2016年9月10日(土)
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中欧5か国の旅の最後に回った首都は、ハンガリーのブダペストです。旅の玄関口ブダ
ペスト東駅には6月1日(水)の20時過ぎ、スロバキアの首都ブラスチラバからの国際
列車ユーロシティで到着しました。
ブダペスト東駅の外観。
駅舎は、1884年の完成とか。完成当時は、ヨーロッパで最もモダンな駅舎とされて
いたようです。
ブダペストは、ハンガリーの中央部北寄りにあり、北に約50㎞余りでスロバキアに接
し、町の中心部をドナウ川が流れ、右岸(西)のブダは歴史的建造物が多く、左岸(東側)
のペストは商工業地区になっていて、人口は約173万人とのこと。
「ドナウの真珠」「ドナウのバラ」などと呼ばれるブダペストは、世界で最も美しい町
の一つともいわれているとか。
ペストの中心部やや南にあるブダペスト東駅からバスに乗り、夕食をするレストランを
経て対岸のブダの中心部より北(上流)にあるホテルに向かう車中からの眺め。
翌日、6月2日(木)朝は雨になりましたが、午前中ブダペストの世界遺産観光へ。ホ
テルからドナウ川沿いに中心部のドナウ川ににかかる「くさり橋」に向かいます。
くさり橋のそばからブダの丘陵上にある王宮の丘に上がり、バスを下りて王宮の丘で最
も賑やかな場所という三位一体(さんみいったい)広場に向かいました。
三位一体広場の中央に立つのは、18世紀に造られたという三位一体像。
18世紀に流行したペストがはやらぬよう、魔除けとして建てたもの。
三位一体広場の北側はマーチャーシュ教会です。
屋根には、カラフルなモザイク模様が。
マーチャーシュ教会の北東側には「漁夫の砦(とりで)」と呼ばれる建造物がありまし
た。1896年の建国1,000年記念に建造されたものです。
雨にもかかわらず観光客がいっぱい。右手の騎馬像は、ハンガリーの初代国王・聖イシ
ュトバーン像
漁夫の砦からは、東側眼下にドナウ川や対岸のペストの街並みが一望ですが、雨でやや
視界が利きにくいのが残念でした。
この後、三位一体広場に面した刺繍店に入っての買い物とフリータイムがありました。
刺繍店前からのマーチャーシュ教会。
店を後にして、ペストの街並みを見下ろす遊歩道を進みます。
遊歩道を少し下ってバスに乗り、下流のエリザベート橋の西側段丘上にあるゲレルトの
丘に上がり、上下2つの展望台からもう一度ドナウ川やペスト方面を展望しました。
これらは上の展望台から。やはり、雨で視界は良くありません。
くさり橋周辺
少し下ってバスに乗り、エリザベート橋を渡ってペスト側に回り、川沿いをくさり橋の
少し先まで行って戻り、このインターコンチネンタルホテルの横からアンドラーシ通りを
東から東北へと進みます。
通りの突き当たりの英雄広場前でバスを下りました。
真ん中に立つのは建国記念碑で高さは35m、左手正面は広場に面した建つ国立西洋美
術館です。
建国記念碑の周囲に並ぶのは、かつてハンガリーの主要民族だったマジャル族の隊長や、
他の部族の部族長の騎馬像。
建国記念碑を囲む列柱の間には、歴史に残る国王やハンガリー独立や自由のために戦っ
た近代の指導者などの像が並んでいます。
国立西洋美術館と、広場を挟んで相対するのは現代美術館です。
広場周辺の建物。
英雄広場の南西側から地下鉄1号線に乗って始点駅まで行き、近くのレストランで昼食
をしてから、バスで北郊のエステルゴムとセンテンドレに向かいます。バス車中からの街
並み。
ドナウ川左岸沿いにある、国会議事堂の横も通過しました。
午後、エステルゴムとセンテンドレの観光を終えてブダペストに戻り、夕食後の20時
からは、ドナウ川から町を眺める貸し切りのナイトクルーズ船に乗り、まずは下流に向か
います。
20時を過ぎてもまだかなり明るく、ナイトクルーズという感じではありません。
市街地中心部より上流にあるドナウ川の中州、マルギット島の横を通過しました。
右岸(西側)ブダ側の眺め。
左岸(東側)ペスト地区で、一番の見どころ国会議事堂。
右岸、王宮の丘に建つ王宮にライトが灯りました。
くさり橋の下を通過、ドナウ川に架かる最初の堅固な橋として19世紀半ばに建造され
たとか。ドナウ川に架かる橋の中で、ブダペストのシンボルともいえるもの。
くさり橋から2つ下流の橋の先まで進んで折り返してきた頃には、王宮の輝きもだいぶ
増してきました。
ライトに映える国会議事堂。
1884年から20年の年月をかけて建設されたとのこと。
世界一美しいと国会議事堂と言われる議事堂の横を通過して間もなく、20時50分過
ぎにドナウ川のナイトクルーズを終えました。
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ちなみに、今日、9月10日(土)19時30分~21時にNHKBSプレミアムで、
『関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅「ハンガリー」』が放映されたので、ご覧になった方も
おられるかと思います。
この番組では、出発と帰着駅が、当ブログの最初に紹介したブダペスト東駅で、10日
間のハンガリー国内の鉄道の旅を終えての締めのシーンでは、ブダペストのくさり橋を歩
く関口さんの姿や、「漁夫の砦」に建つ初代国王・聖イシュトバーン像が紹介されました。
(続く)
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中欧5か国の旅の最後に回った首都は、ハンガリーのブダペストです。旅の玄関口ブダ
