あるきメデス

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続カタツムリ歩行で北戸田駅周辺を歩く(埼玉)

2015-03-15 22:30:39 | カタツムリ歩行
 2015年3月15日(日)

 JR武蔵野線とその周辺を半日歩く、「続カタツムリ歩行」の第22回例会に参加した。

 集合はJR埼京線の北戸田駅。今日は一人で歩くことにして、10時05分に西口をス
タートした。


 駅のそばに、「水の華 空の誌」と名付けられた彫刻がある。
   
    昭和63年(1988)2月に設置したもの。

 南に少し進むと、空き地の隅の紅梅が花盛り。


 近くの公園は拡張工事中で、新しい児童遊具などができていた。


 ここ戸田市は、1964年の東京オリンピックのボート競技が開催された戸田ボートコ
ースがあり、マンホールにもボートがデザインされていた。
    

 笹目川の左岸に出て、遊歩道を南へ進む。駅方向をふり返る眺め。


 谷口橋の次の橋を渡り、笹目一丁目に入る。



 笹目北公園には、戸田市民憲章が掲示されていた。


 公園の南側に、広大な敷地に塀を巡らした豪邸、M邸があった。道路際の表前から奥の
門へのアプローチの向こうに大きな邸宅が見えるが、全貌はわかりにくい。


 表門のそばの紅梅が花盛り。


 さらにひとつ南の通りには、同姓の別のM邸があり、やはり広い屋敷にりっぱな塀を巡
らした豪邸に目をひかれる。


 その南側に、谷口稲荷神社がある。

 この地、惣右衛門地区の鎮守で、創建時期は不明だが享保5年(1720)には正一位
の神位を授けられたという。

 背後の本殿は天保9年(1838)の再建で、平成13年(2001)に改築したとか。
        

 境内には、嘉永5年(1852)に奉納されたという幟立石(のぼりたていし)、力石
(ちからいし)が並んでいた。
    

 近くの民家の門扉に下がるセイヨウサクラソウが見頃に。
    

 谷口稲荷の南西にある真福寺へ。稲荷神社の別当寺院とのこと。

 墓地には、「惣右右衛門」の名の起こりの、旧惣右衛門村名主の代々の墓があるとか。

     境内のハクモクレンだろうか、つぼみがかなりふくらんでいた。
    

 ここから折り返すことにして、笹目川に向かう。畑の中にあったヒカンザクラのつぼみ
を、ヒヨドリがついばむ。
    

 北側の民家の庭先の、色濃い桜はもう満開。


    

 笹目川左岸に出て、遊歩道を北進する。


 遊歩道には100m間隔くらいに6~7点の彫刻が並んでいたが、説明などはない。
    

         

 新幹線と埼京線の高架橋が近づき、昨日から金沢まで延伸された北陸新幹線の車両が通
過するのが見える。


 その高架橋の下を斜めに通過すると、前方に外環道(首都圏外環状自動車道)(がいか
んどう)が現れる。


 笹目川の流れでは、カルガモが気持ちよさそうに泳いでいた。


 外環道をこ道橋で越えて北側に回ると、眼下に浦和南高校が見下ろせ、運動場ではサッ
カーの練習中。


 隣接する辻小の東側を斜めに入り、辻熊野神社に北側から入った。見覚えがあるなと思
ったら、昨年12月21日のこの例会のゴールの場所だった。

 東側の車道に出て、南東への道をゴールに向かう。旧家らしい民家の広い庭に紅梅が2
本、見頃の花を見せている。


 外環道下を抜けたところに小さめの一里塚公園があり、「旧中山道一里塚の碑」が立っ
ていた。


 さらに進んだ高圧送電線下の小さい流れには「中山道蕨宿一六橋」の説明板があり、こ
の通りが中山道だったと分かる。
        
 それによると、この橋は見沼(みぬま)用水の分流、通称「一六用水」に架かっていた
ので一六橋と名付けられたとか。

 「一六」という名称は、南北朝時代~戦国時代(14~16世紀)にこの辺りで、1と
6の日に「市(いち)」が開かれたことによると伝えられているという。

 明治初年の「武蔵国郡村誌」には、長さ5尺(約151.5㎝)、幅5尺の石造りの橋
と記されているようだ。

 その先の交差点を越え、ゴールの春日神社の隣にある宝蔵院へ。

 山門は閉ざされていて、境内へは南側から入る。


 境内には寺の由緒などの説明はない。

 北側の通りに回り、錦町五丁目のゴールの春日神社には12時ちょうどに着いた。


 社殿には、蕨市文化財で享保年間(1716~26)に造立されたと考えられる「木造
三十番神立像(さんじゅうばんしんりつぞう)」が奉納されていて、蕨市を代表する文化
財のひとつだという。

 境内の春日公園には、蕨市平和都市宣言10周年記念の平成7年(1995)に建立さ
れた平和祈念碑が立っていた。
        


 昼食を済ませ、記念撮影とミーティングを終え、12時40分前に散会となった。

 (天気 曇 距離 5㎞、地図(1/2.5万) 赤羽、浦和、歩行地 戸田市、さい
  たま市南区、蕨市、歩数 8,800)


 帰路は、JR武蔵野線と埼京線の交差駅、武蔵浦和駅に向かうことにした。ゴールまで
の道を折り返して辻三丁目まで戻り、さらに六辻水辺公園の遊歩道を通過する。


 その先も、国道17号の西側近くを平行する車道を進み、昨年12月例会で訪ねた白幡
観音堂に立ち寄る。青空が広がり、暖かくなってきた。


 近くの民家のシダレウメが満開。


 JR武蔵野線近くまで進んで笹目川の橋を渡り、JR武蔵浦和駅には13時44分に着
いた。

 (通しの距離 8㎞、歩数 14,300)




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2 コメント

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豪邸にサクラ、梅がみごと (junjun)
2015-03-15 23:53:20
お一人で歩かれた方が充実した歩きになったような・・・。
私は一週間前に再度痛めた腰の具合が怪しかったためムリは止めようと、
Kさんとショートカットの歩きとなりました。 
saikotoatさんのブログを拝見して私もきれいな花や豪邸を見た気分で満足です。
返信する
春近い感じ (saikoroat)
2015-03-16 10:28:55
住宅地の一角にあった、思いがけぬ豪邸でした。
あちこちに春の花が咲き出していて、もう花の季節が間近いと感じた歩きでした。
返信する

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