あるきメデス

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歩き遍路用「四国遍路ひとり歩き同行二人」[地図編]の新版発売

2016-05-13 20:50:36 | 四国遍路あれこれ
 2016年5月13日(金)

 歩いて四国遍路をする人に欠かせない地図として知られる、へんろみち保存協力会発行
の「四国遍路ひとり歩き同行二人」[地図編]の最新版・第11版が5月9日(月)から発
売されました。
      

 一つ以前の第10版・第1刷が2013年3月8日の発行ですから、約3年ぶりの改版
になります。下は第10版の表紙、今回の表紙では表紙左側にあった方位磁石記号が消え
ています。
                     
 
 ほかに、どんな修正や変化があったのか、ひととおり比べてみて気付いたことは以下の
通りです。

 一番気付いたのは、地図の彩色が淡くなり、標高の高い山地エリアの文字などに多少わ
かりにくさのあった10版に比べ、11版では淡い色彩になり、見やすくなりました。

       こちらは第11版の地図の一部分
      

               ほぼ同じエリアの第10版。
              

 新たに追加された情報として、巻末の「四国霊場と宿泊施設一覧表」の後に、「縦断図」
が盛り込まれました。

 1番から88番霊場までの順路にて、標高がどのように変わるのかが分かるので、歩行
時間の検討や次の宿泊地を決める際などの参考になると思います。
    

 もう一つの追加は、地図の最後に「高野山七口(町石道・京大阪道・三谷坂・女人道)」
の図及び「高野山」図が追加になり、結願後に高野山にお礼参りをするお遍路さんのため
に役立つものと思われます。

 各頁の地図も、宿泊施設やコンビニエンスストア、休憩所、公衆トイレ、遍路小屋など
も最新の情報に修正されたようです。

 ちなみに遍路小屋の掲載状況を調べたところ、現在55の遍路小屋が完成していますが、
そのうち第53号茶処みとよ高瀬(平成26.11.23完成)までは掲載されています
が、その後完成した第54号四万十(平成27.7.24完成)と第55号横屋(新居浜)
(平成28.3.18完成)は未掲載です。
 
 なお、遍路小屋の詳細については「ヘンロ小屋だより」のサイトをご覧下さい。

 これから歩き遍路をご計画の方は、最新のこの第11版を入手されて、日々のスケジュ
ール造りなどに活用されることをお勧めします。

 地図編のみの本体価格2,500円(現在の税込み2,700円)、首都圏の方は、東京
駅八重洲口にある八重洲ブックセンター8階の地図・旅行ガイドの売り場で入手できます。

 1番霊場霊山寺売店など幾つかの霊場でも発売されていますが、事前に入手したい方は、
発行元のへんろみち保存協力会から通信販売で購入できます。本書の発売か所や通信販売
での申し込み方法などは、「へんろみち保存協力会」のサイトをご覧下さい。





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