ペスト東駅には6月1日(水)の20時過ぎ、スロバキアの首都ブラスチラバからの国際
列車ユーロシティで到着しました。
ブダペスト東駅の外観。
駅舎は、1884年の完成とか。完成当時は、ヨーロッパで最もモダンな駅舎とされて
いたようです。
ブダペストは、ハンガリーの中央部北寄りにあり、北に約50㎞余りでスロバキアに接
し、町の中心部をドナウ川が流れ、右岸(西)のブダは歴史的建造物が多く、左岸(東側)
のペストは商工業地区になっていて、人口は約173万人とのこと。
「ドナウの真珠」「ドナウのバラ」などと呼ばれるブダペストは、世界で最も美しい町
の一つともいわれているとか。
ペストの中心部やや南にあるブダペスト東駅からバスに乗り、夕食をするレストランを
経て対岸のブダの中心部より北(上流)にあるホテルに向かう車中からの眺め。
翌日、6月2日(木)朝は雨になりましたが、午前中ブダペストの世界遺産観光へ。ホ
テルからドナウ川沿いに中心部のドナウ川ににかかる「くさり橋」に向かいます。
くさり橋のそばからブダの丘陵上にある王宮の丘に上がり、バスを下りて王宮の丘で最
も賑やかな場所という三位一体(さんみいったい)広場に向かいました。
三位一体広場の中央に立つのは、18世紀に造られたという三位一体像。
18世紀に流行したペストがはやらぬよう、魔除けとして建てたもの。
三位一体広場の北側はマーチャーシュ教会です。
屋根には、カラフルなモザイク模様が。
マーチャーシュ教会の北東側には「漁夫の砦(とりで)」と呼ばれる建造物がありまし
た。1896年の建国1,000年記念に建造されたものです。
雨にもかかわらず観光客がいっぱい。右手の騎馬像は、ハンガリーの初代国王・聖イシ
ュトバーン像
漁夫の砦からは、東側眼下にドナウ川や対岸のペストの街並みが一望ですが、雨でやや
視界が利きにくいのが残念でした。
この後、三位一体広場に面した刺繍店に入っての買い物とフリータイムがありました。
刺繍店前からのマーチャーシュ教会。
店を後にして、ペストの街並みを見下ろす遊歩道を進みます。
遊歩道を少し下ってバスに乗り、下流のエリザベート橋の西側段丘上にあるゲレルトの
丘に上がり、上下2つの展望台からもう一度ドナウ川やペスト方面を展望しました。
これらは上の展望台から。やはり、雨で視界は良くありません。
くさり橋周辺
少し下ってバスに乗り、エリザベート橋を渡ってペスト側に回り、川沿いをくさり橋の
少し先まで行って戻り、このインターコンチネンタルホテルの横からアンドラーシ通りを
東から東北へと進みます。
通りの突き当たりの英雄広場前でバスを下りました。
真ん中に立つのは建国記念碑で高さは35m、左手正面は広場に面した建つ国立西洋美
術館です。
建国記念碑の周囲に並ぶのは、かつてハンガリーの主要民族だったマジャル族の隊長や、
他の部族の部族長の騎馬像。
建国記念碑を囲む列柱の間には、歴史に残る国王やハンガリー独立や自由のために戦っ
た近代の指導者などの像が並んでいます。
国立西洋美術館と、広場を挟んで相対するのは現代美術館です。
広場周辺の建物。
英雄広場の南西側から地下鉄1号線に乗って始点駅まで行き、近くのレストランで昼食
をしてから、バスで北郊のエステルゴムとセンテンドレに向かいます。バス車中からの街
並み。
ドナウ川左岸沿いにある、国会議事堂の横も通過しました。
午後、エステルゴムとセンテンドレの観光を終えてブダペストに戻り、夕食後の20時
からは、ドナウ川から町を眺める貸し切りのナイトクルーズ船に乗り、まずは下流に向か
います。
20時を過ぎてもまだかなり明るく、ナイトクルーズという感じではありません。
市街地中心部より上流にあるドナウ川の中州、マルギット島の横を通過しました。
右岸(西側)ブダ側の眺め。
左岸(東側)ペスト地区で、一番の見どころ国会議事堂。
右岸、王宮の丘に建つ王宮にライトが灯りました。
くさり橋の下を通過、ドナウ川に架かる最初の堅固な橋として19世紀半ばに建造され
たとか。ドナウ川に架かる橋の中で、ブダペストのシンボルともいえるもの。
くさり橋から2つ下流の橋の先まで進んで折り返してきた頃には、王宮の輝きもだいぶ
増してきました。
ライトに映える国会議事堂。
1884年から20年の年月をかけて建設されたとのこと。
世界一美しいと国会議事堂と言われる議事堂の横を通過して間もなく、20時50分過
ぎにドナウ川のナイトクルーズを終えました。
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ちなみに、今日、9月10日(土)19時30分~21時にNHKBSプレミアムで、
『関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅「ハンガリー」』が放映されたので、ご覧になった方も
おられるかと思います。
この番組では、出発と帰着駅が、当ブログの最初に紹介したブダペスト東駅で、10日
間のハンガリー国内の鉄道の旅を終えての締めのシーンでは、ブダペストのくさり橋を歩
く関口さんの姿や、「漁夫の砦」に建つ初代国王・聖イシュトバーン像が紹介されました。
(続く)
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今のハンガリーがあるということが感じられました。
どうもありがとうございます。
3年前にチェコを訪ねた時のことを
思い出しました
中欧はいいですよねぇ。
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