あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

フランス8日間の旅 第4日(ブールジュ、ロワール地方シャンポール城を経てトゥールへ)①

2013-06-20 22:03:16 | フランス旅行
 2013年5月31日(金)



 5時半にいつものようにモーニングコールで起床、6時半から朝食をして、7時半にリ
ヨン市内のイビススタイルホテルからバスに乗る。今日は、観光よりバス移動が多いとい
う。朝の天気は曇天である。


 最初の予定地、フランスのほぼ中央部、ブールジュ(Bourges)までは北西に約380㎞
である。バスは緩やかな丘陵の広がる自動車専用国道N7路線を順調に進む。沿道には、
エニシダのような黄色い花があちこちで咲いていた。


 途中降雨もあったが少しで止んだ。1時間余り走り、「La Boutique」と書かれたガソリ
ンスタンドと売店だけのところで、8時38分から20分ほどトイレ休憩する。


 樹林と牧場が増え、羊や白色の牛などが放牧されているのがあちこちに見え、馬の牧場
もある。


 9時45分から10時まで、周辺に家並みも無くトイレだけのパーキングエリアで2度
目のトイレ休憩。気温が下がっていて涼しい。


 その先は森林が減って平原となり、一面の牧草地やナノハナのような黄色の畑が広がり、
やがて広大な麦畑も増えてきた。



 ブールジュの町並みに入り、11時55分に世界遺産・ブールジュ大聖堂近くでバスを
下り、40分ほど観覧することになる。

 ブールジュ大聖堂の正式の名はサン・テチエンヌ(Saint Etienne)大聖堂。1198年
に着工されたゴシック様式の建築で、半円形の壁面には聖母マリアの生涯、最後の審判、
聖エチエンヌの生涯などが描かれているという。

 上部屋根周辺は修復工事中で、足場や覆いがかけられていた。



 内部に入ると、37.15mあるという高い天井と大きなアーチに荘厳な雰囲気に包まれ
る。



 壁面を飾るたくさんのステンドグラスは12~17世紀にかけて造られ、多くは13世
紀のものとか。





 描かれているのは旧約聖書や新約聖書のシーン、黙示録、最後の審判などのようで、文
字の読めない当時の信者のために描いたのだという。



 当時のままかと思われる色鮮やかな彩りに目を見張らされる。





 そばの庭園も一巡して大聖堂を離れる。門外には日本と同じウツギの花が咲いていた。









 バスで10分ほど乗り、町中のレストランに入って魚料理の昼食をする。





 13時50分頃出発して、バスは古城の多いというフランス中西部のロワール地方に向か
う。ブールジュからは約140㎞になる。



 屋根に煙突の上がる古い建物の多いブールジュの町並みを出る。(続く)




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