あるきメデス

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中央5か国の街並み③ ドイツ・ドレスデンとスロバキアの首都ブラスチラバ

2016-09-06 18:11:22 | 中欧5か国旅行
 2016年9月6日(火)

 今日も蒸し暑く、所沢のアメダスデータでは最高気温32.5℃になり、残暑が続きま
すが、明日からは雨模様のよう。全国各地で次々に来襲する台風の影響で集中豪雨も報じ
られていて、気が抜けません。

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 中欧5か国の街並み、今回は5月31日(火)に訪ねたドイツ東部の古都ドレスデンと
翌6月1日(水)に巡ったスロバキアの首都ブラスチラバです。

〈ドイツ・ドレスデン〉 

 ドレスデンはエルへ川沿いに広がり、「エレベのフィレンツェ」とも呼ばれるる街並み
は世界遺産に登録されていますが、観光したのは1時間余りで雷雨模様だったこともあり、
あまり街並みを撮ることはできませんでした。
 
 プラハからのバスをエルベ川のアウクストゥス橋近くで下り、そばのテアーター広場へ。
川のそばにあるのは、カフェやレストランなどを営む建物のよう。こちらではあまり見か
けない寄棟(よせむね)造りの屋根です。  

 
 広場の南側にはドレスデン王宮が。


 北西側は改装中のゼンパーオーパー(オペラ)(ザクセン州立歌劇場)。


 これも広場に面した建物だが、何の建物だったか確認できません。


      こちらはカトリック宮廷教会。
      

 アウクストゥス橋の横から対岸(北側)の新市街方面を眺めます。
 

 川沿いを東に進むんで、ブリュールのテラスと呼ぶ展望台から流れを眺め、その先のド
レスデン美術大学のそばまで進みました。これが大学とは思えぬ建物です。


 大学の手前を右折してミュンツガッセ通りを南に向かうと、ブラウエン教会の塔が望ま
れます。
     

 教会の南西側はノイマルクト広場です。
   

 ノイマルクト広場を先に進んで王宮に向かいました。


 ドレスデン王宮のひとつ、シュタルホーフという建物の外壁には、高さ8m、長さ102
mにわたって歴代35人の国王などの行進する姿が、マイセン磁器タイル約2万3千枚を
用いて描かれていました。


 この騎馬像は、FRIEDRICH D.STREITBARE という人物のようで、生年代は1381年
-1428年と記されています。
       

 左から右へと王の年代は新しくなっていて、こちらは新しい方からふり返ったもの


 この後、ツヴィンガー宮殿を一巡してドレスデン観光を終え、プラハに向かいました。

〈スロバキア・ブラスチラバ〉

 翌6月1日(水)、連泊のプラハのホタルからバスで南東に約337㎞進んで、12時
半過ぎにスロバキアの首都ブラスチラバの新しい斜張橋、SNP橋のそばでバスを下りま
した。

 ブラスチラバはドナウ川の両岸に広がり、オーストリアとハンガリーとの国境を接して
いて、人口は約41万人というコンパクトな首都とのこと。

 9世紀頃から長い間ハンガリー王国の一部になり、16世紀半ばにはハンガリー王国の
首都となり、1563~1830年の間は、この地の聖マルティン大聖堂でハンガリー王
11人の戴冠式が行われ、その一人マリア・テレジアは好んでブラスチラバ城に居住した
ようです。

 バスを下りたSNP橋際から望むブラスチラバ城。


 SNP橋際から旧市街の中心部に向かって北に進みます。小さな広場の左端に見える塔
が戴冠式を行った聖マルティン大聖堂。


     





 細い通りの途中のレストランで昼食をして、さらに先に進みました。




 この近くで、6歳のモーツアルトが家のまで演奏をしたという「モーツアルトの家」の
前を通過します。


     正面に見えるのは、旧市街の城壁に幾つか設けられていた門の中で
     ただ一つ残るミハエル門。
     

        旧市街の中心部にあるフラヴネー広場へ。 
       

      こちらの塔のある建物は旧市庁舎、現在は市の歴史博物館です。
     

 少しのフリータイムに周辺を巡ってみました。これは広場から延びる別の通りか…。     
     



 ある建物のアーチをくぐると、中の広場では小学生のグループが集まりを終えたところ。


     

 広場の北東側に並ぶ露店。観光客向けの土産物を販売していました。


 広場から東南へ延びる通りへ。次の交差点際のこの時計店の前の路上には、ブラスチラ
バで最も人気のある「下水道の掃除人」と呼ぶオブジェがあります。


 さらに進んで、フヴィエズドラヴォヴォ広場の東端に出ると、目の前にスロバキア国立
劇場(オペラ座)の建物が。


     
 オペラ座前から、豊富な緑陰に覆われて西南に延びるその広場を進みました。
        



 

 広場の北側は、ゆっくりくつろげるカフェテラスなどが並んでいます。




 広場の終わりの三位一体像のあるところまで進んでSNP橋近くまで移動し、バスに乗
ってドナウ川のほとりの高台にあるブラスチラバ城へ。


 ブラスチラバ城は何度かの改築の後、1635~46年にかけての改築で現在の外観が
ほぼできあがったとか。四隅に塔があるので「ひっくり返したテーブル」と呼ばれている
ようです。









 門を入った広場にはモラビア王国のスヴァトプルク王の騎馬像があり、その周辺や南側
の展望台からは、ドナウ川やその向こうの市街地、オーストリア方面などが一望できます。 


 ブラスチラバ城の観光を終えて、ブラスチラバ中央駅からユーロシティと呼ぶ国際列車
でハンガリーの首都ブダペストに向かいました。              (続く)




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