2019年3月17日(日)
カタツムリ歩行の第4回同窓会に参加した。
集合は東武アーバンパークライン大宮公園駅。今回は私の担当なので用意した地図を皆
さんに配り、10時15分にスタートした。
南側のY字路を西へ、大きなマンションの南側、小さな祠(ほこら)に「寛政12
(1800)年5月」と刻まれた2基のお地蔵さんが祭られていた。
近くの住宅の赤紫色のモクレンがかなり開花している。
大宮公園の北端近くに入り、弓道場と県立歴史と民俗の博物館の間を進んで舟遊池の北
西端に下り、池の北岸沿いを進む。
池際の広葉樹の芽吹きが始まり、池にはカルガモやバンが泳ぐ。対岸の松林など眺めな
がら東北端まで進んで池を離れる。
東北に緩やかに上がり、大宮北中の南端で右折して大宮競輪場の北側を東南へ進み、交
通量の多い県道35号・産業道路に出た。少し南下すると東側の庭に、カワヅザクラだろ
うかピンクの桜が葉を見せながら咲く。
跨道橋の先を左折して遊歩道を大宮第二公園に向かう。橋際に大きなサンシュユが2本
あり、何れも花盛り。
近くの民家では花弁の小さな桜の小木が満開に。
見沼代用水西縁(みぬまだいようすいにしべり)の橋際に水車小屋があり、上部からの
水で回転していた。
大宮第二公園に入り、左側の駐車場に設けられた長いテントの東端に回る。テントの中
は「全国大陶器市」を開催中。
今日が最終日とあり、たくさんの人で賑わう。だが正午のゴールまでの時間が少なくな
ったので入場は省く。
北側が「第35回梅まつり」会場の梅林だが、今日は最終日なのでほとんどの梅は見頃
を過ぎ、わずかな花しか見られない。
梅林の西端にあった、古今和歌集の梅の歌碑近くのしだれ梅のみが、かなりの花を見せ
ていた。
梅林を西に抜けて見沼代用水西縁の橋を渡り、寿能町二丁目の住宅地を北西に抜ける。
産業道路を少し北進し、菱屋会館と呼ぶ展覧会場の建物際↓で産業道路を離れた。
西側の寿能町一丁目を北西へ、ピンクの梅の咲き出した民家の前や大宮北中の塀沿いに
進み、大宮公園駅西側の踏切を渡る。
大宮盆栽村に入り、庭先にミツバツツジ咲く民家の横を進み、ゴールの「盆栽四季の家」
に12時ちょうどに到着した。
入口の門の横には、ピンクのアセビが花をいっぱいに開いて迎えてくれた。
道路際には、この周辺の盆栽村についての説明パネルがある。
建物は、18世紀初めに建てられた、氷川神社宮司の東角井光臣(ひがしつのいみつお
み)家の居宅の一部を移築復元したもの。
昼食をした休憩室(無料)のほか、茶道、華道、句会などに利用できる和室2間(有料)
もある。
庭先からは、東側近くの住宅に咲く大きなハクモクレンの花が見える。西側の民家には、
ヒカンザクラの若木が開花していた。
食事を終えて記念撮影後、今年度の同窓会をどうするか話し合い、昨年同様4回開催す
ることにした。次回は5月19日(日)とし、以下、9月15日(日)、11月17日
(日)、2020年3月15日(日)の3回の日にちと担当も決める。13時15分に散
会した。
(参加 13人、天気 晴、距離 3.5㎞、地図 「さいたま市北区ガイドマップ」
歩行地 さいたま市大宮区、北区、歩数 6,700)
散会後は、盆栽四季の家周辺の盆栽園の一部と、大宮盆栽美術館を巡ることにした。
まずは、すぐ北側突き当たりの蔓青園(まんせいえん)へ。塀の外の道路際に、5鉢ほ
ど見事な松の盆栽が並ぶ。
園内にもたくさんの松の盆栽と幾つかのモミジの盆栽があったが、園内は撮影禁止。
東にすぐ、右手斜面上には盆栽緑地公園がある。奥の方に木製の遊具が少しあるだけで、
アカマツなど樹木の茂る自然公園である。
住宅地の間を西北西に進み、広い通りに出て右手の「さいたま市大宮盆栽美術館」へ
(一般300円、65歳以上150円)。Kさんグループ4人が先着していたので、その
後に続いて入館する。
当美術館は、盆栽文化の調査、研究を行うと共に、盆栽を広く世界に発信する拠点で、
世界初めての公立盆栽美術展という。
入口を入った正面ロビーには、季節の一鉢として、寒桜(かんざくら)(推定樹齢85
年)が展示されている。
最初に展示室で盆栽文化の重要な要素の盆器、水石、絵画、歴史、民俗資料の展示や盆
栽に関する解説パネル、座敷飾りなどを見る(撮影禁止)。
その先から中央部の盆栽庭園に出ると、最初のコーナーは撮影可なので順次撮ってみた。
