝京第五高
の先にあった、山宝炭店の一角が遍路無料休憩所になって
いました。

 この日は雨だったので休ませてもらい、お茶をいただきました。

 新谷の家並みがほぼ途切れ、国道56号に合するところにあ
った、神南堂(かんなんどう)と呼ぶ休憩所。


 この先、4km足らずでJR予讃線内子駅に着き、前半の
遍路を終えました。(続く)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 四国遍路道の休憩所(2) | トップ | 四国遍路道の休憩所(4) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

四国遍路あれこれ」カテゴリの最新記事