その幾つかを紹介する。
五葉松(ごようまつ)(推定樹齢 120年)
花梨(かりん)(推定樹齢 100年)
山もみじ「紅陵(こうりょう)」(推定樹齢 120年)
真柏(しんぱく)「寿雲(じゅうん)」(推定樹齢 800年)
左 蝦夷松「轟」(推定樹齢 1,000年)
右 五葉松「平安」(推定樹齢 380年)
中央部の盆栽は、少し高みの東屋(あずまや)周辺から俯瞰(ふかん)撮影のみ可能。
さらに受付のある建物の2階に上がり、上からも眺める。40分ほど観覧して盆栽美術
館を出た。
南側の盆栽村(盆栽町)に戻り、「しで通り」を西へ、通りの中ほどに立つマンサクが
花盛り。
近くの民家の門前でボケが咲き競う。
西側の桜並木の「かえで通り」を南へ、角にある藤樹園も、松の盆栽が多かった(撮影
禁止)。
次の十字路際の小公園のようなところに植竹稲荷神社の鳥居があり、境内の大きな「清
水瀞庵翁紀功碑」が目についた。
清水翁は明治7(1874)年東京・千駄木の生まれ。大正14(1925)年に3人
の人と協力してこの地に移り住み、盆栽村の今を実現した功績を称え、10年後の昭和10
年に碑を建てたという。
南側は「さいたま市立漫画会館」で、日本近代漫画の創始者・北沢楽天の旧宅を改造し
たもの。
以前に2度ほど来ているので少しだけ館内を巡り、楽天の漫画や収蔵品展「小川 武 原
画展」などを見た(入館無料)。
大宮公園駅横を通過して、朝最初に向かった大宮公園の弓道場と県立歴史と民俗の博物
館の間の通りへ。弓道場では、埼玉県弓道連盟の催しが開催されていた。
舟遊池の北端から西側の車道を南進し、護国神社に参拝する。
境内左手には、日露戦争でロシアのバルチック艦隊を壊滅した際に用いられた径24㎝、
全長約90㎝の砲弾が奉納され、その横には新しい「出征兵士之像」が立っていた。
あと半月前後で見頃になりそうな、桜の立ち並ぶ大宮公園の樹林を見ながら西側の住宅
地に入り、東武アーバンパークラインの隣駅・北大宮駅に15時ちょうどに着いた。
(午前からの累積距離 6㎞、累積歩数 12,500)
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カタツムリ歩行の第4回同窓会に参加した。
集合は東武アーバンパークライン大宮公園駅。今回は私の担当なので用意した地図を皆
さんに配り、10時15分にスタートした。
南側のY字路を西へ、大きなマンションの南側、小さな祠(ほこら)に「寛政12
(1800)年5月」と刻まれた2基のお地蔵さんが祭られていた。
近くの住宅の赤紫色のモクレンがかなり開花している。
大宮公園の北端近くに入り、弓道場と県立歴史と民俗の博物館の間を進んで舟遊池の北
西端に下り、池の北岸沿いを進む。
池際の広葉樹の芽吹きが始まり、池にはカルガモやバンが泳ぐ。対岸の松林など眺めな
がら東北端まで進んで池を離れる。
東北に緩やかに上がり、大宮北中の南端で右折して大宮競輪場の北側を東南へ進み、交
通量の多い県道35号・産業道路に出た。少し南下すると東側の庭に、カワヅザクラだろ
うかピンクの桜が葉を見せながら咲く。
跨道橋の先を左折して遊歩道を大宮第二公園に向かう。橋際に大きなサンシュユが2本
あり、何れも花盛り。
近くの民家では花弁の小さな桜の小木が満開に。
見沼代用水西縁(みぬまだいようすいにしべり)の橋際に水車小屋があり、上部からの
水で回転していた。
大宮第二公園に入り、左側の駐車場に設けられた長いテントの東端に回る。テントの中
は「全国大陶器市」を開催中。
今日が最終日とあり、たくさんの人で賑わう。だが正午のゴールまでの時間が少なくな
ったので入場は省く。
北側が「第35回梅まつり」会場の梅林だが、今日は最終日なのでほとんどの梅は見頃
を過ぎ、わずかな花しか見られない。
梅林の西端にあった、古今和歌集の梅の歌碑近くのしだれ梅のみが、かなりの花を見せ
ていた。
梅林を西に抜けて見沼代用水西縁の橋を渡り、寿能町二丁目の住宅地を北西に抜ける。
産業道路を少し北進し、菱屋会館と呼ぶ展覧会場の建物際↓で産業道路を離れた。
西側の寿能町一丁目を北西へ、ピンクの梅の咲き出した民家の前や大宮北中の塀沿いに
進み、大宮公園駅西側の踏切を渡る。
大宮盆栽村に入り、庭先にミツバツツジ咲く民家の横を進み、ゴールの「盆栽四季の家」
に12時ちょうどに到着した。
入口の門の横には、ピンクのアセビが花をいっぱいに開いて迎えてくれた。
道路際には、この周辺の盆栽村についての説明パネルがある。
建物は、18世紀初めに建てられた、氷川神社宮司の東角井光臣(ひがしつのいみつお
み)家の居宅の一部を移築復元したもの。
昼食をした休憩室(無料)のほか、茶道、華道、句会などに利用できる和室2間(有料)
もある。
庭先からは、東側近くの住宅に咲く大きなハクモクレンの花が見える。西側の民家には、
ヒカンザクラの若木が開花していた。
食事を終えて記念撮影後、今年度の同窓会をどうするか話し合い、昨年同様4回開催す
ることにした。次回は5月19日(日)とし、以下、9月15日(日)、11月17日
(日)、2020年3月15日(日)の3回の日にちと担当も決める。13時15分に散
会した。
(参加 13人、天気 晴、距離 3.5㎞、地図 「さいたま市北区ガイドマップ」
歩行地 さいたま市大宮区、北区、歩数 6,700)
散会後は、盆栽四季の家周辺の盆栽園の一部と、大宮盆栽美術館を巡ることにした。
まずは、すぐ北側突き当たりの蔓青園(まんせいえん)へ。塀の外の道路際に、5鉢ほ
ど見事な松の盆栽が並ぶ。
園内にもたくさんの松の盆栽と幾つかのモミジの盆栽があったが、園内は撮影禁止。
東にすぐ、右手斜面上には盆栽緑地公園がある。奥の方に木製の遊具が少しあるだけで、
アカマツなど樹木の茂る自然公園である。
住宅地の間を西北西に進み、広い通りに出て右手の「さいたま市大宮盆栽美術館」へ
(一般300円、65歳以上150円)。Kさんグループ4人が先着していたので、その
後に続いて入館する。
当美術館は、盆栽文化の調査、研究を行うと共に、盆栽を広く世界に発信する拠点で、
世界初めての公立盆栽美術展という。
入口を入った正面ロビーには、季節の一鉢として、寒桜(かんざくら)(推定樹齢85
年)が展示されている。
最初に展示室で盆栽文化の重要な要素の盆器、水石、絵画、歴史、民俗資料の展示や盆
栽に関する解説パネル、座敷飾りなどを見る(撮影禁止)。
その先から中央部の盆栽庭園に出ると、最初のコーナーは撮影可なので順次撮ってみた。
その幾つかを紹介する。
五葉松(ごようまつ)(推定樹齢 120年)
花梨(かりん)(推定樹齢 100年)
山もみじ「紅陵(こうりょう)」(推定樹齢 120年)
真柏(しんぱく)「寿雲(じゅうん)」(推定樹齢 800年)
左 蝦夷松「轟」(推定樹齢 1,000年)
右 五葉松「平安」(推定樹齢 380年)
中央部の盆栽は、少し高みの東屋(あずまや)周辺から俯瞰(ふかん)撮影のみ可能。
さらに受付のある建物の2階に上がり、上からも眺める。40分ほど観覧して盆栽美術
館を出た。
南側の盆栽村(盆栽町)に戻り、「しで通り」を西へ、通りの中ほどに立つマンサクが
花盛り。
近くの民家の門前でボケが咲き競う。
西側の桜並木の「かえで通り」を南へ、角にある藤樹園も、松の盆栽が多かった(撮影
禁止)。
次の十字路際の小公園のようなところに植竹稲荷神社の鳥居があり、境内の大きな「清
水瀞庵翁紀功碑」が目についた。
清水翁は明治7(1874)年東京・千駄木の生まれ。大正14(1925)年に3人
の人と協力してこの地に移り住み、盆栽村の今を実現した功績を称え、10年後の昭和10
年に碑を建てたという。
南側は「さいたま市立漫画会館」で、日本近代漫画の創始者・北沢楽天の旧宅を改造し
たもの。
以前に2度ほど来ているので少しだけ館内を巡り、楽天の漫画や収蔵品展「小川 武 原
画展」などを見た(入館無料)。
大宮公園駅横を通過して、朝最初に向かった大宮公園の弓道場と県立歴史と民俗の博物
館の間の通りへ。弓道場では、埼玉県弓道連盟の催しが開催されていた。
舟遊池の北端から西側の車道を南進し、護国神社に参拝する。
境内左手には、日露戦争でロシアのバルチック艦隊を壊滅した際に用いられた径24㎝、
全長約90㎝の砲弾が奉納され、その横には新しい「出征兵士之像」が立っていた。
あと半月前後で見頃になりそうな、桜の立ち並ぶ大宮公園の樹林を見ながら西側の住宅
地に入り、東武アーバンパークラインの隣駅・北大宮駅に15時ちょうどに着いた。
(午前からの累積距離 6㎞、累積歩数 12,500)
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